おジャ魔女どれみと徒然

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インシディアスについて、その赤い扉

2024-09-11 16:08:00 | ジェームズワン

 2010年から始まったインシディアスシリーズ。
 2018年のラストキー以来、第5作目。

 もうすっかり存在を忘れてたが、UNEXTで発見。
 正直見るの面倒臭いw でも、見つけたからには見ん訳にはいかない。ジェームズワン教の宗旨。もはや病やw

 監督は主演を兼ねたパトリックウィルソンさん。
 まさかの抜擢やが、この人も死霊館合わせて長い間ジェームズワン作品に携わっとるからな。手腕があるかどうかは知らん。

 ストーリーはインシディアス2の9年後のお話。
 どういう話かさっぱり覚えてないが、ジョシュ親子が悪霊との戦いの後、催眠療法で記憶を封印。

 父親のジョシュと息子のダントンが再び悪夢へと誘われる。
 内容覚えてない割には話はスムーズだったかな。視聴し辛さはなかった。

 冒頭の見始めで、段々期待が上がってきた。
 まぁ、良く言えば厳かな、シックなホラーすかね。悪く言えば、タルい展開ではあるかなw

 そういえばインシディアスって幽体離脱がテーマやったねと中盤で思い出し。
 幽体離脱と記憶を巡るストーリー。話自体はよく出来てたと思う。

 退屈は退屈だけどw ホラー風味の家族愛作品でした。
 悪くはないが、あーこういうのねって。インシディアスでこれをやるのかって。

 もうちょいホラーを頑張ってほしかったな。
 こういうのやりたいなら、自分で出資やプロデュースするなりして勝手に作ってくれたらいいのにw

 まぁ、今までシリーズ頑張ってくれたご褒美だよね。
 死霊館では役者に専念してね。次、監督したら許さんw

 てっきり完結作かと思ったら来年夏に第6作目が公開。
 それと内容は不明だが、『スレッド』という外伝作も一緒に公開されるとか。

 正直、インシディアスは完結で良いと思うが……お腹いっぱい。
 覚えてたら、また忘れた頃に見ようと思いますw

 では、また。



エイリアンについて、そのロムルス

2024-09-09 05:09:00 | SF

 今年初の映画館鑑賞。
 待ち焦がれたぞ。エイリアンシリーズ最新作。

 プロメテウスだなんだ、紆余曲折ありましたが、予告見た瞬間から期待大。
 で、その期待に見事応えてくれた。2時間、面白くて、見てて疲れた〜。

 まぁ、大傑作とまでハッキリ断言はできんけどw
 ただ、「これこれ!」と。「エイリアンにはこれを求めとったんじゃい!」という需要にはしっかり応えてる。

 大満足、大納得の作品。
 監督は『ドント・ブリーズ』のフェデアルバレスさん。

 後で調べて分かって「コイツかい」とは思ったがw
 こんな大作を手掛けることができるとは……感服いたしました。

 時系列とかは詳しく調べてないけど、どうやら第一作の20年後という設定。
 一応シリーズ見てるけど、どんな話だったかもう覚えてない。でも、過去作との連結は多分完璧やと思う。

 てか、過去作見る必要はない。この作品だけで全然楽しめる。その上で、雰囲気とか世界観の崩れは見てて感じなかった。
 最近はリブート多いけど過去作への敬意がない作品が多いからな。

 雰囲気、世界観の崩れがないだけでも凄いのに、それに合わせ話も面白い。
 今んとこ欠点なし。凄すぎ。感想書いてて動揺してますw

 今だに興奮が冷めん。見た後に余韻が残る。後味が続く。
 結構、ホラーとしても怖くてね。それもあって心臓が……ちょっと不整脈っぽいw

 主人公レインはケイリースピーニーさん。
 聞いたことない人で、主役としては地味だったが、その地味さが良い。普通の人がエイリアンと戦ってる感。

 酸血を潜ったり、アトラクション染みたおバカ展開もあったりするが、まずSFホラーとして作品が確立してる。要所を抑えられてます。
 強いて言うなら、もうちょい人死にが欲しかったかな。廃墟だと思った宇宙ステーションが、実はユタニ社の秘密研究所だったとか。

 宇宙ステーションに場を移すんじゃなく、植民星がずっと舞台でも良かった。
 もっとエイリアンの大立ち回りが見たかったな。ま、次作へ持ち越しか。

 後は、欠点とまでは行かないけど懸念点があるとしたらラストですかね。
 ラストの戦い自体は最終決戦で緊張感あって良かったんですが。そこは問題ないんですよ。

 ロムルス……これってプロメテウスやコヴェナントへ話が繋がってるってこと?
 一応、アイツがプロメテウスやらに出てきたエンジニアの祖ってことなんよね?

 なんか感心するような、呆気に取られたような。
 大ヒットで、まず続編製作は間違いないと思うが、この流れでの続編は、ちょっと臭うなw

 元々、人間とエイリアンの異種姦はリドリースコットが初期から温めてた構想とのことだから、そこに文句はないが。
 でも、ディズニーに買収されてのシリーズ再出発で、ポリコレ厳守のディズニー下でどこまで突き詰められるか。

 若干、スピーシーズみも出てきてるしねw 
 スピーシーズみたいにエロ展開があるなら、俺も受けて立つが、尻すぼみになりそうな気もする。

 まぁ、ホラーさえしっかりやってくれたらええんやけど。
 先々のことは置いといて、とりあえずこの作品はオススメ。今を楽しみましょうw
 
 いや〜、面白かったです。それに何と言っても「映画館ってええな」と身に染みた。
 映画館の臨場感が合わさって体全体が飲み込まれた感。

 勿論、サブスクで見ても面白さは変わんないだろうけど、この作品はぜひ映画館で見た方が良いと思います。
 映画の楽しさを久々に思い起こさせてくれた。

 今年1番の思い出かもしらんw
 では、また。




丘の上の本屋さんについて、その風の影

2024-09-08 09:24:00 | ヒューマン

 イタリアにある村、チヴィテッラ・デル・トロントが舞台。
 その村で古本屋を営む老人リベロと移民の少年エシエン、2人の交流のお話。

 ふくさんのブログを見てビビッと来ました。
 レビューを読んで期するものを感じた。これは見んことには。

 もはや説明不要ですかね。言うまでもなく傑作。
 まず村の美しさ。圧巻。物語がなくとも風景だけで映画になるレベル。卑怯w

 話も優しい。暖かい。
 喫茶店の兄ちゃんとか。本屋に訪れる人々。出会いの日々。

 イコライザー3もイタリアが舞台で風景めっちゃ綺麗だったの覚えてる。
 逆に話はダメダメw イタリア舞台なら今作みたいに詩的情緒的な話じゃないと。

 最後の世界人権宣言だけ微妙だったかな(^_^;)
 あそこも何かしら物語の本で良かった。読書を通じて、読書の大切さとかテーマからはブレる展開。

 ちょっと惜しい感じだったけど、テンポも良くて1時間半。
 小旅行に出掛けたかのような爽快感。イタリア映画良いですね。また色々探してみようかな。
 
 では、また。



ナイトスイムについて、そのテマガミ

2024-09-01 14:33:00 | ジェームズワン

 ブライスマグワイアとロッドブラックバーストの2人による短編映画が原作。
 その2人が共同で監督脚本。長編化プロデビュー作のホラー映画。

 今年公開の作品で、面白いとホラー界隈で話題になってて。
 とはいえ、配信は来年かな〜と思ってたら、UNEXT見てびっくり。もう配信始まってる!

 まぁ、レンタル2000円とめちゃ高w ポイントが貯まってたんで速攻使って見ました。
 UNEXTは良作がたまにポンと配信されるから。こういう時の為にポイントを貯めとかなあかんねん。

 新人ということであまり多くは望めませんが、製作はジェームスワン。
 ミーガン以来のジェームスワン印の映画。ジェームズワンが嗅ぎつけるということは何かある証拠。

 期待大で視聴。ストーリーは、

 
 メジャーリーガーのレイは難病を患い、現役引退に追い込まれる。
 しかし、レイは復帰を目指し、闘病のためにプール付きの一軒家を買う。

 家族と共に移り住み、しばらく穏やかな生活を送るが……。


 庭にあるプールで異変が起こる。
 学校の怪談のような、身近に起きる恐怖系。

 正直、最初はちょっと話がクドくて長いかな。
 ゆっくりじっくり恐怖を煽って、丁寧に進めようとしてるのは伝わったが。

 途中、間延びして退屈はするけど、その分、結構怖くはある。
 プールに秘められた謎に向け、話にも引き込まれます。

 水に潜む精霊?悪魔?による呪いが怪異の正体という。
 冗長な割には凝った設定とか展開ではなかったけど、話の筋は通っててスッキリしてる。

 プールの深淵に引き込まれ、水に支配されたお父ちゃんも怖かった。
 オチもしっかりしてたし、まあまあの出来。結局、いつものジェームズワン作品ですねw

 どんな作品だろうと安定した作りにしてしまう。
 ジェームズワンこそホラー映画界のテマガミなんじゃなかろうか。

 もしかして、そういうオチ?w
 では、また。



ノセボについて、その幸運の靴

2024-08-31 11:48:00 | ホラー映画

 ファッションデザイナーとして働くクリスティーン。
 夫と娘、家族と仕事に恵まれ幸せに過ごしていたが、ある日、クリスティーンは悪夢にうなされる。

 悪夢を見てからクリスティーンは原因不明の体調不良に悩まされる。
 そこへダイアナと名乗るハウスキーパーが突如訪れ……

 
 フィネガン監督2作目。
 今作は謎の病気と謎の女と。

 フィネガン作品はコンセプトの分かりやすさが良い。
 映画の見始め、一気に作品の中へ入り込める。余計な設定がなくて集中しやすい。

 まぁ、今作はちょっと序盤、話長いが。
 ただ、ダイアナの目的。ダイアナとクリスティーン。フィリピンとアイルランド。

 2人の対比、交差。話の引きは格別。
 ラストがとにかく気になる。過程の描き方が本当に絶妙。

 ダイアナはフィリピンの魔女である『オンゴ』と分かり。
 クリスティーンはその祈祷にのめり込んでいく。

 映画の題名である『ノセボ』はプラセボ効果の逆。
 プラセボ効果は塩や砂糖を薬として飲むと病気が治る思い込みの作用ですが、逆にノセボ効果は思い込みにより病気になってしまう作用のこと。

 徐々にクリスティーンとその家族を包む暗雲。
 不安を助長させるタイトルです。

 前作の『ビバリウム』を見るに、今作はどういう結末に至るのか非常に気になりましたが。
 今作は意外にシンプルでしたw 復讐ね。そう行き着く訳か。

 今回は伏線やら大分回収出来てたし、よく出来た話。
 それはそれでイマイチだけどw 完成されたはされたで何かな。

 めちゃくちゃワガママ言うてんのは承知だが。
 胸を突くような展開ではなかったかな。

 ただ、どんどん導かれるような。
 話のスムーズさ。何より観客を引き付ける、映画に力を持たせる技量。
 
 これからフィネガン作はどんどん追いたいと思う。次作も楽しみ。
 では、また。