「中学校青い性篇」 キャンプ、日中編
なぜ今頃中学校特別篇かと言うと、ただ忘れただけで特別意味はない。
中学三年の夏休みです、なぜか最後の夏なので「思い出つくり」と言ってキャンプを
することにしました。 1学級40人です、キャンプは自由参加でした、たしか24人位
参加しました。場所は大湯温泉の川原です。我が中学校にはテントがありません、
隣の皆瀬中学校から借りてきたのでした。引率は担任の先生1人です。
学校から、このときどう行ったのか良く思い出せません。たぶんテントを背負って
1時間半か2時間近く歩いたような気がします。大湯温泉の川原の周辺は温泉
そのものです、あちこちで源泉が噴出しています。
この源泉に生卵を入れておけばまもなくゆで卵になります。
このボコボコ噴出しているのを見て、「地球の屁」 と呼んでいました。
ゆで卵の殻を破るとそんな香りがする、それが動かぬ証拠です。
昼食食べて、川原で水泳ぎではありません、お湯泳ぎです。
川全体が温泉です。
夏休みの宿題なんかする人はいません、だいいち宿題を持ってきた人はいない。
遊びに来たのだから先生の言うことなんか聞く訳ないだろう。
教室から離れたらこっちのものだ、自然に飛び出せば先生の注意は無視です。
“ビッキの面に小便”状態です。(蛙の顔に小便)
岩だろうが川の流れだろうが、遊びの天才みたいな奴等だ水を得た魚状態です。
思いっきり遊んで、自分達で夕食を作り思いっきり食った。
自然のなかで食べることはなんとも言えないご馳走です。
さて、夕食後はキャンプファイヤーです。
燃える火を囲み歌った歌が懐かしい。
「音痴でもみんなで歌えば恥かかず」 (川柳を詠んだかは忘れた)
なんて言いながらそろそろおやすみの時間です。
誰がなんと言っても“橋のおかしな人生!その7”に続く!