生まれたふるさとが嫌いで
何回か家を出たことがあります
だけどどういう訳か戻ってきます
関東首都圏で働いたことがあります
私の能力が通じない訳ではありません
それなりの生活はしてきました
雪国で生まれて、この年齢まで生きてきて
何度も雪の怖さや恐ろしさを経験してきた
それでも、ここから離れない、
この雪のふるさとに住んでいます
たぶん、私が生まれたとき初めて吸込んだ
空気のせいかと思います
雪の妖精がいるような気がします
雪と一緒に風花が舞っているような気がします
いろんな理由をつけましたが
親孝行の真似事をするためです
素直じゃないなぁ、やっぱり捻くれものだ
ここで一句
「ちびっ娘が 子犬とかけっこ 雪の中 まっかなもみじ 母の手の中」