今日(17日付)の秋田さきがけ新聞の「杉」というコラムに
「手続きの重要性」というテーマで野田首相と「消費税増税」に
ついて論じている。
『増税を支持する人からは「決められる政治」を称賛する声が上がって
いる。だがその実態は、明白な衆院選マニフェスト(政権公約)違反で
あり、民主・自民・公明3党の談合である。・・・・・確かに民主党の
公約は十分な財源の裏付けがなく、実現できそうにない。だからと
いって、衆院選も経ずに公約にない消費税増税を持ち出してよいわけ
がない。そんなことを許されたら、国民は選挙で何を信じて投票すれば
よいのだろう。・・・・・民主主義では、たとえ結論が同じでも、そこに
至る手続きが重要である。目的さえ正しければ手続きなどどうでもよい
と考えるのは、独裁政治への道だ。』というのだ。
ちょっと引用が長くなったが、私のような年金生活者は、消費税増税は
痛手となる。どの世論調査も消費税増税に反対の声が過半数である。この
国民の声に耳を傾けないで事を進めると、選挙でしっぺ返しを食うことに
なりはしないだろうか。・・・・・・ (サトー)