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おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

フラグタイムについて、その刹那の夢

2025-07-26 12:25:00 | アニメ 映画

 さと氏の人気漫画原作のアニメ。
 
 ストーリーは、

 人見知りの女子高生・美鈴。
 彼女には秘密があり、3分間だけ時間を止められるという超能力を持っていた。

 美鈴は極度の人見知りで他人に話しかけられ気不味くなると時間を止めては、その場から逃げていた。

 逃げた先でふと、クラスメイトの遥がベンチで読書してるのが目に止まり……


 という青春百合アニメ。

 ただ、作品うんぬんよりかは不祥事。
 アニメの製作元であるティアスタジオ。アニメーターへの給与未払いが発覚。

 そしてこの『フラグタイム』を最後の作品として、2019年12月に破産。
 そういう事件の方が注目されがちですが、作品自体は出来が良いらしく。

 中止になっていたブルーレイ化も何とか販売され。
 会社倒産はともかく、作品が愛されてるからこそだと感じますかね。

 で、感想なんすけど、けっこう面白いぞw
 分かりやすく言うと、時かけみたいな感じ。細田守みがある作品。

 ちょっとティーン的な、見てて恥ずかしい所はあれど。

 一時停止しながら見たw
 見てて「うわ!」ってなって心がギュッとなる感じ、分かる?w

 でも、ただ恥ずかしいだけじゃなく面白いです。この青春がぶつかり合い。
 百合というよりかは、青春ファンタジーやね。

 尺1時間で早足なんは気になるけど、文学的な表現も上手く纏まってた。
 ラストのfragileも最高。ここは痺れたな。

 flagtimeとfragile。
 ただのダジャレにしても、この選曲は100点やな。
 
 ちょっと原作の方も気になりますね。
 漫画全2巻で読みやすそうやし。

 では、また。



機動戦士ガンダムについて、そのGQuuuuuuX

2025-01-28 18:29:00 | アニメ 映画

 本日、見に行ってきました。
 今年放送予定の新作ガンダム。その先行劇場版。

 既に興収14億。このままどんどん伸びそうで、TV放送前からとんでもない話題作。
 乗るしかないこのビッグウェーブに、ということで今年初の映画館へ。

 てか、何気にガンダム映画を劇場で見るの生まれて初めてやわw
 やはりスタジオカラーに庵野脚本。見る前から人をワクワクさせる。視聴欲を呼び起こす魅力が漂ってます。

 パンフレットも豪華版3000円を買いました。これは家宝とするとして。
 いざ入場ってとこで特典もゲット。もう公開から1週間以上経ってるのにまだ貰えるんすね。

 なんか、さすがスタジオカラーって感じ。『シンエヴァ』でも特典が手厚かった。
 視聴者ファーストの姿勢。作品の出来云々の前に好感が持てる。

 『オバロ』なんて特典配布すぐ終わってたもんな。
 当時は「貰わんでせいせいしたわ!」言うてたけど、嘘です強がりです。やっぱ特典嬉しい。

 ジークアクスに比べてオバロ、というか角川のケチ臭さよ。段々と腹立ってきたぞw
 まぁ、もうあんなガイコツはどうでもいいだよ。やっぱガンダムしか勝たん。


 で、さっそく見た感想。
 俺は初期の予告を見ただけで、どういう中身かよく知らんかったんですが、初っ端ビックリした。

 シャアおるやん!w
 あのシャアです。アムロレイ終生のライバルの、あのシャア。

 後で知ったけど、この作品ってファーストガンダムのパラレルの話なんすね。
 鶴巻和哉監督曰く《仮想戦記》。もしジオン軍がガンダムとホワイトベースを鹵獲してたら。もし一年戦争にジオン軍が勝っていたら。

 そこから派生してる物語。前半はもうシャア主人公ですw
 てか、声優が池田秀一さんじゃないのか。新祐樹という方で、東京リベンジャーズの主人公を演じてる若手声優とのこと。

 モビルスーツのデザインから声優変更まで。
 言わばスタジオカラーによる、ファーストガンダムのリブート、リメイクみたいな作品。

 とんでもない切り口。そう来たかと。
 ガノタと言うほど俺も詳しい方じゃないが、圧倒されましたね。

 で、後半からファーストとは異なる世界線を受け継いだジークアクスの物語が始まる。
 ただ、この後半は正直よう分からんw 今後の展開が楽しみなような怖いようなw

 結構、急展開。何でマチュはガンダムに乗るの? 軍警がスラムを荒らして怒るんは分かるが。
 ガンダムに乗るまでの動機も早いし、なんで都合よくニュータイプなのか。

 尺が80分ってことで一気に詰め込まれてたな。
 前半後半で作風もテンポも全然違って困惑。ただ見応えはありました。

 若干、米津のプラズマに騙されてる気もするがw
 音楽かっこいいんすよ。オシャレでさ。作品の雰囲気にも合ってて、どんどん画面に引き込まれる。飲まれます。

 まぁ、後半の謎はTV放送をお楽しみにってことなんでしょう。
 シュウジは何故赤いガンダムに乗っているのか。シャアはどこへ消えたのか。

 今年は鶴巻監督の掌で、皆で踊ろう!w
 映画見に行って良かった。マジで放送楽しみ。

 では、また。
 

BORUTOについて、そのナルト映画

2025-01-25 07:43:00 | アニメ 映画

 2015年公開。ナルト映画新章突入。
 ナルトの息子、うずまきボルトの活躍を描いた作品。

 この映画を契機とし、2016年に週刊ジャンプでナルトの続編『BORUTO』が正式に連載スタート。

 作画を岸本氏のアシスタントを15年以上務めた盟友・池本幹雄氏が執筆。
 脚本を映画のシナリオも担当した小太刀右京氏が抜擢され。

 現在はVジャンプへ移籍。第一部全20巻が完結し、第二部がスタートしてます。
 この映画はその続編の先駆けとして、岸本氏が製作総指揮に就きBORUTO序章にして、岸本氏が直接手掛けるナルトシリーズ最終作になります。

 岸本氏が「これ以上のものは自分にはもう描けない」と豪語した意欲作。
 ストーリーは、いわゆる普通の2世モノ。忍界大戦から十数年後。ナルトが七代目火影に就任し、平和な世界が築かれていたが……という導入。

 まず一言言いたい。面白いなこの映画。
 あれ? 意外や。絶対駄作だと思ってたw

 初っ端、サスケから始まり、結構バトルシーンが力入っててね。
 やっぱ原作がバトル漫画やから、期待と見応えが綺麗に比例しとる。一気に心掴まれたな。

 科学忍具って設定も良い。忍術をより効率良く兵器として使う。
 当然出る発想だし、時代の流れを意識させられて世界観をガチッと補強しとる。

 キャラの方も、前作キャラが夫婦になり、その子供が主人公になってるんですが、クセとか違和感なし。
 前作を踏襲しつつ、ナルトボルトの親子の絆だったり。新鮮な描かれ方やと思う。

 モモシキもザ敵ってデザインが好き。王道のストーリー、これぞ少年漫画や。
 90分ってことで若干ボリューム不足だが凝縮はされてる。視聴後の満足度は高い。
 
 前作が堂々のフィナーレで、こっからどう転がるのか心配してた。でも、杞憂でしたw
 爽やかな新章スタート。まぁ、ボルト読むまではしないけど。新章の不安を一気に期待へ変える作品やったと思う。

 漫画読み、映画3本見て。
 とりあえずこれでナルトとはしばらくお別れです。
 
 寂しい。一夏の青春が終わった感じやw
 本当に良い作品やった。

 では、また。



THELASTについて、そのナルト映画

2025-01-18 12:05:00 | アニメ 映画

 2014年公開、ナルトアニメの劇場版。
 原作者・岸本氏が総監修。アニメシリーズ最後を飾る完結作。

 ストーリーは第四次忍界大戦から2年後。
 1000年の時を越え、チャクラの祖・大筒木一族の使者トネリによる人類粛清が迫るといったお話。

 ナルトのラスボス、そして続編のボルトへと繋がる大筒木一族との戦い。
 完結と言いながら、続編への序章も兼ねた作品。

 この大筒木ってのがややこしい (^_^;)
 実はナルトってSFみたいな壮大な設定があるんすよね。

 まずは1000年前。神樹、十尾とも言われるチャクラを宿す生命体が地球へ飛来。
 それを追ってきた宇宙人たる大筒木カグヤ。カグヤは地球の支配者となり2人の子供を生む。

 後の六道仙人、忍びの祖と言われる《大筒木ハゴロモ》、その弟《ハムラ》。
 兄弟は母カグヤの悪意に気付き対立。カグヤを月へ封印。その後、ある約束を交わし、兄弟は地球と月へ別れる。

 そのハゴロモがインドラ、アシュラという子供を生む。
 やがて、インドラの家系がうちは、アシュラの家系が千手、と本編のキャラに繋がっていく。

 映画のボスたるトネリはハムラの子孫を名乗り、ハゴロモとハムラの兄弟が1000年前に交わした約束を果たすため、人類を滅ぼそうとする。
 それをナルト達が止める。何か話がかなり変わったというか、途方もない展開になった。

 それに加え、今作は恋愛がテーマ。
 ナルトと日向ヒナタの馴れ初め、結婚までのエピソードになっています。

 連載中、岸本氏は春野サクラをヒロインとして推そうと努力してたそうですが、読者人気はヒナタの方へ軍配が上がり。
 とうとう公式に、ナルトと結婚する映画まで作られるというw

 作者の気持ちは複雑かもだが、俺も読んでてサクラヒロインはないわなってw
 ナルトヒナタは映画がどうの以前に、自然な流れでくっついたような気がしますね。

 一護も織姫と結婚した訳だし。
 例え創作としても、作者の意図通りに進まないのが恋愛ってもんなんすかね。なんか不思議だわな。

 で、映画の感想。まず総評から言うと、めちゃめちゃ面白い。傑作。
 見始めから面白そうな雰囲気が出てたけど、そのまま突っ切ってくれた。

 まぁ、思ったより恋愛でしたねw
 今までと作風が大分変わってて困惑。テーマとして成立したから良いけど。

 静かな展開。ナルヒナの関係をしっとり描いてる。
 ナルトの生い立ち知ってると、ホントに良かったなって。親心で見れる感じw

 前作と同じで、バトルがそない盛り上がってないのが欠点。
 頑張ってはいたけど。宇宙で対決とかぶっ飛んではいるしねw

 サスケの活躍ももうちょい見たかったな。
 とはいえ、他キャラに時間割いてない分はナルヒナにしっかり重点が置かれてるから、これ以上言いっこなしですかね。
 
 1人の男として、親として、人間として。
 穏やかな幸せを掴む。すごい良い物語の終わり方やったな。

 ただ、これ見た後やと、ちょっと不安がよぎる。
 これからボルト見ようと思ってんやけど、大丈夫か?

 ナルトの完結として、これ以上の終わりはないと思う。
 これの続きなんて描けるのかな? 怖くなってきたなw

 ま、ボルトのことは置いといて、とりあえずこの映画。ラストと題するだけのことある。
 ナルトヒナタ両人に心から祝福を。結婚おめでとうございま〜す!

 では、また。



ROADTONINJAについて、そのナルト映画

2025-01-13 04:39:00 | アニメ 映画

 今年初の映画レビューです。今年はナルト始まり。

 ナルトのアニメ、劇場版。2012年公開。
 原作者・岸本斉史が企画、ストーリー原案、キャラクターデザインを担当。

 原作者渾身のオリジナルエピソード。
 2009年にワンピースのストロングワールドが公開されて。

 確か、この頃から原作者がアニメへ積極的に関わるようになって。
 現代のアニメブームに繋がる、火種のような時代ですよね。

 やっぱ、その先頭に立つとなったらジャンプ作品になるんでしょう。
 俺はワンピなら全部見てるけど、ナルト映画は初めてやわ。

 ナルト全巻読破を記念して、これから映画を見させてもらおうかなと。
 特にアニメ後期の映画は3部作と言ってよいくらい、岸本氏が自ら監修した作品群なんで、漫画読んだホカホカ状態。見るなら今が正にベストタイミングなんじゃないかと。

 映画のストーリーはペイン戦後、五影会談前くらいなんすかね?
 木の葉崩しの復興中なのか、そこはちょっと定かではないんすがw

 各国を脅かす抜け忍集団・暁。その首魁・トビが目的とする『月の眼計画』
 主人公・ナルトがその計画に立ち向かっていくというストーリー。

 まぁ、とりあえず総評はと言うと、普通かなw
 甘めに見てよ。そない盛り上がりもせんかったの。

 パラレルワールド。現実世界の人物の性格や生い立ちがあべこべに入れ替わり、ナルトの両親が生きてる世界線。
 引きとしては興味をそそられる設定やったが、本編のナルトの壮絶な生誕の話を見てると、やっぱ映画の内容は見劣りするよね。

 ナルトが四代目の羽織を来た所が頂点だったな。
 敵もドッペルゲンガーってとこで。衝撃度イマイチ。バトルも見応えないし。

 暁が味方になったり、面白くなりそうな要素はあれど、その要素を活かせてはない。
 それに、こういうストーリーにするなら、もっとイルカ先生を活躍させて良かったかも。

 もちろんミナトクシナの両親から受け継いだものはあれど、ナルトをずっと支え続けてきたのはイルカ先生じゃないの?っていう。
 イルカ先生が助けにくるとか。もっと展開に関わっても良かったよね。
 
 なんか消化不良な映画やったな。
 まあ、漫画が面白かったからいいんだけど。これからまだ2作見ようとしてんのに。

 ちょっと心配になってきたなw
 では、また。