親子の面会交流を実現する全国ネットワーク(OB)

親子が自由に交流出来るよう、面会交流権の拡大や共同親権・共同監護社会の実現を目指して活動しています。

親子の絆ガーディアン四国 第一回講演会 

2009年06月13日 13時47分10秒 | Weblog
親子の絆ガーディアン四国 第一回講演会 
  離婚後同居できない親子の関係を考える 
~心理臨床家の視点から~

日本では毎年約25万組の夫婦が離婚しそのうち約16万組の夫婦には未成年の子がいますが,日本は離婚後両親の一方にしか親権を認めない単独親権制度をとり続け,先進諸外国の殆どが導入している離婚後共同親権・共同監護の制度を採用していないため,離婚家庭の多くの子供たちが一緒に暮らせない父親、或いは母親と十分な関係を築くことが困難です。また同居する親の意向や偏向した司法判断によって親子の気持ちに関わりなく引き離される例も多く、親子間の人としての自然な権利が奪われてしまいます。
 現在,離婚を契機に自分の子どもと会えなくなった,或いは会いにくくなった親たちが,全国で実態を改善する取り組みをはじめました。
こうした状況に鑑み,当会でも啓発活動を展開するため講演会を開催することにいたしました。当日はこの問題に関する日本での第一人者,棚瀬一代先生に心理臨床家の視点から御講演いただき,併せて日米法制度の違いについてもご解説いただきます。又,講演後は当事者相談会も予定しております。
我が子と会えない・会いにくい当事者の方をはじめとして,離婚後の親子問題にご興味をお持ちの多くの方々をお待ちしております。奮ってご参加下さい。

開催日 :平成21年6月13日(土)13:30~16:30 (開場13:00)
講 師 :棚瀬一代先生 (著書「離婚と子ども」他)神戸親和女子大学発達教育学部教授 大学院文学研究科心理臨床学専攻主任 教育学博士・臨床心理士   
テーマ :離婚後同居できない親子の関係を考える~日米法制度の違い・心理臨床家の視点から~
場 所 :サンポートホール高松 5F 第51会議室
入場料 :1000円
主催  :親子の絆ガーディアン四国
※当団体は「親子の面会交流を実現する全国ネットワーク」加盟団体として2009年2月に発足し,離婚後共同親権や面会交流権の確立を求めて法改正への働き掛けを行うと共に,この問題に関する情報発信や広報啓発活動,当事者支援などを行っています。
ブログ   親子の絆ガーディアン四国&単独親権制度に反対する親の会
http://minpoukaisei.seesaa.net/
親子の面会交流を実現する全国ネットワーク
http://oyakonetwork.web.fc2.com/
連絡先 090-4507-4224(代表 早井)  
 mail:st777riolove@yahoo.co.jp

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6月19日付 朝日新聞(香川13版)にこの講演会の記事が写真入りで掲載されました。
棚瀬先生が語った「米国では、養育計画や養育費の取り決めが無ければ離婚届が受理されない」との例を出して日本の法制度の不備を指摘し、「親は離婚で問題が解決したと思っても子供はそうではない。子供の視点に立って考えなければならない」との談話が掲載されています。