おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

ハウンターについて、その「望むものはなんでも」

2021-11-07 14:08:00 | ホラー映画
 世に名高い「CUBE」を生み出したヴィンチェンゾナタリ監督作。
 さすがはCUBEの監督さんなだけあって一風変わったホラー映画。

 ホラーと言いつつ、実際カテゴリーは難しいんですが。SF? ダークファンタジー? ゲームのシナリオっぽい内容。
 「インシディアス」みたい。最近はバシッと「これぞホラー!」って作品も中々ないんだけど。

 設定がかなり奇抜で良かったです。まず主人公が幽霊という。
 結局、オリビア家族以外は皆幽霊なんよね? 幽霊屋敷というテンプレにタイムリープや屋敷内の別世界。時間や次元の要素を加えた異色作。

 ループやパラレルと聞くと伏線がどうたらとか、難しいそうですが初見の人にも優しい作りですね。意味深なのはラストくらい。
 作り込みが甘いとも言えるw 設定の割には見応えはガクッと下がってる感じあるかな (^^;

 謎解きや迷路ゲーム、それこそお化け屋敷みたいな話。
 要所要所にヒントや答えが事前に用意されてて、ポンポンと物語が進む。

 猿でも分かるは言い過ぎにしても、幼稚園児ぐらいには分かる程度にレベルが落とされてる。
 もう頭を掻き毟って「ワーッ!」ってなるくらい、いっそ難解でも良かった気するな~。

 監督の作品は「スプライス」以来久々に見ましたが、全く毛色の違う作品でそういうチャレンジ精神は買う。
 CUBEの公式日本版が製作されたとのことで。そっちを楽しみにしつつ、この映画と一緒にナタリワールドをより堪能してみてはいかがでしょうか?

 では、また。




インシディアス↓

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ダークスクールについて、そのthrough me.

2021-11-01 18:33:00 | ホラー映画
 9歳の時に父を亡くしたキットはそれから生活が荒れ始め、ついに通っていた学校を落第。 
 見かねた母は児童更生で有名な寄宿校・ブラックウッド学園への転入を勧める。

 嫌々ながら親の頼みに従い入学したキットだったが、学園に漂う不穏な気配を感じ取る──。



 THE・ゴシックホラー、ド直球。
 感想に困るな、こういう作品w まぁ、楽しめたんだけどね。

 早死した偉人の霊を憑依させて人類の宝を紡ぎ、保管する。
 発想は面白いし、学長はシンプルに悪どくて良かった。

 もうちょい細部の説明をしてくれても良かったけどね。
 学園そのものが何で存在するのかそもそも謎だし。

 つーか、ストーリーは良かったけど全く怖くなかった。
 家族愛がテーマの作品。なんか最近鳥肌が立つようなホラーに出会えんな。

 どっかに落ちてないもんかね~。
 では、また。


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クーデターについて、そのNO ESCAPE

2021-10-26 14:43:00 | ディザスター・テロ
 アメリカ人技師・ジャックは会社の都合で東南アジアのとある国へ、家族と共に転勤。
 見知らぬ景色や異国の空気に戸惑いながらもその日はホテルで一泊を過ごす。

 しかし、その矢先。現地の反乱軍が蜂起。国の首相が暗殺され大規模なクーデターへ発展。
 街は混乱状態に陥り、ジャックが泊まっていたホテルにも反乱軍が突入。外国人を標的にした無差別な虐殺が始まる──。



 「地下に潜む怪人」のジョンエリックドゥードル監督作。
 何気にびっくりw たまたま見た映画だったんだが、こんな所で巡り合うとは。

 地下に潜む怪人は傑作ですからね。ジャンルは違えど、この映画も期待を裏切らない面白さ。
 随所にホラー監督らしいカメラワークや演出、緊迫感の作り方上手かったです。

 「ホテルムンバイ」や「ジェノサイドホテル」のような、外国人が狙われるテロをモチーフにした作品ということで現実感もあり。
 東南アジアのエキゾチックさも白人視点で丁寧に描かれていた。

 異国情緒や異世界の雰囲気。白人の目にはこういう風に写ってるんですね。そこら辺、興味深くもありました。
 「インドへの道」みたいな、白人と有色人種の何とも言えない肌感覚の違いと言いますか。

 未知との遭遇、異文化との邂逅。それに対する不信感や懐疑心が生々しく表現されてる。
 ちょっと誇張気味ではあるんですが、ここら辺は日本人にも理解しやすいんじゃないか。

 同じアジア人とはいえ、東南アジアって怖いイメージあるし。
 クーデターやデモが頻発してる地域なのもあって、それに自分が遭遇したらと思うと……。

 実際、春にミャンマーで起きてますし。スーチーVS国軍。
 今年に限ってはどこの国もキナ臭かったですが。アフリカとかぐちゃぐちゃですもんね。

 自分の身に置き換えて考えるとより楽しめると思う。
 シンプルなアクション映画としても面白かった。

 舞台になる国はカンボジアがモデルらしくて、カンボジアはアメリカから空爆を受けたり元々反米意識が高いらしい。
 劇中の反乱軍もポルポトの大虐殺とか考えると、そういう極左思想も残ってそうだしね。全体的にストーリーに説得力がある。

 「娘がイラつく」とか「アジア人を見下してる」とか、レビュー見るとそんな内容多かったけど、特段見てて気になるとこはなかったかな。
 あっさりピンチを切り抜けたり、ご都合主義な展開はあるにはある。見応えとしてはそこまでガッツリってわけじゃないから拍子抜けする人もいるとは思うけど、サクサク見れる分俺は好きかな。

 まぁ、ピアースブロスナンさんが活躍し過ぎなのは否めないw
 この映画の難点を上げるとしたら唯一それ。

 まず存在感があり過ぎる。オーラというか、完全に周りを食ってますからね。劇中通してずっと浮いてた。
 設定もイギリスCIAということで、もはやジェームズボンドじゃないw サービスにしてもやり過ぎ。

 いっそのこと、この人が主人公で良かったんじゃないか?
 内乱が勃発したカンボジアへ要人を救出しに潜入するとか。そういう内容でも面白かったかもね。

 まぁ、とはいえ、まずまずの完成度。
 久々に素で楽しめた映画でした。では、また。



ジェノサイドホテル↓


地下に潜む怪人↓

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ROARについて、その猛獣一家おおさわぎ

2021-10-20 06:50:00 | モンスター映画
 ゾウ、キリンを始めとしたアフリカの動物達。
 そして、150頭の猫科肉食獣と人間の触れ合いを描いた映画。

 まず何から言ったら良いのか……唖然としてしまう。
 1982年ということで、CGのない時代。出る動物は全て本物。

 ナショジオやダーウィンが来たの実写映画版みたいな。
 ジャパリパークのアメリカ版とかw 日本人が擬人化のかわいいデフォルメで楽しむところアメリカ人はガチということで。

 冒頭めちゃくちゃ長い注意書からスタート。
 まぁ、現代なら炎上案件。ただ動物は無傷でも人間はズタボロでしょうけどねw

 ノエルマーシャル×ティッピヘドソン夫婦が監督・脚本・主演。
 再婚バツイチ同士ということで2人の連れ子も出演。一家勢揃い。

 ホームビデオかよって所帯染みた感じかと思いきや内容は超過酷。
 ストーリーはアフリカで動物保護と研究をしてる父親の元へ家族が会いに来て、迎えへ行く父親が手違いで間に合わず、仕方なく家族が先に家へ向かったら猛獣達がお出迎え。

 まぁ、ストーリーはあってないような物であんま関係ないんですがw
 主役は動物達で、見所は役者の体当たりな演技。

 主演のマーシャルさんは本来プロデューサーのはずなんですが、もう、とにかく凄すぎる。
 いや、これは誉めちゃいけないのか。ただのバカだからねw

 150頭のライオン、トラといった猛獣にもみくちゃにされる様といったら。
 それは誰もやりたがらないし自分でやるっきゃないわなw

 共演した家族やスタッフは地獄。撮影中は70人以上が怪我したとか。
 子供達も一応やりたいからやってるんだろうけどね。親が再婚したと思ったらまさかこんな映画撮るとは想像してなかったやろうなw

 本職の役者はヘドソンさんだけで、動物はどう動くか分からないのによく成立するわ。
 てか、動物達けっこう演技上手いからな。象は動きスムーズだったし、ライオンが撃たれるシーンは着ぐるみなんじゃねぇかとw

 ここは指導がよく行き届いてる証拠かな。
 動物の演技を活かすなら、人間はプロより素人を使った方が自然体な表情が取れて結果オーライだったんじゃないかね。

 ただそういう努力も空しく、興業収入は爆死w
 撮影11年、製作費20億円。しかし、興収数億円。

 苦労に見合わな過ぎて途方にくれる。
 クレジットに何故か日本人の名前。撮影長すぎでハリウッドにそっぽ向かれて途中で日本が出資したらしいけど、もうグタグタw

 ストーリーが尻切れトンボなのもそういう理由なんかね。
 多分ハンターとの戦いを最後描きたかったはず。しかし、家族再会と謎のフォークソングで終了というw

 あんだけ年月とお金掛けても追っつかなかったんやろな。
 それだけ製作が難しい作品だったろうし。体が持たないってのもあるだろうけどw

 ヘトヘトの血みどろ。あれどこまでが血糊なんだ?
 絶対本物も混じってるよね。まずライオンの鬣が血塗れでビビるw

 多少は餌付けというか、保護センターとかの敷地内でやってると思うんだけど。
 そりゃ野生のを集めただけじゃ怪我どころじゃ済まないわなw

 半飼育の状態とはいえ、それしてもジャレつきが凄い。
 1匹2匹ならまだしも数が。人間にもたれ掛かったりするとヒヤッとする。首とか簡単にへし折れるだろうに。

 でも、ちょっとずつかわいく見えてくる不思議w
 特にトラがかわいい。船に取り残されたり、天井から覗いてみたり。

 後、他の動物達も印象的。バイクにキリンやバッファローが並走するシーンは画になる美しさ。
 何気にライオンより象の方が怖いような気するしね。アフリカの雄大さがよく表現出来てた。

 自然の怖さや人間がいかに小さい存在か。その一端を知ることができる。
 演出といい労力といい、2度と作ることができない。後にも先にもこの作品しかない。

 そういう一点に置いてはスピルバーグすら越えた怪作。
 では、また。


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ホースソルジャーについて、その12人の反撃

2021-10-14 18:16:00 | 中東映画
 2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ。
 ネルソン大尉は惨劇を目の当たりにし参謀への出世が決まっていながら、自らそれを蹴って最前線への出撃を志願する。 

 不朽の自由作戦発令に伴い、アフガニスタンへ降り立ったネルソン大尉率いる12人の部隊。
 対テロ戦争、米国最初の反撃が始まろうとしていた──。



 2001年10月7日から始まったアフガニスタン紛争。
 その緒戦であるマザーリシャリーフ奪還。実在した特殊部隊ODA595の活躍を描いた映画。

 戦闘開始が11月9日ってことで。まんま911の意趣返し。
 アメリカが好きそうなこと。映画だと冬が近いからって話だったが絶対狙ってたよなw

 まず目を引くのは「ホースソルジャー」という名前。
 騎兵とか馬で戦うみたいな内容を想像すると思うんですが、あんま馬は関係ない。

 精々、ラストの闘いぐらいですかね。
 山岳地帯で移動が困難だから~って前フリあったのに、もうちょい馬を活躍させてほしかったな。

 主題はアメリカ軍人とムスリム戦士の対比とか友情。馬はその演出に使われてる。
 まぁ、普通の戦争映画です。特徴もないし、いかにもヒロイックな内容。ランボーみたい。

 てか、ちょっとかわいそうになってきた。
 アフガニスタンの人達はこれを見てどう思うのか。

 映画は元々、洗脳とかプロパガンダのために生まれた物ですからね。
 なんかこの作品を見て改めてそれを実感してしまった。

 歴史は勝者に都合良く作られるんやな。正にその瞬間を目撃してるような感じ。
 自分の立場を正当化しようと必死やんw アメリカは世界的に発信できるからいいけど。

 日本も戦後に立場が安定したり復興が成功したのは映画を撮って周りに発信したおかげなのもあるだろうし。
 プロパガンダとは言うものの、映画にはそれだけの宣伝力がある。要は使い方次第。

 言い返さないと悪者にされるか他人のいいように変えられるだけ。
 他国をおもちゃか何かを扱うような、言われっぱなしは見てて気持ちいいものじゃない。

 アフガニスタンの人達も映画撮ってどうかアメリカに対抗してほしい。
 戦争映画じゃなくてもなんでも、世界の人々をアッと言われる作品を生み出してほしい。

 今はホント、切にそう願う。

 ちなみにアメリカに味方したドスタム将軍は後の戦いで降伏したタリバン兵数千人を皆殺しします。
 同行していたアメリカ軍もその場に居合わせ、知らんぷり。事実を黙認かつ揉み消します。

 悪が栄えた例なしは大嘘。
 少なくともタリバンという悪を滅ぼしたのは正義などではない。

 その証拠に、戦争から20年後。
 アメリカ軍は撤退し、タリバンはふたたびアフガニスタンを掌握します。

 ナポレオンにとってのスペイン。ヒトラーにとってのロシア。
 覇権を握る国というのは選択を誤り、無益な戦いによって消耗し必ず滅びています。

 アメリカにとってアフガニスタンはそういう戦いだったと思う。
 正義か悪かは分からない。が、アメリカは必ず滅びる。

 では、また。


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