た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

地元の温泉「白糸の湯」にて詠める歌

2024年07月14日 | 短歌

 

 東屋と母屋の間に落ちる雨

 

   手を差し伸べて又  湯舟に沈まん

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秋一首

2018年11月02日 | 短歌

 小諸城址(懐古園)の紅葉を見る。落ち葉を踏みしめて、つくづくと思う。

 

 

 

痴れ者は 今も昔も 風吹けば 先を争い 散り果つ落ち葉

 

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狂歌一首

2015年11月21日 | 短歌
  こうのとり   運ばぬものは   数知れず


            犠牲となりし   生まれえぬ子ら 
   
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冬一首

2013年01月27日 | 短歌
 かつての学友、東京より来たる。

 一晩飲み、翌日共にスキーをして別れる。


大学を 取り戻すとて 飲む麦酒 久方の友 氷点の街


 
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甲府に向かう道中の食事処にて

2012年07月23日 | 短歌
 もくてきも いみも 要らぬと さとるとき

       こころに 沁み入る 旅先の あめ
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歌一首

2012年06月14日 | 短歌

世界とは 出会い 知り合い 他流試合

         気づけば連れ合い  傷つけば愛


──S君から受け取りし短歌つき絵葉書に対する返歌として詠める歌
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朝顔

2009年09月11日 | 短歌
車ばかり所狭しと行き交えど

  路肩の朝顔はみな上を向いて咲く 
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秋ぐち

2009年08月23日 | 短歌
秋風や 寿司屋で景気を尋ぬれば 一貫のみでも客は客なり
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忙殺の終わりに(城の堀を眺めてひとり宴を冷ましつつ)

2009年08月21日 | 短歌
はくちょうは
たれが見ずとも白鳥なりき
このよいに
このよいにてぞ
夏はおわりぬ
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2008年02月17日 | 短歌
今日ついた 嘘の数だけマッチを擦れば 幼き顔に夜叉の隈取
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