goo blog サービス終了のお知らせ 

おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

灰と幻想のグリムガルについて、その赤い月

2025-05-31 16:24:00 | アニメ

 2016年放送。十文字青氏のラノベ原作。
 現在、既刊23巻。シリーズ累計120万部突破の人気シリーズなんだとか。

 まぁ、初めて存在を知りましたw
 原作は勿論のこと、アニメもかなり面白いらしく第2期が未だに期待されてる作品。

 ストーリーは、いわゆる異世界転生モノ。
 名前以外の記憶を無くした少年少女が異世界で生きていくというお話。

 ちょっとそこらの異世界モノとは違う雰囲気がある。
 実際見てみたら、独特な作品で非常に面白かった。

 とにかく丁寧です。1から徐々に進めていくような。
 てか、全12話。ゴブリンとコボルトの戦いで終わりますw

 異世界転生の作品は沢山あるわけですけど、今まで無視されがちな所にスポットを当ててる。

 例えば、今、あなたの目の前に鶏がいます。

 それを殺して捌いてください。
 火をつけて焼いて食べてください。売ってお金にしてください。

 と言われたら、どうしますか?

 そういう現実的な、もし異世界に転生したら、人は何から始めてどう生きるのか。
 RPGならゴブリンやコボルトは雑魚モンスターだけど、実際倒すとしたらどうですか?という。

 異世界で生きる、生活すること。生々しく繊細に描いてる作品。
 かなり盲点というか、異世界系が好きな人ほどハマるんじゃないか。意表を突いてます。

 ちょっと、主人公のハルヒロ役。
 細谷佳正さん、あんま役柄には合ってなかったかなw
 
 アニメ見ててそこだけ気になりましたw
 まず少年役が珍しいんじゃないすか? てか、「止まるんじゃねぇぞ」のイメージが強すぎてw

 まあ、見てたら慣れますけど。
 それに何よりストーリーが面白いっすね。

 特にマナトの死から一気に面白くなる。
 そっからリーダーを託されたハルヒロの苦悩やメリイの過去。

 ファンタジーアニメとして、本当に見応えがありましたね。
 惜しむらくは、丁寧なんすけど、丁寧すぎて序章完!ってとこで終わった。

 こっから面白くなりそうなのに!ってとこでw
 まぁ、仕方ないすけど。それに話を聞くと今後の展開がかなり複雑らしい。

 詳しくは知らんけど、今はグリムガムって世界に転生したけど、そっからまた他の異世界へ2つ3つ渡り歩くとか。
 原作の最新刊あたりだと、もうアニメのキャラ達じゃなく世代交代して、その子孫が活躍するとか。

 へえ~、そんな特殊な展開になってんか。
 ちょっと途方もなくて想像し辛いが、まぁ、アニメの続編を待てばいいかなw
 
 では、また。
 


魔法使いになれなかった女の子の話について、そのマ組

2025-05-17 07:22:00 | アニメ

 魔法使いに憧れる少女・クルミ。
 その夢を実現するため、クルミは名門校・レットラン魔法学校、国家魔法師養成専門学科を受験。

 しかし、試験は不合格。
 敢え無く夢は破れ、泣く泣く普通科へ進学することになるが……。

 
 去年の秋アニメ。

 小説投稿サイト『エブリスタ』にて連載されていた赤坂優月氏のネット小説が原作。
 エブリスタ内で開催されたアニメ原案コンテストにて見事受賞し、晴れてアニメ化。

 中々変わった成り立ちの作品で興味深い。
 とりあえず面白そうですし、早速視聴。

 とにかく独特な作品です。
 作画が絵本タッチ、パステル調で綺麗。プリキュア風の雰囲気。

 所謂、ハリポタみたいな魔法学校での日常や事件や問題を解決する系。
 でも、テンプレではない、上手くズラしてて予想の斜め上というか。

 主題歌をPUFFYが歌ってたり。これ知った時ビックリしましたがw
 作品全体で不思議な世界観。特徴が際立って、そこは良い部分だと思う。

 ただ、そない引き付けられるような内容でもないというw
 ミナミ先生の目的や、現代と古代の魔法、レットラン七不思議。この3つを焦点として話が進んでくんですが、そない興味を引くような内容じゃない。

 特徴はあれど個性はないみたいな。
 世界観がしっかりしてて、最後まで飽きずには見れたけど、のめり込むような面白さはなかったな。

 最終話の下りも唐突。
 人の生命力を使う現代魔法と、自然界の魔素を使う古代魔法との矛盾と対立。

 核心に迫るような話でもなかったから、2期待ちなんかね?
 何だかだ12話最後まで見れたし、魅力的な作品なんは確かだが。

 その魅力が2期でさらに輝くのか。
 ちょっと先行きは分からんが、楽しみにしときます。

 では、また。



デカダンスについて、その本物の刺激

2025-02-11 19:56:00 | アニメ

 2020年放送のアニメ。

 西暦2400年代、生命体ガドルという怪物により崩壊した世界。
 人類は移動要塞『デカダンス』に籠ることで辛うじて存続していた……という導入。

 知名度はないけど、傑作という評価やオススメに上げる人が多い作品。
 俺は名前だけは聞いてたけど、内容は全く知らん。今回、満を持して見てみようと。

 あらすじだけ聞くと『シドニアの騎士』みたいで、中々ソソられます。
 後、進撃の巨人の立体機動みたいな奴で空飛んだり。デカダンスもただ動くだけじゃなくマクロスみたく変形して戦う。

 そういう崩壊世界やらSF系の作品。
 原作付きじゃないオリジナルアニメってことらしく、そういうの見るの久々かも。期待大で視聴。
 
 見始めはちょっとイラつくw
 主人公がナツメって女子で、猪突猛進な性格とか、あんま好きなタイプじゃないね〜。まぁ、これは俺の好みの問題だが。

 1話序盤はようある展開で退屈だったけど、カブラギの怪しげな行動であったり。
 別世界があるみたいな描写で、1話だけで結構詰め込まれて面白そうですね。

 で、2話から「∑(゚Д゚)ファッ!!?」ってなるw
 1話の匂わせが一気に露わに。まぁ、察する所あったとはいえ、いきなりだな。話早い。

 言うたら、映画のアバターみたいな話なんすね。
 色んな作品の設定のごった煮で、最初は話を理解するまで混乱しました。

 キルラキルとか。後『オバロ』成分もちょっとありますよね。大企業が世界を支配してる所とか。
 ただ、ごった煮の割には味が凄い整ってます。

 デカダンスとソリッドクエイク社。二つのディストピアがある、複雑な内容ですが、とにかく違和感がないし、話のテンポも良い。
 秩序に対する抵抗や最後まで戦い続けるという強いメッセージ性。

 最初ナツメにイラついてたけど、段々と気にならなくなるし。それにカブラギとのW主人公で、コンビで完成してて見易いです。
 カブラギ役は小西克幸さん。名脇役ってイメージだったけど、堂々の主演作にして代表作。小西さん、結構好きな声優なんで感慨深い。本当に見れて良かった。

 まぁ、とにかく面白いっす。
 勢いすごくて熱い。グレンラガンやキルラキルとか、トリガーの作品好きな人はハマると思います。

 でも、悪い所はないんですが、一つ注文があるとしたら、続編作ってくれよ。
 この12話では……ハッピーエンドで俺も好きな終わり方なんだけど、『ユーラシア編完!』みたいな。

 人間とサイボーグの和解や共存を目指す、良いラストやけど、荒廃した地球の根本的な解決にはなってないし。
 統治システムはどうなったんかとかさ。後、ヨーロッパや北米やら、他の地域ではどうなってんの?とか。

 話の勢いは凄かったけど、話自体がオチてはないよなと。
 まぁ、全ては面白さ故です。2期3期ぐらいやって、地球や人類が本当に一つになって再生へ向かっていく話をやってほしいなと個人的には思いました。

 いや、でも、とにかく面白い作品でした。
 なんかアニメ好きが通ブリたくて言ってるだけだと思ってましたw

 皆が傑作言う理由が分かりました。
 人のオススメには素直に従わなきゃダメw

 では、また。




 P.S.

 たまたま見た作品ですが、なんか天啓とか運命的なものを感じました。
 単純に面白いからだけじゃなく、今こそ見るべき作品やとも。

 ナルトの時も思ったが、最近は見る作品見る作品に、何か運命を感じるようになった。
 まぁ、偶然だし妄想なんでしょうけどw

 でも、このデカダンスという作品。
 今を反映してるというか、普遍的な内容なんじゃないか。共感できる所が多いから、面白いんだと思うんです。

 やはり、いつの時代にも支配や秩序、抑圧に対する疑問や抵抗は、誰しもが持つ感情や考え方だと思う。
 でも、劇中でミナトやフェイが言うように「支配の何が問題なんだ、楽だし楽しければいいじゃないか」とか、「今が幸せなら、変化なんて求めなくてもいいんじゃないか」とか。

 支配や秩序に対する見方の両面を描いてるのが凄い良い。
 現実でも、石破さんが嫌いだの、今の日本社会に疑問を持ってても、実際に行動には移さないじゃん。

 メンドイじゃん、そういうの。そもそも選挙とかデモとか、本当に意味あるの?とか。
 それに今が良ければそれでいいじゃん。政府や政治家に従ってる方が楽でいいじゃんって。

 メンドイと感じたり、楽って思ったり。それもそれで俺は大事な考えだと思うし。
 デカダンスはそこら辺、綺麗事じゃない所が良いんですよね。

 だけど、カブラギやナツメの、前も向いて進んでいく姿もカッコ良いし羨ましい。
 作品全体で、視聴者に対するエールやメッセージにもなってる。

 別に、アニメ見て何かが変わったりすることはないがw
 ないんだけど、でも、自分の心が前向きになる。力になる感じ。

 やっぱ改めて面白いっすね。
 本当に、今見るべき作品だと思います。


ぷにるはかわいいスライムについて、そのぎゅむ!

2025-02-01 08:40:00 | アニメ

 週刊コロコロコミック連載。まえだくん氏の漫画原作。
 世間を騒然とさせた、2024年冬アニメ話題作にして問題作。

 ストーリーは、

 ある日、主人公・コタローはTVを見ながら、糊とホウ砂を混ぜてスライムを作る。
 すると、そのスライムが突如意思を持ち話しかけてきた。
 コタローはスライムに“ぷにる”と名付け、一緒に仲良く暮らしたとさ、めでたしめでたし。

 それから数年後……。

 といったお話。
 思春期の男子中学生と謎のスライム女のラブコメディという、中々にぶっ飛んだ内容です。

 巷では性癖スライムと言われてるらしいw
 確かに、まぁ、直接的な表現はないとはいえ、これ子供が見たら何かが拗れるだろうなってのは伝わってくるw

 ただ話題になるだけあって、スライム女の可愛さ一辺倒じゃなく、話も面白いっすね。
 コロコロだから見応えはそこまで期待してなかったのもあり、目から鱗な感じ。正直ナメてました。

 ギャグはしょーもないのばっかですが、テンポ良くて、とにかく見やすい。
 この前見た「しかのこ」とか、まあ見辛いのなんのw

 多分だけど、ドラえもんのび太みたいなシステムが成り立ってるからなんだろうな。
 ぷにるコタローでコンビが完成されてて話を引っ張ってくれる。

 それに、話の軸というか。一応はラブコメと銘打たれてるんで。
 ぷにるコタローの仲がどう進展するのか。人間とスライムの間に恋は芽生えるのか。

 ここら辺の展開も気になる。とにかく続きが見たい。なんか見てて癖になる。
 不思議な感覚。どうせ大したことないやろ。話題作やし1話だけでも目通しとくか、と軽い気持ちで見たが、まぁ、ハマったなw

 原作は連載してまだ2年とからしいから。
 さすが、短期間でアニメ化だけあって元のポテンシャルが凄いんやろね。

 これは2期も楽しみ。
 冷静に考えると、良い歳してコロコロアニメ見る自分もどうかしてますがw

 そこはすみませんけど、こっそり見させてくださいw
 では、また。



私に天使が舞い降りたについて、その天使のまなざし

2024-12-20 18:39:00 | アニメ

 コミック百合姫連載、椋木ななつ氏の漫画原作。
 女子大学生が女子小学生に一目惚れする異色の百合ラブコメアニメ。

 まず百合姫なんて、そんな直球な雑誌があるんやなw
 日本は広いわ。たまたまUNEXTのオススメに上がり目についたんで、とりあえず視聴。

 所謂、おねロリというジャンルやが。
 性癖ぶっ刺さりというよりかは、穏やかな柔い展開。

 ひなたはなのあかのこより。小学5年生5人衆。
 ようこの手のアニメであるフォーメーションに、変態女子大生の組み合わせ。

 見易さの安定感とテンポの良さ。話としても徐々に周囲との絆が広がったり深まったり。
 日常アニメとして、まずクオリティが高い。ハッキリ言って神作やなw

 こんな良い作品に巡り合うとは、見てて動揺してますw
 いや〜、本当に日本は広いわ。自分が知らんだけで作品はあるもんやな。

 アニメ12話に劇場版。そりゃ映画にもなりますわな。面白いもんこのアニメ。
 映画も続けて視聴しました。尺は1時間ちょいですが、中身詰まってます。

 おばあちゃん家へ帰省ってだけなのに、謎の見応え。
 こういう作品って、どこかで飽きる所がありそうなもんやが、そんな所はないw

 作品として確立してるってのがあるんでしょうね。
 他所と似てるようで違う。可愛さと面白さが見事に両立してると思う。

 惜しむらくは1期で終わりってとこ。
 『のんのんびより』みたく、シリーズ化しても問題ないと思うんだが。

 5期までやれ。
 では、また。