2023年公開のJホラー。
撮影が終わった映画作品。その製作の仕上げとなる編集作業に勤しむ映像会社のスタッフ。
しかし、その編集中、奇妙なものが画面に写り込み……という導入。
YouTubeのおすすめ動画を見て視聴を決意。
あまりストーリーやら作品自体の出来はそないでもないらしいが、
グロ表現が結構良いとのことで、そこだけ期待してる感じw
実際のホラー映画の撮影に、マジの幽霊が写り込むみたいな、よく聞く怪談をテーマにした作品。
で、今作品に出てくる怨霊は自分が写り込んだシーンに関わる人を次々呪い殺すという設定。
呪い殺すと言っても結構な物理攻撃。いきなり顔面を抉ってきたりw
ガッツリ姿を現わしてアグレッシブな霊。Jホラー的な趣はゼロながら、中々不気味な佇まいで、そこは好印象。
とりあえず全部見た感想は、面白いっす。
まぁ、自分で評価のハードルを下げてるというか、甘く付けてる自覚はあれどw
でも、悪いとこがないっちゃないんすよね。
尺が1時間でサクッて見れて、テンポも良い。
役者も、聞いたことない人達ばっかなんですけど、演技が臭みなしで話に集中できる。
特に吉武千颯さん。殺され役なんすが、死に様がイカしてるw 夢に出てきそうw
それと怨霊に愛嬌があるというか、好きなキャラですね。
ようホラーにある、非業の死を遂げ恨みを抱いて〜みたいな、そういう悲痛なバックボーンが今作の怨霊にはなくて。
怨霊本人が不幸ではあれど、ある種、逆恨みな理由でバタバタを人を殺していく。そこが理不尽でなんか好きw
人間味あるのが良い。妙な納得感があって胸にストンと落ちる。
キャラ造詣や話の構成、役者の演技。
バランス良くて、改めて面白かったです。
ちょっと評価低すぎやと思う。俺も甘めに付けてるとは言ったけど、そないにつまらんか?とも思う。
Jホラーに当たりが強いというか、低評価付けとけばいいみたいな連中が多いからな。
そんな奴は祟らればいいんだよ。怨霊さんに顔抉られてしまえw
では、また。