親子の面会交流を実現する全国ネットワーク(OB)

親子が自由に交流出来るよう、面会交流権の拡大や共同親権・共同監護社会の実現を目指して活動しています。

埼玉家裁へ申し入れを行います

2008年07月25日 19時02分19秒 | Weblog
親子ネットの
定例家裁前宣伝です。

野放しになっている
家裁での親子の引き離しに
対し、家裁前での宣伝と
申し入れを行ないます

■日時 7月29日11:50~12:50 家裁前宣伝
         12:50~13:20 家裁申し入れ
■場所 東京家裁前(現地集合)
■問い合わせ 親子ネット 042-573-4010(宗像) 



※(親子ネットは、今までの国立スペースFから以下の場所に移転しました。
〒270-0027 千葉県松戸市二ツ木95 スタジオZ内 親子ネット
TEL&FAX 047-342-8287/oyakonet2008@yahoo.co.jp/oyakonet@mail.goo.ne.jp)

人質弁護をやめさせよう!

2008年07月25日 18時55分50秒 | Weblog
やめよう! 人質弁護
なくそう! 人質調停 
 キャンペーン

離婚に際し、子どもとの面会を取引材料にする行為は人権侵害です
私たちはこういった人質司法を絶対に許しません

お名前(仮名も可)

肩書き

お名前はホームページ、チラシ等で公表するほか、裁判所と弁護士会に提出します

★子どもとの面会を取引材料にされた経験がある方は以下にご記入ください。
(公表はしませんが、裁判所、弁護士会に伝えます)
*絶対にでっち上げはやめてください
子どもとの面会を取引材料にした弁護士の名前

所属弁護士会

子どもとの面会を取引材料にすることを容認した調停員、調査官、裁判官の名前

所属裁判所

取引材料とされた内容
例)離婚、養育費の額、慰謝料(解決金)、面会の回数など具体的に




■集約先(ファックス、メール、郵送で受け付けます)
東京都国立市中3-11-6スペースF内 親子の面会交流を実現する全国ネットワーク
T・F 042-573-4010(スペースF・宗像) oyakonet2008@yahoo.co.jp


※(親子ネットは、今までの国立スペースFから以下の場所に移転しました。
〒270-0027 千葉県松戸市二ツ木95 スタジオZ内 親子ネット
TEL&FAX 047-342-8287/oyakonet2008@yahoo.co.jp/oyakonet@mail.goo.ne.jp)



親子ネット発足集会レポート

2008年07月15日 07時54分04秒 | Weblog
13日の親子ネット発足集会は賛同者も100名を超え、会場も満席となり、盛況のうちに幕を閉じました。
NHKからもカメラクルーと中継車が出て、当日、6時と10時のNHKニュースでこの集会の様子が報じられました。
(http://www3.nhk.or.jp/news/t10015871891000.html#)
集会後のデモにも約30名が参加し、今後の展開に期待を持てる内容だったと思います。
以下はSTAFFとして参加した私(辻)の当日レポートです。


13日は、「我が子に会いたい親の会」「国立(くにたち)子どもとの交流を求める親の会」「親子の面会交流を実現する国分寺ネット」など関連諸団体がいくつか参加して出来た親子交流ネットワークの発足集会日。
数ヶ月前から何度も会議を重ね、いよいよこの日を迎える。
当日スケジュールは以下の通り。

12:30 STAFF集合
13:00 開場
13:30 開始・主催者挨拶
13:40 当事者報告(ポール・ワン、結城みすず、宗像充)
14:40 休憩
14:50 棚瀬孝雄講演
15:50 質疑・討論
16:05 アピール
16:25 今後の行動提起、集会アピール
17:00 デモ出発
19:00 懇親会

自分の仕事はデモ行進時に使うプラカード造りと、当日のビデオ・写真撮影が主な仕事。
書類整理ファイル用の厚紙の耳をカットしてA3用紙を貼り付けてパンチで穴を開け、事前に集めておいた親子引き離し関連ワードをそれぞれ書き込んでいく。
書いてもらったもので使えそうなものはそのまま貼り付けて使い、これを約15枚ほど作成。
現場で対処出来るよう、白紙の紙も在庫分持って行く。

スタッフは12:30集合だったが結構早い時間から人が集まっており、皆それぞれの準備。
俺もプラカードに通す紐を作ってもらったり赤ペンを買ってきて文字に下線を引いたり。

ひときわ背が高くがっちりした体格の映画監督のディビット・ハーンは映画の仕事をしながらこの親子引き離し問題のドキュメンタリー映画を作って芸術祭への出品を考えているという青年で、資金はすでに1千万円は集まったが完成までにはさらに1千万円必要とかで、資金難で大変なのだそう。
持参したNHK並みに立派なビデオカメラで今日の集会の様子を収めるらしい。
撮影で忙しいというところを無理に頼んで彼にも英語でプラカードを一枚書いてもらう。
マスコミはNHKのTVカメラSTAFFが来ていて、昼休みに見たらNHKの中継車も来ていた。
1時半の開場と共に人もぼちぼち入り始める。

ディビッドや他の外人カメラマンの方はどうにも漢字がお好きのようで、自分が書いた15枚ほどのプラカードをわざわざ1枚1枚めくってカメラやビデオカメラに収めているので、そんなに映してくれるならもっと綺麗な字で書けばよかったと少し反省。

開場正面黒板には親子ネットマークやパパママイラストをあしらった立派なスローガン用紙を作って張ってくれていて大感謝。
こういうのはやはり嬉しいですね。
素敵なバッジも沢山作ってくれて、これが結構沢山売れたとの事で、少しでも今後の資金の足しになってくれたらありがたい。
開場は盛況で、満員御礼(40人ぐらい)だろうか。
最後には机も足りなくなるぐらいの人が来てくれた。

司会挨拶、主催者挨拶があり、その後現在も引き離され中の3人の方(ポール・ワンさん、結城みすずさん、宗像充さん)が自分のケースをそれぞれ述べる。
ポールさんは相手方母親が既に亡くなっているにも関わらず日本の裁判所に親権を失わされ、現在も相手方祖父母が孫の監護をしているというとんでもないケースだ。

ここで、用意していたミニDVテープが思った以上の勢いで消費されていくのを見て不安になり、休憩を利用して急遽近くのコンビニに買いに走る。

棚瀬孝雄先生は弁護士であり大学教授でこの問題に非常に詳しい方だ。
自分は撮影係をしていたのであまりじっくりと先生の講演は聞けなかったが、素晴らしい話を沢山されていたということだったので後からじっくりビデオを見てみよう。

講演が終わり数名から質疑応答が出され、その後、関連各団体がそれぞれの活動内容をアピール。
このまま全国組織にしていきたいなどの話をし、今後の活動報告予定を述べる。

しかし終了間際に思いもよらなかったトラブルが発生。
さっきまで残量3時間近くあったバッテリーパックが突然残量ゼロに。
そんな馬鹿な???
しかし何度やってもバッテリーは復活してくれない。ゼロ表示。
当然充電をする時間もない。
しょうがない、他にもビデオカメラを持ってきていただいている方がいたので、後から頼んで何とか1本に編集しよう。

発足集会は閉幕後はそのまますぐにデモの準備。
体の前に掲げるプラカードの準備をしていたらフランス人の方も一枚書きたいというのでフランス語で書いてもらって、その下に自分が同じ意味で日本語訳を書く。
デモには5,6人の外国人の方も一緒に参加してくれるようで、ディビッドも重いカメラを担いで歩道からいい絵を狙う。

会場前の春日通りにはすでにパトカーが赤灯回して待機していて、その後に街宣カーにウグイス嬢二人が乗り込み、デモ隊は最前列に横断幕を掲げてそれぞれプラカードをぶら下げる。
最後尾にもパトカーが付いてくれるので他車に突っ込まれる心配も無し。
3車線の歩道側1車線をまるまる僕らのデモ隊の為に空けてくれ、お巡りさんも非常に協力的なのがうれしい。
街宣カーからウグイス嬢が「親子引き離しはやめよう」とか言うのを後ろのデモ隊がそのままマネするのだが、始めは遠慮がちだったものの、やっていると何だか段々楽しくなってきて、「親子引き離しは許すな!」とか「日本にも拉致はあるぞ!」「そうだ!」とか勝手に言葉を直してしゃべり始める始末で、公道を練り歩きながら言いたい事を大声で喋るのがこんなに楽しいとは思わなかった。なので俺は顔がずっとにやにや。
そうか、主催者はきっとこれが楽しくてやっているのか。。とか邪推する。

茗荷谷近くから始まった抗議活動はその後、文京区シビックセンター前で右折して東京ドームの横を抜け、後楽園の横を通って白山通りへ。
この時も反対車線にまで警官が出て交通整理をやってくれ、感謝。
ドームでは丁度この時ジャイアンツ戦があったようで、我々の「許すなー!」の声に合わせて「そうだ、二岡を許すな!」「モナもだ」とか叫んでる方がずっと付いてきて面白かった(笑)

日曜という事もあってあの辺はかなり人が多く、また家族連れも沢山いて注目度も高かったので、アピール効果は抜群だったのではないでしょうか。
デモ隊が27人ほど、歩道のビラ巻き組を入れると全部で約30名。
30人でこれぐらい盛り上がるのだから、これが100人ぐらいいたら楽しいだろうなぁ。。と思ってしまった。
交通整理のお巡りさんは大変と思うけどね。
ビデオカメラもスイッチ入れてほんの数秒なら復活してくれたりして、短いながらも貴重なデモの映像を少しは収められたし、代わりにとデジカメはバシャバシャ撮っておいた。

その後、デモ一行は白山通りを水道橋交差点まで進み、駅前十字路で秋葉原方面に左折。
そのまま坂を上って少し行ったところにある公園に左折して終了。
わざわざそこまで先導してくれたお巡りさんに皆で感謝の言葉。
向こうも妙に丁寧で礼儀正しく接してくれたのが印象的だった。
いやー、デモってこんなに簡単に出来るんですね。
書類申請その他準備をしてくれた方、お疲れ様です。

2次会の懇親会まで1時間ほどあるのでそのままその公園でダベリタイムとなったが、興奮冷めやらずといった感じで、気分は思いっきりカラオケ歌った後の爽快感に似てるかな。
それまでは自分もデモをやる人なんてみんなアブナイ人と思っていたのだけど(笑)、感想は「楽しかったー!」って感じで、これならまたやりたいっすね。
30人みんなで記念撮影してここは幕。

その後、水道橋の居酒屋まで歩いて移動して、懇親会へ。
この時の乾杯ビールは、夏の蒸し暑さと達成感も手伝って、本当にうまかった!!!
懇親会も30人近くが参加してくれたようで、国籍入り乱れてこの問題の問題点を討論したり信仰を深めたり。
YouTubeでしか見たことのなかった人が目の前にいたり、名前だけずっと知っていた人の顔と名前がやっと一致したり、最後まで「で、この人って誰?」という人が約半分ぐらいいたり、何だかんだでとても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
隣席のカナダの方は日本の司法のあまりの遅れっ振りを嘆いていたので、こちらも日本語、英語、それでも無理ならボディランゲージで色々メッセージを伝えておいた。

6時のNHKニュースではディビッドの嫁さんが「あんたがTVに出てるわよ」と電話をかけてきてくれて、ニュースの即効性というのもすごいなぁと思いました。
以前この問題に詳しい弁護士が「この問題の最終目標はNHKがニュースとして取り上げてくれること」と言っていたが、それもつい去年の話。
まさかこんなに早くその日が来るとは思わなかった。
反響次第では一気に民法改正なんて話にならないかな?
法律を変えるのは決して政治家や法律家だけではないんだなというのを実感できたのも今回の大きい収穫でした。
それで楽しければ言うことなし。

会議が重なってかなりしんどかった事もあったが、勝手なもので終わってみると何だか寂しい。
いや、これは終わりではなく始まりなのだとは思い、ここからさらに前進していかないとね。

今回の活動は今後に大いに希望を持てるものだった。
賛同表明も短い期間だったにも関わらず匿名含め100人を超えたらしい。
現場の調停でそれぞれ戦っておられる方、様々な自助グループや各団体、政治家、弁護士、マスコミ、その他、現在のリソースを終結させればこの問題の解決は決して不可能ではないという希望を持てる発足集会になったと思う。

今回、集会に参加された方、様々な理由で参加できなかった方も含め皆様に感謝したい。
今回はお疲れ様でした。


(文責:辻くにやす)

親子の面会交流を実現する全国ネットワーク発足集会

2008年07月14日 20時38分07秒 | Weblog

(5/22の投稿の詳細です)

■日時 7月13日12:30会場13:00開始~16:30
■場所 文京区立アカデミー茗台会議室A(地下鉄丸の内線茗荷谷駅、後楽園駅下車徒歩15分)
■ 内容
1.報告「親権争いと子どもの立場」ポール・ワン 米国籍。日本国籍の妻の死別後、義父母によって娘と引き離され、児童虐待をでっち上げられて訴訟に
結城みすず(仮名) 子どもの前で夫に突然離婚を告げられ家を出される。弁護士にも調停でも二次被害を受ける。次第に面会を制約され現在は3人の子どもと会えていない
宗像 充 事実婚のため人身保護法により親権者である元妻と同棲相手のもとに子どもを移され、引き離しの間に養子に入れられた。面接交渉調停に相手は出てこない
2.講演:棚瀬孝夫「離婚後の共同親責任と『子どもの最善の利益』」プロフィール:中央大学法学部、弁護士。法社会学。「離婚後の面接交渉と親の権利―比較法文化的考察」(『権利の言説』勁草書房、2003年)、「日本のADR」「日本の調停」(『よくわかる法社会学』ミネルヴァ書房、近刊)、『紛争処理と合意』(ミネルヴァ書房、1996)他著書多数*その他国会他各地の取り組みの報告、意見交換
■参加費 1000円(どなたでも参加できます。賛同者は無料)
■主催 親子の面会交流を実現する全国ネットワーク
■ 連絡先 042-573-4010(スペースF)
メール oyakonet2008@yahoo.co.jp

 

※(親子ネットは、今までの国立スペースFから以下の場所に移転しました。
〒270-0027 千葉県松戸市二ツ木95 スタジオZ内 親子ネット
TEL&FAX 047-342-8287/oyakonet2008@yahoo.co.jp/oyakonet@mail.goo.ne.jp)


「親子の面会交流を実現する全国ネットワーク」への賛同呼びかけ

2008年07月14日 01時31分04秒 | Weblog
私たちは、別居、離婚後も親子が安心して会えるために面会交流の法制化、面会交流への公的な支援を求めています。
また、離婚後の単独親権制度を、離婚後も双方の親の子どもへの責任(共同親責任)が明確になる制度に変えることを目指しています。

日本では現在、別居や離婚後の親子の交流は、子どもを見ている親がいかようにも決めていいことになっています。
親権のない親は法的には親ではなくなり、調停や裁判を経ての面会の合意が無視されることもあります。
そのことが社会的に問われることもありませんでした。

親が自分の子どもに会えない場合、それは会えない親に原因があると見られがちです。これは非親権親差別です。
子育てをともに担うべき親どうしがいっしょに暮らせないのなら、子どもはどちらかの親が見なければなりません。
子どもにとって、どちらの親も親である以上、他方の親との交流を子どもに保障するのが、子どもを引き受けた側の責任です。離婚は婚姻関係の解消であって、親子関係の断絶ではありません。

また、子どもが親の持ち物ではない以上、子どもが親を選べるようになるまで、いっしょに暮らさない親と交流を持つことは、子どもにとって必要なことです。
離婚は子どもにとっては「事件」であり、特段の事情もなく片方の親と引き離されることは子どもにとっていっそうの負担です。またこれは子どもの権利条約にも反します。

現在、先進国では日本のみに残った離婚後の単独親権制度や、親子の面会交流が法律上明文化されていないことは、離婚時の子どもの奪い合いを激化させる原因にもなっています。
連れ去りや人身保護命令の濫用、でっち上げのDVや児童虐待など、離婚時にくり広げられる親どうしの争いは手段を選ばず、それによってかきたてられる両親の対立は、まったく子どものためになっていません。

私たちは、離婚に伴う親子の引き離しをあまりにも安易に追認する現在の状況を、これ以上受け入れることができません。
豊かな親子の面会交流を実現するのは喫緊の課題です。
別居親や離婚家庭の子どもが、離婚によって差別や不利益を受けることがないように、情報、意見を交換するためのネットワークを結成し、7月13日に設立集会を行います。
また、司法、行政、地方議会、国会等、あらゆる場所で声を上げます。賛同と協力をお願いいたします。

■連絡先  〒186-0004東京都国立市中3-11-6スペースF TEL&FAX 042-573-4010(事務局・宗像充)

■呼びかけ人 

植野史(くにたち子どもとの交流を求める親の会)
片哲也(埼玉県新座市・我が子に会いたい親の会)
苅谷厚志(神奈川県横浜市・親子の面会交流を実現する全国ネットワーク)
剣持勉(親子の面会交流を実現する国分寺ネット)
三箇美奈子(埼玉県上尾市・我が子に会いたい親の会)
須田桂吾(神奈川県秦野市・我が子に会いたい親の会代表)
関きよみ(東京都町田市・我が子に会いたい親の会)
田崎良之(東京都足立区・我が子に会いたい親の会)
龍川美沙子(東京都三鷹市)
辻くにやす(千葉県松戸市・我が子に会いたい親の会)
堤則昭(長野県白馬村・離婚後の子どもの権利を守る会)
デビッド・ブライアン・トマス(CRCジャパン)
テムラク歩美(米コネチカット州・離婚後の子どもを守る会)
中野淳介(兵庫県神戸市・我が子に会いたい親の会)
中村淳一(親子の面会交流を実現する国分寺ネット)
古川直樹(くにたち子どもとの交流を求める親の会)
森田浩昭(離婚後の子どもを守る会)
山口理恵(埼玉県・我が子に会いたい親の会)
渡辺理(親子の面会交流を実現する国分寺ネット)

*賛同カンパは下記に記入して直接手渡すか、郵便振込み(00190-7-743217「親子の面会交流を実現する全国ネットワーク」と明記しお名前の公表の可否もご記入ください)をご利用ください。
個人1000円、団体3000円です。

「親子の面会交流を実現する全国ネットワーク」賛同申し込み
■ 名前          公表の(可・否)
■ 肩書き・所在地等
■ 賛同   口         円
■ 住所 2008年  月  日



※(親子ネットは、今までの国立スペースFから以下の場所に移転しました。
〒270-0027 千葉県松戸市二ツ木95 スタジオZ内 親子ネット
TEL&FAX 047-342-8287/oyakonet2008@yahoo.co.jp/oyakonet@mail.goo.ne.jp)

子どもに会えない親が国立市長に要請

2008年07月06日 16時29分06秒 | Weblog
7月3日、くにたち子どもとの交流を求める親の会の宗像、植野他1名で、国立市長と面会し、離婚後の親子の面会交流への支援を求める要請を行ないました。
市側は、関口博市長他、雨宮福祉部長、兼松福祉計画課長、町田生活福祉課長の4名が当事者の話を聞いてくれました。

親の会は、担当部署や相談窓口を決めたり、パンフレットを作成し、情報提供や啓発活動を行なうように市に求めました。
関口市長は、新しく組織改正されて設置される予定の子ども支援部に、離婚後の面会について認識のある職員を配置することを今検討していると答えました。

ただ、これまでDV被害者への支援という形で、母子の保護という観点から施策を進めてきたので、面会交流を促進するというのであれば、市がどっちを向いているのかわかりにくくなる、広域にかかわることなので市独自の支援がどの程度可能なのか、また支援の対象を面会の促進に置くのか会えない親の支援に置くのか、勉強して、議論する必要があると説明しました。

親の会では、そもそも離婚しても子どもの面倒はどちらの親も見るというのが基本であり、DV被害者保護は特例であると説明した上で、国立市が独自にできることをいっしょに考えていきたいと活発な意見交換をしました。
市側が提示した論点は、自治体が今後この問題を取り組むにおいて整理する必要のあることなので、親の会でも議論を深めて、面会支援の国立モデルができないか追求していきたいと思います。

国立市では、男女共同参画・人権についての市と市民の共同事業を毎年行なっているので、この問題を市といっしょにできないか提案していくつもりです。    (宗像)