小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

子ネコの「真剣白刃取り」

2009年04月15日 | ふるさと

       

昔実家でネコを飼っていました、実家にいた頃の話です。
田植えが終わった頃だと思います。春生まれた子ネコに羽化したモンシロチョウが
飛びまわっているのです。モンシロチョウは子ネコをからかって、近づいては離れ
近づいては離れ飛んでいます。子ネコは近づくたびに片手で捕まえようとしますが、
モンシロチョウは楽しみながらからかっています。なんとも微笑ましい光景です。

          と?そのとき

子ネコは両足で踏ん張って、あの幻の「真剣白刃取り」の秘儀を使ったのです。
ビックリしたのは私とモンシロチョウです。だけど子ネコの肉球がかすっただけで、
捕まえるまではいきませんでした。しばらくからかっていましたが、母ネコが来たら
オッパイを飲みに行ってしまいました。モンシロチョウは畑の方に飛んでいきました。

懐かしい農家の庭先のひとこまでした。
カミさんにこの話をしたら、サブザのネコはハエにも両手で捕まえようとするそうです。

なぜこの話かというと、昔小学校4年のとき委員長に真剣白刃取りをされました。

この話は明日につづく。


そのときの一句 「もんしろちょうゼンマイ仕掛けの紙切れか

                子ネコからかい一人微笑む」子ネコの飼い主