地球温暖化・洪水・熱波

神は強いて人口抑制する。

晩秋（カット）

生命賛歌

いいぞ。しょせん！

しょせんワタシは

歩き始めた植物のようなもの

脚はまだこんなに重たいじゃないか

体はまだこんなに堅いじゃないか

疲れたら天を仰ぎ大気を吸え

嬉しいなら太陽に向かいけたけた笑え

ワタシは歩き始めた植物

たとえ選んだ道の

すべてが誤っているとしても

生きていることは

もともとが美しい誇張表現なのだから

秋二題 その二

そこで踏み間違えたかもしれないという濡れそぼちた追憶。

秋二題 その一

誰かがどこかで奏でようとする乾いた幸福。

反省の半生

反省する人間が損するこの世の中は何だ。




～ある人の言葉（３３）

カノジョ

かのじょが去ったあと、私に残ったのは、




かのじょはここにいなかった


あのときからずっと






というとてもさみしい感覚だけだった。

食事の借景

食欲の秋である。
何を眺めがら食べると一番食欲が増すであろうか。
写真は川を眺めている。しかしガラス越しのせいか
味は今ひとつだった。

噴火する火口なんてどうだろうか。とても
エキサイティングな食事になりそうである。

男性なら女性の姿。女性なら男性の姿。
しかし目には楽しくても食欲が増すことには
ならない気がする。私は
女性と食事を共にすると食欲が出ない。
いろんなことが気になるせいであろう。

星空。やっぱり食欲とは関係のない
感情の部分が高まりそうである。

豚や鶏や牛。今食べているものの生前の姿。
論外である。ナイフとフォークを動かす
自分が浅ましく思えるだけである。

何を眺めると食事が美味しいのだろう。
友に相談したら、
お前が食べているものをちゃんと見て食え。
と叱られた。

鳥と雲と夕暮れ

雲を写そうとしたら鳥が入ってきた。
鳥を写そうと狙っていたのではない。

自信の在り処

自信？　自信かい。
そんなもなあどっかへ仕舞い込んじゃってねえな・・

いや容易に出てこねえ。何しろずいぶん奥の方だ・・

そうだ思い出した、この胸の奥底だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　ははは。

～ある人の言葉（３２）