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おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

名も無き世界のエンドロールについて、そのプロポーズ作戦

2023-07-09 12:45:00 | 邦画 スリラー

 キダ・マコト・ヨッチ。3人は小学生からの幼馴染み。
 やがて大人になり、キダとマコトは自動車工場で働いていた。

 そこに大物政治家の令嬢・リサが工場へ車を乗り付けてくる。

 その日から、マコトは姿を消した。
 
 行成薫氏の小説を映画化。なんか評判高いっすよね。
 何の前知識もなくジャケ借り。最初、なんのこっちゃでしたが。

 めちゃめちゃ面白いっすね、この映画。
 調べんで良かったわ。マジで何も知らんと見るとびっくりする。

 てか、映画って何も調べずに見る方が面白いっすねw
 地雷が怖いから、ちゃんとあらすじとか調べてから見るんだけど。

 ようやくこの境地に達したかw 俺の映画人生第2章が始まるw
 理解ができるまで、ちょっと時間かかりますが。後半、歯車がガッチリ噛み合って、めっちゃ爽快。

 過去現在を行ったり来たりして、徐々に謎が紐解かれる系。
 ストーリーの妙というか。素晴らしいの一言。

 岩田剛典×新田真剣祐の主演コンビ。
 「アキラとあきら」に劣らない、絶妙のコンビネーション。

 最近人気やね、がんちゃん。「あなして」ってドラマ、あれも面白そうだし。
 ジャニもそうやがEXILEの若手も、急に演技上手いのが出現しだすの。どういう現象なんやろうな?

 マッケンユーもしっとり落ち着いた演技でした。
 俺としては親父さんみたく、ゴリゴリのアクションスターを目指してほしいんやがw

 この映画の後日談ドラマ「Half a year later」も見ました。
 キダの裏仕事の話で本編にも絡む、良質な外伝だと思います。

 久々にちょっとロスを味わってます。
 なんつーか、そんな捻ったり食った話ではないですが、とにかく刺さった。

 見た後、脱力感。エモいってこういう気分なんやろなと。
 やっぱ最近の邦画面白い。つくづく身に染みました。

 では、また。
 


#マンホールについて、そのマンホール女

2023-05-07 16:37:00 | 邦画 スリラー

 2月に劇場で見た映画をレビューします。
 かなり今さらですが、面白かったもので……

 新作映画を見に行ったんですよ。優等生です。誉めてくださいw
 ご紹介するのは邦画「#マンホール」です。

 他人から薦められ、イヤイヤってわけじゃないんですが、そこまで乗り気でもなく観賞。
 冒頭パッとせず「うわぁ、騙された……」と思いながら見てたら、そっから心臓バクバクw

 ノンストップ。怒涛の展開。は~、ド肝抜かれた。めちゃくちゃ面白かった。
 よくよく整理したら「あぁ、そういう話ね」とはなるんだけどねw

 何も知らんと見るとマジで意表突かれる。直撃を食らう。
 皆さんもとりあえず情報を得ずに一回見てみてください。

 あらすじも「酔った男がマンホールに落ちる」。それだけです。
 レビューの体を為してないが、もう他に言い様がないんですよね。ごめんなさいw

 とにかくハマりますから。損はさせません。
 まぁ、これを見て何か勉強になるとか感動するってことは特にないけどw

 暇潰しとして、めちゃくちゃ価値があると思う。
 失礼な言い方だが、でも、映画って本来そういうモノでしょ?

 やたら、芸術性やらが評価されすぎなんよ。本来の映画の主旨とはこういうもん。
 マリオもなんやゴチャゴチャ言われてたもんな。商業主義で魂がないだの。

 うるせえ! うるせえ! うるせえ!w
 エンターテイメントでいいじゃないすか。劇場でワッと盛り上がって「面白かった~」言うて帰る。で、いつの間にか忘れるとw

 それだけで良い。出来としては傑作でもなく佳作の部類。
 でも、最高の佳作。それで良い。いや、マジでそう。

 映画は暇潰しです。でも、有意義でした。
 では、また。



ソロモンの偽証について、その裁判

2022-10-23 11:39:00 | 邦画 スリラー

 原作者・宮部みゆき氏が構想15年、執筆9年。
 小説家人生において、最高傑作と称した超大作。待望の映画化。

 韓国でもドラマ化してるそうで注目度・期待値。
 アマプラにあるの知らなくて、見つけた瞬間、ウキウキして見た。

 まぁ、総評で言うとそこそこ面白いという。
 アンチャーテッドでも似たような感想言っちゃったけどw

 やっぱあんま期待しちゃいけないんやな。
 でも、前後編4時間半の映画にしては退屈せんかった。

 もっと短くしてくれとは切に思うw
 描写・情景を丹念に撮影してはいるから、文句を言い辛いが。

 後は、この映画の一番の見所である役者さん達ですね。
 1万人規模のオーディションを敢行して選出された精鋭。

 全員が十代。学校をテーマにした作品として破格の臨場感。
 これだけでも見る価値があると思う。迫力に圧倒される。

 正直、ストーリーの方はあんまりだしなw
 これはミステリーとして見るからいけないんだろうけど。

 青春映画です。ティーン映画、青春ファンタジー映画です。
 「僕らの七日間戦争」とか、近いのはそういう作品。

 ミステリーとしては、ビックリするよりか「え?」って感じ。
 そこは心を広くして見るのが良いと思うw

 ただ、視聴後の爽快感はパないです。
 裁判がテーマなんですが、その裁判を通しての精算や贖罪。

 踏ん切りをつけ、前を向いて再び歩いていく。この爽快感。
 だから言ったでしょ、青春映画だってw

 何にせよ、傑作。最近の邦画の勃興具合はヤバいですねw
 ぜひ見てほしい映画。オススメです。

 では、また。



金田一耕助の冒険について、その鏡の中の女

2021-02-05 04:24:00 | 邦画 スリラー

 大林宣彦監督作きっての駄作と名高いらしいなw

 一応原作があって短編集の金田一の未解決事件。
 それを完結させようってスタンスらしい。

 題材からしてそもそも微妙だが、ようここまで話膨らませたわ。

 最近、金田一作品にハマって石坂版5部作見たけど、
 この「金田一の冒険」が一番難解だったw

 今も話理解できてないw
 パロディもよく分かんなかった。

 大林節は随所で炸裂しとったな。
 テンションで乗り切る感じ?

 角川映画って当時すっげーバカにされてたんだってな。
 製作費・宣伝はすごいけど中身は薄いって。

 本当かな? 面白い映画ばっかのイメージなんだけど。

 復活の日も角川だし、里見八犬伝、蒲田行進曲、尾道三部作だってそうだし。
 これは俺が角川映画見すぎなだけかもせんなw

 でも、角川さんがそういう中傷を面白がってパロディ映画を作っちゃえと。
 それを逆手に取ったコメディを撮りたいと。

 という悪ふざけ映画。
 それを金田一でやるか?って話なんだがw

 俺は好き。
 これくらいツッコミ所があった方がレビューも書きやすいw

 一応、角川さんはプロデューサーとして「悪霊島」「悪魔が来たりて~」や何なら石坂版の第一作「犬神家」とか。
 真面目な金田一作品にも関わってるし、この人だからこそ許される部分あるかもね。

 古谷一行さんはTVドラマ版金田一の主演ってことで。

 なんか石坂さんの演技にそっくりじゃない?
 金田一の原作もこんな喋り方というかイメージなんかな? 読んだことないから分からんが。

 田中邦衛さんはこんなハキハキ喋ってたっけ?
 これは物真似の見すぎだな……

 ダイアローグライターってセリフを手直しする仕事らしいな。
 そこにつかこうへいさん。だから、セリフが蒲田っぽいんかw

 最初のOPも良い。
 和田誠さん。ここも蒲田かw

 最後には角川晴樹本人が登場。
 当時こんな若いんやね。

 原作者の横溝さんも登場。もうなんなんだこの映画w
 横溝さんにあのセリフ言わせたのは偉いと思う。

 金田一の未解決事件というけれど、この映画の終わりも相当意味不明だがやw

 金田一も金田一なりに苦労してるってことなんかな?
  黄門様も最初から印籠出す訳じゃないすから。

 小説や映画の盛り上がりを考えて……言い訳にはならないかな?w

 1979年、一連の金田一作品が落ち着いた時期に公開された作品と考えると、
 中々味なものだと思います(何を言ってるんだ俺は)

 では、また。



ちなみに大林映画最高傑作



メランコリックについて、その松の湯

2020-09-27 22:12:00 | 邦画 スリラー

 東大を卒業しながら特にやりたいこともなくバイトを続ける実家暮らしのフリーター・和彦。

 たまたま入った近所の銭湯で、和彦は高校の同級生・百合に再会する。

 久々に会った百合に心惹かれた和彦は彼女がよく来るという銭湯「松の湯」でバイトを始める。

 しかし、その銭湯にはある秘密が隠されていて──



 ストレートな青春映画を見せられてしまったw
 こういうソフトな映画は最近の流行りなんかね? 一応、人殺しの話だが。

 百合ちゃんはかわいいし、松本は良い奴だし、ストレスなく見れる。

 低予算ならではのガバい所もあるけど、そこは仕方ないかな。
 てか、ほとんど気にならないね。それくらい面白い。

 大風呂敷を広げるでもなし、綺麗に話がまとまってます。

 最後は超・大団円だし安心して見れるw
 全体的に監督の個性なんか分からんが、味のある映画です。

 では、また。