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おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

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ゴーストキラーズについて、その血塗られた少女の謎

2025-04-12 15:26:00 | ホラー映画 悪魔・心霊

 YouTubeのオススメ動画を見て、ビビビッて来ましたw
 心霊系YouTuberと少女悪霊との対決。こういう設定好きなんですよ〜。

 2018年のブラジル映画。

 心霊系YouTuber・グールバスターズの元へ、ニュートン高校という所から依頼が来る。
 女子トイレに潜む悪霊・ブラッディメアリーを除霊して欲しい、という導入。

 ただ、このグールバスターズって人達は心霊系とは名ばかりで、別に幽霊を信じてる訳じゃなく。
 もっと言えば、依頼を受けたのは善意からでもプロ意識からでもない。

 ただのネタとして、退治してる風の動画を撮って金儲けしたいだけの似非集団。
 ソイツらが本物の悪霊に出会っちゃうという展開。

 う~ん、面白そうw

 こうして情報を書いてるだけでソソられるw
 御託はこれくらいにして早速視聴。

 で、見て総評はと言うと、期待に違わぬ面白さでしたw
 久々に見る前後で気持ちの変化がない、期待と満足が比例した映画に出会いました。

 ストレートなエログロ。
 血飛沫ブシャーだし、ホラーへの遊び心と熱意、感服しました。

 バカバカしさが突っ切ってる。
 悪霊のブラッディメアリーは、物に憑依出来る特殊能力があり、死体からウ◯コまで何でも憑依できますw

 ホルマリン漬けの胎児の標本へ憑依してチ◯コシコって射◯で攻撃してきたり。
 嘘は言ってないぞw 世界は広い。こんな作品があったとは。
 
 本当に楽しませてもらいましたわ。
 続編欲しいっすよね。なんでやんないんやろ?

 いや〜、こっから話が更に面白くなりそうなのに。
 ぜひ続編、期待してます。

 では、また。



スマイル2について、そのエンティティ

2025-03-16 09:03:00 | ホラー映画 悪魔・心霊

 去年公開のホラー映画。『スマイル』2年ぶりの続編。
 原作者であるパーカーフィン氏が引き続き監督脚本。

 興収1億ドル越えの大ヒット作品。
 更なる続編『スマイル3』も製作決定、今年撮影がスタートするんだとか。


 いきなり配信が始まってビックリしました。
 去年を代表するホラー映画。見ん訳にはいかんでしょ。

 ジャックニコルソンさんの息子・レイモンドさんが出演。にっこり笑顔予告が話題に。
 何の役柄かは知らんけどw 前情報もなくフワフワした感覚やが、とりあえず視聴。


 ストーリーは、前作からそのまま続きなんすかね? よう覚えてないw

 前作主人公のローズが《それ》によって殺され、恋人のジョエルへ憑依したまでが前作の内容。

 《それ》の恐怖に苦しむジョエルから、更に憑依が伝染。
 今作の主人公、グラミー賞に輝くほどの世界的歌手・スカイライリーへと《それ》が迫まってくる…というお話。
 
 
 前作が、まあ、面白かったは面白かったけど、不完全燃焼というか。
 作品の良さを伸ばしきれずに終わった感じが個人的にあって。

 ただ、続きは面白そうな終わり方でもあったから。
 ちょっと見る前だと予測が付かない。期待半分、怖さ半分での不安な見始め。

 まず、スタートダッシュは良かったすね。
 ジョエルの死に様といい、ダンベル顔ぶつけといい、グロが結構しっかりしてる。

 最初の掴みで引き込まれる。それにただグロいだけじゃなく怖さ演出も良い。
 グロ怖さがしっかりしててテンポも良い。退屈せんけん話にも集中しやすい。

 この映画、上映2時間なんすが。
 最初は「2時間かよ〜」って、長いの見るの嫌だな〜シンドイな〜と引いてたんですがw

 見てビックリ。2時間が本当にあっという間でした。
 見応えがギュッと詰まってて。見る前に感じてた不安の分、意外な面白さがありましたね。

 主演のナオミスコットさんもエロかわいいしw

 主人公としての強い存在感があって物語を牽引してる。
 ナオミさんがいるからこそのスマイル2。作品の柱では絶対あると思う。
 
 ラストの《それ》との戦いも中々面白かったですね。
 前作はそこが盛り下がって微妙だったからなw

 今回はその弱点を補強してる感じありますかね?
 「結局、全部妄想オチだったん?」ってのはあるがw

 でも、話自体は最高に盛り上がった所で終わったけん、俺としては万々歳。
 3も楽しみですね。あれって、ライブ見てた人達も感染したんかね?

 てか、多人数にも別々に憑依できるの?
 《それ》の生態もよう分からんし。今後の話の展開も全部含めて続編がホント楽しみ。

 マジで最高でした。
 1作目の時は新人監督で、作品の粗さみたいなんはあったけど。

 2作目にして仕上げてきましたね。
 感服いたしました。間違いなく近年最高のホラーでしょう。

 では、また。




エレベーターゲームについて、その肝試し街の悪夢

2024-11-06 05:59:00 | ホラー映画 悪魔・心霊

 アメリカで有名な都市伝説をテーマにした作品。
 日本でも「異世界エレベーター」という、ほぼ一緒の話がありますが関係は不明。

 ストーリーは、

 まず10階以上あるビルのエレベーターに乗る。
 4階へ上がり2階へ下がりといったエレベーターの昇降を繰り返すおまじないをすると異世界に繋がるよという都市伝説。

 その都市伝説を試すことになった学生が怖い目に会うお話。

 予告でけっこう面白そうだなと思って期待して見たんですが、ウ~ン、惜しい!w
 ギリ佳作に届かない感じ。もうちょい何とか出来たやろってのが正直な感想。でも、まぁ、及第点すかね。

 5階の女という化け物が出るんですが、その造形は良かった。
 後、けっこうグロい。血飛沫ブシャーとか、5階女は殺し方がアグレッシブで、そこは好印象。

 ただ、この女、エレベーターで事故死した怨霊ということで。
 異世界を生み出すほどの力はどこから? 境遇と能力があんま比例してないような。

 異世界設定も既視感。『地下に潜む怪人』の赤い世界やないかい。世界線一緒なんか?
 同じ異世界でも『きさらぎ駅』とかの方が、もうちょい気味悪くできてたと思う。

 その異世界には連れ去られた人々が住んでて〜とか、もっと凝った展開なら良かったのに。
 見れなくはないけど、奇抜さとか目新しさはなかった。特徴のない作品。

 もうちょい高いレベルの面白さを期待したんだがな。
 残念だけど、まあ、そこそこ楽しめたんで良しとしましょうw
 
 では、また。



エクソシストについて、その信じる者

2024-10-05 09:17:00 | ホラー映画 悪魔・心霊

 ホラー映画の金字塔『エクソシスト』。
 1973年公開の第一作に繋がる正統続編。シリーズとしてはエクソシストビギニング以来20年ぶりの完全新作。

 一応、正統続編はエクソシスト2もエクソシスト3もあるんですが。正統続編乱立w
 一目見ただけで分かる地雷臭w まぁ、評価自体は可もなく不可もなくらしい。

 興収も黒字化。ただ、製作元がワーナーからユニバーサルへ移行。
 ユニバーサルはワーナーからエクソシストの権利を4億ドルで買い上げ。

 作品自体は悪い出来ではないものの、権利買収の負債が尾を引き、これからの続編製作やシリーズ化が危ぶまれてる。
 この『信じる者』も本来は3部作になる予定が続編の製作中止。新たにまた別のシリーズを立ち上げるんだとか。

 ターミネーターで言うとこの『ジェネシス』みたいなもんか。俺は結構ジェネシス好きだけどw
 シリーズからの取り残しが確定の本作。何だかその時点で愛着や哀愁を感じる。

 ストーリーは、

 写真家のビクターは、出産間近の妻ソレーヌを連れ、旅行先のハイチで過ごしていた。
 しかし、時は2010年1月。死者30万人以上の未曾有の大災害、ハイチ地震発生。

 地震の最中、ソレーヌは重傷を負う。
 現場の医師は、母親か胎児、どちらかしか救うことが出来ないとビクターへ宣告する。

 それから13年後。
 ビクターは娘のアンジェラと共に穏やかな日々を送っていたが……


 まぁ、総評としてはそこそこかな。中の下。
 普通の作品。普通の悪魔祓いの映画。

 マジで言う事ない。陳腐で安易。
 失敗が許されない一大企画で慎重に作りましたっていうのだけ伝わりましたw

 中盤まで「あ、面白くなりそう」って盛り上がってはいたが。
 肝心の悪魔祓いがね。微妙だなあ。

 とにかくエクソシストの続編である意味、現代にリブートした意味が見てて分からない。
 エクソシストに共通してるの悪魔祓いとマクニール親子が出るくらいだから。

 神父の首が捩じ折れる不審死事件が起きたのに、誰も追及されてないし。
 もっと警察や病院を関わらせて、悪魔祓いを現代視点で照らし合わせる描写が欲しかった。

 なし崩しに悪魔祓いが始まっていつの間にか終わった。
 てっきりハイチで受けた祈祷が伏線になって、もっと凝った展開を期待したんだが。

 エクソシストって看板を借りて客寄せしたかっただけなんかね? シリーズの出直しもやむなし。
 次の作品が面白くなるのか、これ見てる限りは望み薄かね

 では、また。



ノセボについて、その幸運の靴

2024-08-31 11:48:00 | ホラー映画 悪魔・心霊

 ファッションデザイナーとして働くクリスティーン。
 夫と娘、家族と仕事に恵まれ幸せに過ごしていたが、ある日、クリスティーンは悪夢にうなされる。

 悪夢を見てからクリスティーンは原因不明の体調不良に悩まされる。
 そこへダイアナと名乗るハウスキーパーが突如訪れ……

 
 フィネガン監督2作目。
 今作は謎の病気と謎の女と。

 フィネガン作品はコンセプトの分かりやすさが良い。
 映画の見始め、一気に作品の中へ入り込める。余計な設定がなくて集中しやすい。

 まぁ、今作はちょっと序盤、話長いが。
 ただ、ダイアナの目的。ダイアナとクリスティーン。フィリピンとアイルランド。

 2人の対比、交差。話の引きは格別。
 ラストがとにかく気になる。過程の描き方が本当に絶妙。

 ダイアナはフィリピンの魔女である『オンゴ』と分かり。
 クリスティーンはその祈祷にのめり込んでいく。

 映画の題名である『ノセボ』はプラセボ効果の逆。
 プラセボ効果は塩や砂糖を薬として飲むと病気が治る思い込みの作用ですが、逆にノセボ効果は思い込みにより病気になってしまう作用のこと。

 徐々にクリスティーンとその家族を包む暗雲。
 不安を助長させるタイトルです。

 前作の『ビバリウム』を見るに、今作はどういう結末に至るのか非常に気になりましたが。
 今作は意外にシンプルでしたw 復讐ね。そう行き着く訳か。

 今回は伏線やら大分回収出来てたし、よく出来た話。
 それはそれでイマイチだけどw 完成されたはされたで何かな。

 めちゃくちゃワガママ言うてんのは承知だが。
 胸を突くような展開ではなかったかな。

 ただ、どんどん導かれるような。
 話のスムーズさ。何より観客を引き付ける、映画に力を持たせる技量。
 
 これからフィネガン作はどんどん追いたいと思う。次作も楽しみ。
 では、また。