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おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

呪術廻戦について、その懐玉玉折

2024-04-28 06:00:00 | アニメ

 呪術廻戦の第2期になります。
 五条先生の学生時代から渋谷事変まで。

 けっこう面白かったな。あんま期待してなかったが。
 見始めたら止まらん。スピード感、テンポ良い。バトルアニメとしては傑作やと思う。

 伏黒パパかっこいい。4話で死んじゃうけど凄いインパクト。瞬間風速エグい。
 五条先生が伏黒パパ一撃で倒すのスッキリした。めちゃめちゃかっこいい。もう五条先生主人公でいいよw

 気になってた夏油の離反理由は大したことなかったが。
 要は五条先生が強くなりすぎで不貞腐れただけやからな。過去編はかっこよかったけど、五条先生はこの件含め後々戦犯になっていくのが悲しい。

 現代に戻っての渋谷事変はあんましだった。
 バトルの連続だから、そこは楽しめるけど。飽きるね。

 脹相のおかげで最後まで持ってるとこあるw
 やっぱ虎杖好きになれんわ。それがよく分かった。

 渋谷が文字通りめちゃくちゃになって、壊しっぷりドキドキする。
 でも、飽きるね〜。味方も敵もバタバタ死んで、そのテンポ感だけだな。

 イライラはせんけど、見ててちょっと嫌な気分にもなるし。
 東京めちゃくちゃになってさ。呪術師の皆さんしっかりしてよ〜。

 とにかく敵が本当に強い。化け物と戦ってんだから人間が不利なんは当たり前だろって。
 作品の底に流れる雰囲気、分かるんだけど……俺はあんま好きになれないかな。

 その癖、五条先生もやらかすし。界王神のやらかしは笑えるけど、現実的な視点がある分笑えないんよね。
 五条先生を責めてる呪術本部も夏油の死体流出させてるし「こいつら…」っていうね。

 首都移転やら被害が現実的な分、笑えない。
 どう考えても虎杖は殺しとくべきだったぞw 冥冥とかやる気のない奴もいるし、なんかな〜。

 でも、本当に熱冷めたわ。面白かった分、冷めた。
 ようやっと呪術から開放されたぜ俺も。第3期はさすがに全話は見ないかな。

 高羽vs羂索と五条vs宿儺だけ抑えときゃいいかな。
 かなり絶望的な戦いで、好きな人は好きなんやろなとは思うが。

 俺は敵や悪をボコす話の方が好きやねw
 では、また。



キボウノチカラについて、そのオトナプリキュア23

2024-04-27 06:35:00 | アニメ

 去年放送された話題作。
 プリキュア5の後日談。のぞみ達が大人になり、再びプリキュアへ変身するというお話。

 正直、見てて思うとこある感じw
 最近はここら辺の世代の、GTOも復活する世の中やし、狙い撃ちのこの感じ。

 見てて本当にモヤモヤするw
 仮面ライダーや戦隊も続編が出てるから、日朝の規定路線なのは分かる。

 微妙ちゃ微妙だよな〜。思ったよりは面白かったが。
 基本はそれぞれ大人になり仕事して、それぞれの大人ならではの悩みがありーの。

 まぁ、おジャ魔女でよう見たテンプレ。みるくが会社員やってのは面白かった。
 テンポが良いし、めちゃくちゃエゲつない世知辛い内容でもないしで、サラッと見れるのは良いんだが。

 日朝女児アニメでこういう生々しいのはあんま見たくないね〜ってのが正直な感想。
 大人向けと言っても、当時見てた女児がこの作品を見ることないでしょっていう。

 おジャ魔女も大人向け出したけど、結局、女児の親世代の人達が昔を懐かしむで見るのが大半だったらしいし。
 仮面ライダーとかは男子がそのまま大人になっても見るから、見てて違和感ない。ブレがないんよ。

 ただ、女児アニメの大人向けやと若干視聴層のターゲットがブレる。
 個人的にはこういう大人向け路線は作品の良し悪しに関わらず、やっぱ反対ですね。

 じゃあ、なんでレビューしてんのかって? 悪口言うくらいなら無視すりゃいいじゃんって。まぁ、それはそうなんですが。
 俺も最初は目だけ通しておいてスルーすりゃいいかと考えてたんですが……。



 ただ、この作品。最終回が最高なんですね〜w
 
 それだけが言いたくてこのレビュー書いてますw
 最終回、一気にモヤモヤが吹き飛んだ。ブラックホワイトが出ても別に大したことねー思ってましたが。

 最後にド級のサプライズ来ました。のぞみとココの結婚!
 これが見たかったんだよ〜!w 絶対ここら辺ヌルッと終わらせると思ってた。

 今まではモヤモヤ、「大人向けってこうでしょ?」の露骨な部分が出てたけど。
 ピンポイントに原作遵守w 劇場版のあのキスシーンから20年。時を越えたプロポーズ。

 マジで感動した。痺れた。これを見たかった。これを見たかったんだよ!w
 単純に大人向け、キャラを大人にするんじゃなく、視聴者の期待に応える展開。それが重要じゃん。

 後は咲舞が同性婚とかしてくれたら完璧だったが。さすがにそれは無理かw
 いや〜、見て本当に良かった。大人向けプリキュアに思うとこある人も、マジで最終回だけは見た方が良い。

 これから大人向けは『魔法使いプリキュア』の続編が10月に放送するらしい。
 またこれモヤモヤはするんだろうけど、見ちゃうな多分w

 では、また。



少女終末旅行について、その絶望と仲良くなる

2024-04-24 08:49:00 | アニメ

 つくみず氏の人気漫画原作。
 原作は2018年に全6巻で完結しています。

 ストーリーは、戦争で崩壊した世界をチトとユーリ2人の少女が旅をするというお話。
 ずっと見たかったアニメで、やっぱり面白かったです。

 まず特徴的なのは絶望感ですね。これが作品全体を貫いてます。
 戦争で崩壊と聞くと、再生とか、生き残った人間達が自給自足の生活して〜みたいなんを想像するかもですが、そういうのはないです。

 崩壊は崩壊。後は終わりと滅亡だけ。
 作中、カメラに3231とか書いてあったけど、いつの未来か分からないにしろ、人類が発展しすぎからの戦争で全滅、再生の余地がない、そんな世界です。

 残った保存食を旅をしながら漁り、食ったらそれまで。
 畑を耕すとか、そもそも畑を耕すための土も種もない。生き物もいない。

 再生は一切ない。終わるだけ。
 その時間がゆったりと流れていく。でも、胸糞とかじゃないんすよね。ただ胸が締め付けられる。

 特に今はイランイスラエルの緊張が高まってる中、怖くも感じた。
 残念ながら、現実の世界は創作ほど長持ちはせんかったみたいやな。

 まだ土があるだけ、今の世界はマシかもだが。
 早めに破滅が来るのは、むしろ人間にとって幸運かもしれない。
 
 何が起こるか先は分からないけど、その時が来たら。
 この2人のように、俺も絶望と仲良くできるだろうか。

 では、また。

 


便利屋斎藤さんについて、その異世界に行く

2024-04-21 13:16:00 | アニメ

 一智和智氏の人気漫画原作のアニメ。
 正直、飽きたら途中で切ろうと思ってて全く期待してなかったけど、この作品も面白いしねw

 昨日のヘルクと同様、一風変わったファンタジー作品。
 いわゆる異世界モノ。工務店で働く普通のサラリーマン斎藤さんが突如異世界へ召喚されというお話。

 一応、斎藤さんとそのパーティのお話ですが他にも重魔法戦車や凸凹、エルフ神官、公認勇者、パワーウィザード、王様など。
 
 その世界や国で生きる人々の群像劇です。
 物語が唐突に始まって、ちょっと最初が分かりにくいけど慣れますw

 1話見れば大体のシステムは理解できる。
 そこで惚れたら一気見しちゃうと思う。俺は見たら止まらんかったな。一晩で全部見たw

 なんか纏う空気感が好きなんすよね。OPEDもオシャレで。
 ヘルクと同じでギャグ多めなんすが話のテンポが良いし、ギャグセン自体も高い。

 第9話とかめっちゃ馬鹿馬鹿しくて好きw
 ただちょっとグロい。斎藤さんもゴーレムに握りつぶされて死にますw 容赦ない世界観ではあるんかな。でも、大概生き返るんで大丈夫です。

 全部ギャグではなくシリアス展開もあります。
 全12話に、忍者と魔女編、犬戦士編のメインストーリーがあって、そこも感動します。

 シリアスと言っても基本はハッピーエンドで安心して見られる。
 特に忍者に対する処罰とか結構好き。勧善懲悪の匙加減が。

 めちゃめちゃ作り込まれてる訳じゃないけど、上手く作風とマッチしてるというか。
 てか、そもそも俺とこの作品がマッチしてるんだと思いますw

 最近はファンタジーだの異世界転生だの溢れてますが、やっぱ見てみるまで分かんないね。
 見たら自分にバッチリ合う可能性がある。偏見を持っちゃいかん。この作品見て本当に勉強になった。

 主人公の健気さが見てて共感するというか、応援したくなる。
 斎藤さんは別に能力があるわけじゃなく、工務店で働いてた経験や手先の器用さ。何より優しくて気遣いができる性格で、とにかく頑張るんすよね。

 自分を受け入れてくれた人達のために。自分の居場所を見つけた嬉しさとか。
 理屈抜きの話でほっこりする。俺ってこういう作品が好きなんやなって、ちょっと恥ずかしくなりますけどw

 見る人によってはヌルく感じるかもだけど、ハッピーエンドとか好きな人は本当に楽しめると思う。

 マジで第2期期待ですw
 では、また。




ヘルクについて、そのHelck

2024-04-20 12:35:00 | アニメ

 七尾ナナキ氏の人気漫画原作。
 全12巻、2017年に完結した本作。何故か数年の時を経てアニメ化。

 何故、今アニメ化なのか。謎めいてて一時期話題になりましたが。
 まぁ、期間はともかく、話は面白いです。

 ストーリーは、

 魔王が倒され平和になった世界。
 人間達は沸き立っていたが、魔界では新たな魔王を選出するため大会が開かれようとしていた。

 魔界の者が次々と名乗りを上げる中、そこに混ざる1人の男。
 魔王を倒したとされる勇者ヘルク──。

 何故、今アニメ化なのかは単純にファンタジーブームだからなんだろうけど。
 ただ、これアニメ化しようって決めた人、目の付け所がめっちゃ良い。この作品、ただのファンタジーではなく捻った展開で面白い。

 七尾ナナキ氏はヘルクの後に『ヴェルンディオ』という作品を連載しているらしいですが。
 それもかなり評判良い。原作に力があるからこそのアニメ化なんでしょうね。

 監督はナデシコでお馴染み佐藤竜雄氏で、その時点で異色さが際立つ。
 唯一無二のファンタジー作品になってると思う。

 まず序盤はギャグ展開になります。
 ニコニコで「人間を滅ぼそう!」と言うヘルクとそれを怪しむヴァミリオ。

 特にヴァミリオことアンが凄い。ボーボボのビュティ並のツッコミw
 小松未可子さんの名演ですね。ボケツッコミがポンポン決まって見やすい。一気に話へ引き込まれます。

 そこにシリアスというか、ミステリー要素あり。
 ヘルクの思惑、その弟クレスの死、人間界の異変。

 早い段階でスパイではないんだろうなってのは分かるんですが。
 第6話で「人間はもう存在してはいけない」とハッキリ言うヘルクに目を見張る。
 
 ヘルクの哀愁や物語の引きとか、完璧なんすよね。このアニメ面白いw
 中盤からはヘルクアンキウイで大陸を冒険。一生見てたいこのトリオw

 そんでそっから、何故ヘルクが人間を滅ぼそうとしてるのか、人間界で何が起きてるのか、過去編へ突入。
 これが結構ヘビーです。一応、ヘルクは作中最強キャラで俺TUEE系の要素もあるんですが、力だけではどうしようもない部分をよく描けてた。

 人間と魔族は元々争う理由や必要性がなく、ただ誤解しているだけ。
 その誤解を利用して欲望を叶えようとする醜い人間達。

 ヘルクは最強の勇者ですが、その前に優しい兄ちゃんで。
 その優しさが仇となり、優しさを無下にされ、弟も仲間も守れず。

 人間の愚かさと無意味な戦い。絶望に苛まれ人間を滅ぼすしかないと決断するヘルク。
 そこからヴァミリオの強い意志。「人を救う」戦いへ。

 まあ、物語としては尻切れトンボなんすが。
 アニメが全24話で漫画の8巻ぐらいまでの内容。

 ミカロスとラファエド、王の謎、最終決戦をアニメでやってくれるのかどうなるのか。
 ちょっと先が気になりすぎるんで、漫画は別で読むけどw

 アニメ続編も気長に持とうと思います。
 では、また。