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ラストナイツについて、そのCASSHERN

2016-10-12 18:48:00 | アクション

 やっと見れました、ラストナイツ。
 去年、劇場で見よう見よう思ってたのにズルズル見逃しちゃいましてw

 紀里谷監督の作品はキャシャーン、ゴエモンと見てますが
 特に俺はキャシャーンが好きでね。

 今作なんか雰囲気がそのキャシャーンっぽくって好きでした。

 映像にメリハリがあるというか、雪が舞い散る白い世界。
 美しい。正に紀里谷ワールドでした。

 ただ内容はお察しでしたがw
 正直、劇場で見なくて良かったな~とホッとしていますw

 ストーリーはまんま忠臣蔵です。
 吉良に打ち首された主君浅野を、家臣である大石が討ち入りで敵を取る。

 それを西洋や騎士道に当て嵌めただけです。
 気になったのは前半の浅野が打ち首になるまでの話で、なんか滅茶苦茶でしたw

 忠臣蔵と同じく、浅野は賄賂を拒んで吉良に処断されてしまうんですが、その前に少し事情がありまして…

 老体の浅野は寿命なのを自覚していて、主人公である大石に自分が死んだら後を継いでくれと、領土あげるよと前に言っていたんですね。

 そうなって来ると話が違ってくるというか…
 その話の上で普通に賄賂断るか~!?w

 浅野がやたら強情過ぎて、賄賂を渡さない下りに説得力がなかった。

 国の腐敗や大臣の汚職も解りきってる癖に。
 世継ぎ問題だってある。自分の代で揉め事起こすかフツー?

 そこは穏便に済ませるだろw
 タイミングが絶対おかしいって。

 一先ずは渡しておいて、例えば…

 吉良「賄賂が少ない。もっと出せ」
 浅野「これ以上は無理です」
 吉良「俺に逆らう気か。家取り潰しだ」

 こういうのでいいんじゃない? 

 もっと理不尽な理由で殺されてた方が義士っぽくて良かったんじゃないか。

 皇帝の命で大石に首を斬られ、家は破滅…。

 自業自得かなぁw
 まぁ、欠点はそれくらいで後半の討ち入りは怒濤の展開。やっぱ見せ場はここよな!

 今までの展開で腑抜けになった大石。

 完全に騙されたわ~w そりゃ討ち入りすんだから当たり前なんだけど、
 後半は本当に物語に引き込まれました。

 アクションも派手で良かったし、伊原剛志さんも良い味出してましたよ。

 伊原さんだけじゃなくアジアだの黒人だの人種がごった煮で単純な西洋ではない独特の世界観。
 今までのハリウッドとは違うって感じがありました。

 自然と入り込めるというか、作品全体として大らかさがあります。

 日本人監督ならではのような気がします。
 これと一緒にアベンジャーズも見ててあれも世界的な話だったけど、異物感がありましたし。

 見比べると違う。

 ハリウッドとも邦画とも違う。
 今までの映画とは違う。新しい可能性を持った作品だと思いました。

 紀里谷監督のファンは見といて損はありません。
 次回作も気になる所ですね。

 では、また。




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