TEPPEN を見ての感想 ピアノ編

正直、誰が勝っても負けてもいい番組。
特定の誰かを応援している訳ではないので、
気楽にみられる番組である。
出場者は以下の通り。
AKB48 松井咲子 HKT48 森保まどか 乃木坂46 生田絵梨花 かつみ♥さゆり 脊山麻理子
ただこの手の番組、あるいはなんとかコンクールでも同じだが、
例えば同じ曲を弾いてもその人の個性が滲み出てしまうもの。
ツインも小さいころピアノを習っていたが、
クリアに力強く技術力は高い、でも堅い印象のツインＡ。
技術力はやや劣っても、抒情的で感情が伝わってくるツインＮ。
２卵性の双子だからタイプは全く違う二人。

この番組を見ていても、
技術だけだったら違う得点になるのだろうが、
聞こえてくる印象。ピアノを通じて伝わる気持ち。
それが結果的に得点に表れてしまう。
弾く技術だけだったら森保さんがトップかもしれない。
逆に技術力では生田さんが一番劣っていたかもしれない。
でも、もう一度聞くとしたら誰の演奏？
と言われたら、私は生田さんと思う。
技術は劣っても音楽の楽しさが伝わる演奏。
音楽の魅力？音楽の不思議？だろう。
歌も同じ。
同じ歌を歌っても、人が変われば違って聞こえる。
声の質も歌い方も微妙に違う。

同じようにピアノだって、タッチが違って、
スピードが違って、強弱が違って。
実に面白い。
こういう番組にはまる理由がここにある。