今日は、定例の掛かり付けの病院に行ってきました。今日は尿検査と血液検査を実施。結果は来月の診察日に教えてもらえるはずです。途中、まだ先の話ですが、コロナワクチンの接種はどこでやりますか?と質問され、今検討中と答えました。私のなかでは少し時間を置いて、副作用とかもっと情報を確認してから受けたいなあと思っているのですが(要するに時期を悩んでいるのですが)、先生は接種を受けるか受けないかで悩んでいると思ったようです。言葉って難しいですよね。
良く言われることだと思いますが、
好きな食べ物や美味しいものは、最初に食べる派と最後に食べる派。
良く聞く話題です。
同様に、
嫌なこと、面倒なことは、先に済ませる派と、後回しにする派。
私は最後に食べて、後回しにする派です。
結果、
テスト勉強は一夜漬けのエキスパート?
キッチンの洗い物は、翌日食べる前にエイヤァって、
慌てて洗う人間です。
勉強が嫌いなので、東大には行けず、
もちろん好きだったとしても行けませんが、
折角合格した大学でも、ろくな成績は上げられず、
人見知りな私は人脈もできず、
会社でも怠惰な生活と、いい加減な性格で出世もせず。
まあ、ろくな人生を歩んで来れませんでしたが・・・・
でも、持ち前の能天気な性格で後悔はしていませんが。
遠藤周作と言う作家が描く著作の中の御言葉、
「明日できることは今日やるな」
を忠実に守っている私?
中学生時代に知った名言です。
他にはシェークスピアの作品の中に出てくる言葉。
「殿方は、決して自分からやろうとしないくせに、やればできると言う言い訳だけは忘れない」
なんと言う作品かも覚えていませんが。
こういう言い訳だらけの人生が、今の私を形造っています。
60才を過ぎ、今さら変えることも不可能。
子供たちは反面教師として役立てて欲しいと願って言いますが。
さて、今年の目標である年間読書120冊。
64冊目です(今年132日目)。
「追想の探偵」 月村了衛
勝手に評価10点満点中7点
消息不明の大物映画人を捜し出し、不可能と思われたインタビューを成功させる――〈人捜しの神部〉の異名を取る女性編集者・神部実花は、上司からの無理難題、読者からの要望に振り回されつつ、持てるノウハウを駆使して今日も奔走する。だが自らの過去を捨てた人々には、多くの謎と事情が隠されていた。次号の雑誌記事を書くために失われた過去を追う実花の取材は、人々の追憶を探る旅でもあった……。記憶の重い扉が開いたとき、切なさがあふれ出す。日常のハードボイルド。
本作品は、いわゆる殺人事件などが起き、
それを解決するという王道のミステリーではありません。
どちらかと言うと、
ビブリア古書店の事件手帖やタレーランの事件簿、
北村薫さんの空飛ぶ馬、スープ屋しずくの謎解き朝ごはん、等々。
いわゆる日常の謎的なお話を解決して行くジャンル、
と言えば良いのでしょうか?
本格ミステリーやいわゆる刑事ものが好きな私ですが、
このジャンルも秘かに大好きです。
特に、この追想の探偵の主人公は、
なかなかに魅力的でした。