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おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

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キラーコンドームについて、その片玉刑事

2025-03-01 06:13:00 | モンスター映画

 1996年のドイツ製ホラーコメディ映画。
 アマプラ漁ってたら、なんか目を引かれ視聴。

 タイトルだけで衝動的に見た作品ですが、意外に名作らしいw
 ラルフケーニッヒ氏という方の漫画が原作で、その漫画の方も各国で翻訳版が出て人気なんだとか。

 世の中、まだまだ知らない作品があるもんやね〜。
 クリーチャーデザインをかの有名なギーガー氏が担当。デザインも何も、ただのゴム型の化け物なんだがw

 最近ディレクターズカット版が公開されたりと、色々と話題にことかかない。
 現代に復刻されるだけ、それだけ印象的な作品なんでしょうね。

 と、前置きはここまで。早速視聴。

 主人公はニューヨークで刑事をしてるマカロニって奴。
 そこで、男のチ◯ポが食いちぎられる謎の事件が起こり、マカロニ刑事が捜査に乗り出すと……という導入。

 タイトルといいストーリーといい、ふざけ切ってる作品ですが、見た後の感覚はしっかりしてる。
 映画1本、なんかちゃんとしたやつを見たなと。失礼な言い方だが。

 失礼というか、キラーコンドームですからねw
 そりゃなんかもうちょい、テキトーに作った作品なんかなとw

 言うたら真面目にふざけてるというか。やっぱドイツのお国柄が出てるんすかね?
 コメディながら、真面目なとこやしっかりした部分が滲んでます。

 クリーチャーの設定や敵の陰謀やら、凝った説明で納得が行く。
 映画として丁寧な作りで見やすいし面白いんすよね。

 原作漫画知らんけど、人気になるのも頷ける。
 物語が一から十、起承転結がトントン進む。ギャグもやりすぎじゃないし、人間が誰を愛してもいいというメッセージ性もある。

 なんかタイトルで損してるだけのような?w
 でも、ふざけるからこそ、伝わるメッセージもあるのではと、今なら思います。

 では、また。



プー2について、そのあくまのくまさんとじゃあくななかまたち

2024-11-09 07:00:00 | モンスター映画

 『プー』の続編。
 UNEXTで配信してると知り、早速視聴。

 何気に楽しみにしてましたw
 出オチ作品ながら、やっぱこういうのって見たくなるじゃないすか。

 それに、今作は単なる続編じゃなく、さらなる派生作品へ向けた内容らしく。
 とりあえず、その一端だけは覗いておこうかなと。

 ザ・ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース
 童話原作ホラー映画のクロスオーバーという壮大な世界観が構想されてるとか。

 まだ未定ながら、来年に『プーユニバース モンスターアッセンブル』が公開予定。
 今発表されてんのはピーターパン、バンビ、ピノキオが参戦する。

 最近、シンデレラとか3匹の子豚のホラー映画もやってなかった?
 あれは関係ないん? なんか出オチ童話原作が流行り始めてんのかw

 バカバカしい企画やが、そそられるのも事実。
 謎の期待感を持ちつつ、ひとまずは『プー2』を視聴してみた。

 総評から言うと、まぁ、もういいかな?w
 これから作品を見続けようと思ってたが、俺はプーユニバースから卒業します。

 う〜ん、単純にホラーとして、もうちょい頑張ってほしかったよな。
 お祭り映画って立ち位置なんは、そりゃそうなんだが。

 もっと面白くできたやろ〜。
 プーのコスの造形が綺麗になったり、グロも多くなって進化してる部分もあるとはいえ。

 てか、コイツラこんな喋ったりしてたっけ?w
 前作の記憶ほとんどないが、続編なりの面白さはあるんかな。

 オウルが別物過ぎて微妙。酸吐いたり、ただのモンスターじゃんw
 まぁ、まだここら辺は「なんやこれ」って笑えるし、作品全体の悪ノリな感じは見てて好きだった。

 とにかく内容かな。もっと引き込まれる展開にしてほしかった。
 プーの正体。100エーカーの住人は人間の子供と動物の遺伝子を融合した怪物というのが分かり。

 で、プーがその人体実験によって生み出された、クリストファーロビンの弟・ビリーだと判明し。
 そういう核心に迫るような話の流れになってるんだが、俺は別に興味ないなw

 そんなことより、スプラッターに力入れてよ。それが肝じゃないの?
 前作とあんまやってること変わんなくて、そこがとにかく残念。

 触れ込みでは、アッシュタウンに悲劇が〜って言ってるのに、結局襲ってんのナイトクラブだからね〜。
 ナイトクラブで無抵抗なパリピを殺して回る。これは俺の趣味だが、無抵抗な人間襲うの見るのつまんないんよね。てか、前作でやったじゃんそれ。

 もっと違う趣向が欲しかった。
 プー達は人造人間で再生能力もあるけど、銃とか、武器で倒されちゃうんで。

 人造人間としては微妙に弱くてね。
 だけん、戦い方がなんか卑怯くさいんだよな。

 武装してる奴らは各個撃破。で、無抵抗な人間は嬉々として襲う。
 それ見てると、相手選んで襲ってんじゃねーかなって。日和ってんじゃないのと。

 冷めるんだよな〜。相手なんか選ばずに無差別に殺してってほしいわ。
 警察とか軍隊とか、大立ち回りで戦ってほしい。

 無抵抗な人を嬲るん見るの好きならええんやろが。
 俺はあんまりカタルシスを得られんで拍子抜けしてしまったな。

 まぁ、とりあえず見れて満足やわ。
 俺はこれでプーバースから足を洗いますw

 では、また。



ヘルディセントについて、そのMOAB

2024-11-02 19:41:00 | モンスター映画

 アマプラを久々に漁ってたら発見。
 また『ディセント』の便乗量産型二番煎じ作品かぁと思ったら、本家本元ディセントのニールマーシャル監督の最新作とのこと。

 気になったんで視聴。

 ストーリーは、2017年のアフガニスタン。
 主人公の空軍パイロットがゲリラの攻撃で撃墜され不時着。偶然逃げ込んだ旧ソ連基地に怪物が……といったお話。

 CGだったり映像はチャチなんは否めんがw
 話のテンポ、スピード感。シンプルで見やすい。

 1978年に始まったソ連のアフガン侵攻。
 実はソ連が発見した宇宙船を拿捕するためだったとか、設定もぶっ飛んでて目を引く。

 キャラも立ってたかな。
 少佐カッコよくて強い。黒人のおばちゃん、好きだから生き残って欲しかったな。

 米軍vs人造エイリアンを直球で見せてくれる。
 まぁ、面白さはほんっっっとうに! そこそこなんで!

 皆さんが思ってるより佳作な出来ですw
 でも、この手堅さ感。見る人によってはたまらんと思う。

 暇な時見れば、至福の時になります。
 では、また。

 

クワイエットプレイスについて、そのDay1

2024-09-16 13:25:00 | モンスター映画

 『クワイエットプレイス』第3作目になります。
 正直あんま好きなシリーズではないし2作目は見てないけど、このDAY1は予告で面白そうだなと。

 劇場公開は見逃しましたが、UNEXTで配信開始。
 劇場公開から2ヶ月くらいですぐ配信とは。こちらとしてはありがたい限りやが。

 ストーリーは、音を出すと襲ってくる化け物が蔓延った世界で生きる。
 その化け物が地球へ来襲した正に1日目。偶然NYを訪れていたサミラと愛猫との逃避行。

 舞台はマンハッタン島で、化け物を隔離するためアメリカ軍は島の橋を爆破して封鎖。
 島内でのサバイバルと脱出劇という、話がシンプルでそこはまず好印象。

 主人公サミラは末期癌という設定。だから、何が何でも生き残るんじゃなく、自分の死期を悟ってる。
 思い出の地NYで自身を見つめ直すような精神的な描写。一般的なモンスター系、少なくとも主人公にはいなそうなキャラで、そこも捻った展開で面白い。

 猫のフロドちゃんも名演。ネズミ追ったり水飲んだりかわいいw
 エリックも茫然とした感じが良い。物語を引き立てるキャラ。

 化け物が水苦手ってのは初出? そんな設定あった?
 ちょっと都合良すぎではあるが、生き残りの難易度としては丁度良いんかね。

 脅威に晒され為す術のない人間達。その群像劇。
 めちゃめちゃ傑作とまでいかないけど、手頃なモンスター系作品には仕上がってる。

 この手頃感がたまらん。この前見たロムルスもこういうスリムな作品やた。
 変に気負わず作るのも大切やな。UNEXTで700円。ポイントで払ったとはいえ、ちょっと割高とは思うがw

 これからタダになって見る分にはオススメ。
 逃げるだけってのも良いが、次作はアメリカ軍と化け物の戦いとかあったら見たいかも。

 では、また。




恐怖ノ白魔人について、そのフォシュール

2024-06-07 09:27:00 | モンスター映画

 『屋敷女』のアレクサンドルバスティロ、ジュリアンモーリー両氏の共同脚本共同監督のホラー映画。
 バスティロモーリーはコンビで色んな作品を撮ってるそうで、これから追う予定。

 屋敷女面白かったんで、今作も期待大で視聴。
 昨日に引き続き、また邦題詐欺のようなタイトルですが、今日も見たまんまの話w

 ダニエル、トマ、ビクトルの問題児3人組は学校をサボって抜け出す。
 近くにある廃墟の映画スタジオ《ブラックウッズ》に忍び込むが……

 冒頭、とある夫婦の話から始まり。
 初っ端、急展開で狼狽えますw アクセル全開でかなり興奮する。「これからどうなるんだー⁉」って。

 まぁ、冒頭がピークだったかな?w
 特に白魔人の正体が明かされてから。中盤はけっこうドキドキしたんだが。

 SCPのシャイガイみたい。白塗りのおじさん。
 造形はイマイチ。「あ、そんな感じね」っていう。

 屋敷女みたく、警察が助けに来てくれての安心感。
 そっからの落差やテンポで話が保ってて、つまらなくはないが、キレは落ちてるわな。

 拍子抜けな内容だったけど、他の作品に期待ってとこか。
 これからちょくちょくバスティロモーリーの話を見てきます。
 
 では、また。