親子ネットでは10月2日付けで全弁護士会に人質弁護活動についての要望書を提出しました。それに対する回答が鳥取、山口、大阪、第一東京の4弁護士会から来ました。親子ネットでは、4弁護士会の回答への返信を以下の通り提出しました。親子ネットでは、今後も離婚時の人質取引をやめるように取り組みを続ける予定です。
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2008年10月30日
鳥取弁護士会会長
大田原 俊輔 様
大田原 俊輔 様
人質弁護活動についての要望書への回答につきまして
親子の面会交流を実現する全国ネットワーク
代表 宗像 充
代表 宗像 充
2008年10月2日付「「人質弁護活動についての要望書」についてのご回答をいただきましてありがとうございます。
人権は、個別の事情に照らして考慮されるべきことは当然ですが、法によって基本的
人権は、個別の事情に照らして考慮されるべきことは当然ですが、法によって基本的
人権が与えられるものではなく、また、現在の法制度が別居親と子どもの権利を十分に保障するものではない以上、私たちは、法を運用される方々の自覚を促すしかありません。
引き続き私たちは、当事者の人権救済を働きかけていくつもりですので、今後とも貴会のご理解、ご協力をお願い致します。
また、私たちの活動と親子引き離しの問題についての資料を同封いたしますので、ご参考にしてください。
引き続き私たちは、当事者の人権救済を働きかけていくつもりですので、今後とも貴会のご理解、ご協力をお願い致します。
また、私たちの活動と親子引き離しの問題についての資料を同封いたしますので、ご参考にしてください。
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平成20年10月8日
親子の面会交流を実現する
全国ネットワーク
代表 宗像 充 様
親子の面会交流を実現する
全国ネットワーク
代表 宗像 充 様
鳥取県弁護士会
会長 大田原 俊輔
会長 大田原 俊輔
ご要望に対する回答の件
本年10月2日付の要望書に対し、つぎのとおり回答いたします。
1.貴殿らのご要望につきましては、会長としてご要望に添いかねます。
2.理由はつぎのとおりです。
① 当会の会員の中で、貴殿らの主張する人質弁護を弁護士の独断で行なっていると思われる事例は、多数の家庭裁判所関連の事件を扱っていますが経験しておりません。むしろ、当事者が会わせないというのを代理人弁護士が調整しているというのが大多数であり、このような事例が一般的とされることは当会会員にとっての侮辱と受けとられます。
① 当会の会員の中で、貴殿らの主張する人質弁護を弁護士の独断で行なっていると思われる事例は、多数の家庭裁判所関連の事件を扱っていますが経験しておりません。むしろ、当事者が会わせないというのを代理人弁護士が調整しているというのが大多数であり、このような事例が一般的とされることは当会会員にとっての侮辱と受けとられます。
② 弁護士が積極的に面接交渉を拒否する場合、当然、正当な理由を主張するケースがほとんどです。この理由が通るかどうかは最終的に裁判所で決定されるものであり、弁護士会の執行部が個別ケースを離れて人権侵害と判断できるものではありません。
③ なお、現実には、面接への拒否は、暴力の発現、こどもの連れ去りをおそれてのものがほとんどです。そのため、アメリカなどでは、公的機関による面接交渉センターなどで対処しています。運動の対象について再度ご検討されることを希望しています。
以上
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平成20年10月16日
親子の面会交流を実現する全国ネットワーク
代表 宗像 充 殿
代表 宗像 充 殿
山口県弁護士会
会長 内山新吾
会長 内山新吾
「人質弁護活動についての要望書」について(ご連絡)
冠省
標記につきまして、次のとおりご連絡いたします。
この問題については、現状認識やその評価が、個々の弁護士によって分かれるところであり、当会としては統一的な見解を示すことはできません。したがって、貴ネットワークからの要望については、一つの見解として参考にさせていただくことにします。あしからず、ご了承ください。
標記につきまして、次のとおりご連絡いたします。
この問題については、現状認識やその評価が、個々の弁護士によって分かれるところであり、当会としては統一的な見解を示すことはできません。したがって、貴ネットワークからの要望については、一つの見解として参考にさせていただくことにします。あしからず、ご了承ください。
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大弁委116号
2008年(平成20年)10月16日
大弁委116号
2008年(平成20年)10月16日
親子の面会交流を実現する全国ネットワーク
代表 宗像 充 殿
代表 宗像 充 殿
大阪弁護士会
会長 上野 勝
会長 上野 勝
ご回答
貴会から当会に対して郵送された2008年10月2日付の「人質弁護活動についての要望書」に対して次のとおり回答いたします。
当会において慎重に検討させていただきましたが、貴会の3点のご要望事項については当会会員の個別事件処理の方針等にかかわることですので、いずれも応じることができないという結論に至りました。
取り急ぎ回答いたします。
当会において慎重に検討させていただきましたが、貴会の3点のご要望事項については当会会員の個別事件処理の方針等にかかわることですので、いずれも応じることができないという結論に至りました。
取り急ぎ回答いたします。
以上
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平成20年10月23日
親子の面会交流を実現する全国ネットワーク
代表 宗像 充 殿
代表 宗像 充 殿
第一東京弁護士会
会長 村越 進
会長 村越 進
前略
貴ネットワークからの要望書を受領いたしました。貴重なご意見を有り難うございました。
貴ネットワークからの要望書を受領いたしました。貴重なご意見を有り難うございました。
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