第３回ダンロップカップ 静岡県選抜中学１年生ソフトテニス大会

ここのところ仕事であんまりいいことなく、
やや落ち込み気味の私。
今日はチビの竜爪マラソンの日であったが、
ダブルブッキングでソフトテニスの１年生大会もあった。
で、今日は１年生大会の応援へ。
１つの学校から５ペアが出場。
全９５ペアが参加する大会となった。
まず対戦前の予想としては、
１ペアがベスト８くらいまで行ってもらって、
（この大会の過去最高成績がベスト８）
あと４組のうちの１組が３回戦進出。
後３組は１回か２回勝ってくれれば。
まあ、そう思っていた。
正直これくらいのことは毎回思っているのだが。
いつもこうして獲らぬ狸の皮算用をして、
いつもがっかりして帰るのだが・・・・
まあ、今回も１組少し楽しみなペアがあって、
まあ、順調ならベスト８にいける実力はあるけれど、
結構１年生の実力は当てにならないことは
経験上よく解っている。
強いペアが、初戦でコロッと負けたり、
何でこんな強いペアがシードでない所にいるの？とか。
もの凄く上手いペアが、惜しくもアウトが続いて
気がついたら負けていたとか。
１年生大会はこういうスリリングな試合が多く、
結構面白い。
さてどうなることやら。

１年生大会その1

さて最初の試合はＨ・Ｔペア。
後衛のＨは結構つなぐタイプ。
練習でも一番粘り強いストロークをしてくれる。
今回の試合もそういういいところが出ていた。
相手も時折しっかり打ってきたが、確実に返していた。
前衛のＴもしっかりボレーも決めたし、
相手のボレーを拾ったり、息もあっていた。
ふたりとも結構いいサーブも入ったし、
緊張感でガチガチの中であれだけいい試合が出来たのだから。
１回戦は３－１で見事勝利。
幸先のいいスタートを切ってくれた。
残念だったのは次の試合が第１シードだったこと。
さすがに第1シードは強かった。
どちらかといえば何も出来ずに敗退の感が強いが。
でもそれなりに見せ場はあった。
合格点のできか。ストロークに威力をつけることと、
ポジショニングボレーの精度。
それが課題か。
次はＹ・Ｓペア。
相手は小学生ではあったが、
昔から色々な中学生の大会にも出ており、
今の２年生のシード選手に勝てないまでも
互角の戦いをしてきたペア。
優勝候補といっても過言でないペア。
それがシード位置でもなくいきなり対戦。
少し不運であった。
結果は０－３の完敗。
向こうは小学生とはいえ、経験数年の言わばベテラン。
こちらは中学からはじめた素人。
差は歴然ではあったが、
前衛は残念ながら何も出来なかったが、
心配していたほど自滅のミスが少なかったことが収獲。
後衛は打ち勝った場面もあり、
精度を上げていけば十分通用すると思ったが、
相手の角度のあるリターンなどにはついていけなかった。
まあ、しょうがないかな。次にがんばろう。

1年生大会その２

次は、Ｈ・Ｎペア。
相手は1回戦を勝ちあがってきた服織。
1回勝ってリラックしている相手と、
初戦の二人。
その差が若干出てしまった。
後衛はしっかりつなぐことが出来るがやや非力。
前衛はストロークは力強いしボレーもまあまあだが、
どちらかというと荒いタイプ。
二人とも時折いいショット、いいボレーが出るも、
全体的にミスが目立ったのと、
相手が２試合目でのびのびと打ってきて、
パワーに若干圧倒されてしまった。
もう少しパワーをつけ、つなぐテニス？を身につけ、
粘りのテニスが出来るようになれば、
もう少し上にもいけるだろう。
今後に期待しよう。
次が、Ｙ・Ｏペア。
初戦は試合が重なりほとんど見ることが出来なかった。
相手は小学生。
一生懸命つなぐ小学生に対し、
ややミスが目立ち、
見ていた時は最初にゲームをとられてしまったが・・・・
その後立ち直り、なんとか３－１で勝った様。
次は対西奈。相手はパワーのあるストロークペアで
で苦戦が予想されたが・・・・
今回二人が絶好調。さっきのＨ・Ｎペアと逆に、
相手が初戦ということで力が出なかったのか、
３－０と圧勝だった。
二人ともサーブも好調なら、何をやってもいい結果？
気持ちよく応援できた。
これでベスト３２に進出。
次に藁科と対戦したが・・・・
今度は先ほどと打って変わってややミスの多い展開。
相手がしっかり返してくるというのもあるけれど、
やはり相手の実力が若干上だった。
相手が最終的にベスト８に入ったことから見ても、完敗か。
でも２回勝てたし、実力は十分発揮できたと思う。
みんなそうなんだけれど、
１歩動けば打ちやすいところで打てるのに、
そこで足が動かず、肩のあたりの高さで打ったり、
体に近いところで返すだけになったり、
それからカットサービスの返し方をもっと練習する必要もある。
まあ、カットサービスのリターンなんて
全く練習してないからしょうがないよね。
次にもっとがんばろう。

1年生大会その３

さて最後にＳ・Ｓペア。
我がＲ中の期待ではあるが、
後衛は硬式経験者とはいえ、まだまだ未知数。
前衛は中学からの初心者。
ペアとしても未成熟。
上手くいってベスト８、下手すれば初戦負けと思っていた。
ところで、ドロー（トーナメント表）を見てびっくり。
このペアが第７シードになっている。
これまで実績のないこのペアが何故シード？謎だった。
さて初戦は勝ち上がりの西奈ペア。
前に練習試合で対戦し３－０で勝った相手。
でも油断が一番怖いんだよと諭したが・・・・
予想通り最初のゲームを取られる危ないスタート。
次のゲームも１－３でリードされ、
このゲームを失ったら負けてたかもしれないが、
なんとかジュースの連続でしのぎ、
ここを１－１にした後は危なげなく３－１で勝利。
ひやひやのスタートだった。
まあ、こういう危うさ？ドキドキ感が１年生大会の醍醐味か？
さて、次は観山。今度はのびのびと持ち味を出し、
３－０と圧勝。
試合終了後、観山の顧問の先生から練習試合を申し込まれる。
次は静岡東戦。
後衛が粘ってつなぎ前衛が決めるというオーソドックスなタイプ。
相手のコーチがＲ中のＯコーチの知人。
苦戦もしたが３－１で勝利となった。
ここまで後衛のＳは手打ちでネットすることもあるが、
まず、動けることが最大の長所。
前衛のカバーがしっかり出来るので
前衛の大胆なポジショニングに適応できる。
相手の穴も狙って打てるし、少しずつ調子も出てきた。
ただ、あれだけ走りまくると連戦でガス欠が気になる。
前衛は大胆なポジショニングで確実にボレーを決める。
後衛の威力のあるストロークがあるから出来るプレーで、
抜かれることも多かった。
なんとなくペアとしては息が合ってる？そんな感じのペアか？
これでベスト８進出。
シードの役割は果たした。

１年生大会その4

さていよいよベスト４を掛けた試合。
３位までが県大会にいけるらしい。相手は安東。
後衛は左利きでフォアもバックもしっかり打てるし、
前の試合では前衛はバックボレーが滅茶苦茶上手かった。
正直勝てる気はしなかった。
案の定ジュースの連続で接戦となった。
その中でＲ中の前衛のミスがやや目立つ。
緊張する場面で初心者としての自信のなさ？
失敗を恐れて消極的になる。
それで最初のゲームを落とす。
次のゲームもジュースの連続。ここがポイントだった。
相手が最初のゲームを取ってホッとしたのか、
ややミスが出てそのおかげでここを取り１ー１。
ここから、二人とも絶好調モード。
接戦だったけれど、徐々に相手のミスが目立ち初めて、
結局３－１で勝利。
予想外のベスト４に来てしまった。
コーチのほうが戸惑ってしまった。
うちがベスト４に入っていいの？
そんな感じだった。
連続で今度は大里と。
私は見ていないが、Ｏコーチ曰く、強いペアで、
絶対勝ち上がってくると思っていたそうだ。
まあ、ここまで来ればいいなあと私は思ってしまったが・・・
二人はそう思っていなかったようだ。
二人とも相変わらず絶好調モード。
大胆すぎるポジショニングも、
このペアの特徴と化していた。
後衛の力強いストロークを頼りに、
前衛のボレーやスマッシュが面白いように決まる。
後衛もしっかり拾うし、しっかり打ち勝つし、
見ていて負ける気がしなかった。
こうしてＲ中史上２度目。
数年前の団体戦以来のファイナりスト誕生となった。
相手はＹ・Ｓペアが負けた小学生チーム。
消して勝てない相手ではなかったが、
連戦（本当に連続で試合をしてきたこと）であり、
走り回って勝ち抜いてきた後衛。
正直ほぼガス欠状態ではあった。
もう少し早い段階で当たっていたら、
勝てないにしても、もう少し接戦になっていただろう。
残念ながら完敗だった。
もちろんそれなりにいいショットやボレーもあったが、
相手の角度のあるボールが全然取れなかった。
しょうがない。
ファイナルに来られただけでも幸せだ。
おめでとうバンザイ！！！！！！！！！
でも私が感心したのはこのペアの特に前衛。
準優勝でも悔し涙。
相当悔しかったようで、準優勝とは思えない落ち込みよう。
周りから見ると優勝候補が初戦で負けたような感じか？
でもそういう悔しさは次に絶対生きるし、
これからの練習にも絶対いい結果を与えてくれるだろう。
中学１年生の中ではトップ。
この２・３・４ペアが静岡市代表として県大会進出。
３ペアで１チームとして他の地区の代表と団体戦を行うようだ。
これもいい経験だろう。また、楽しみが増えてしまった。
今日はみんなお疲れ様。
そしてありがとう。
応援してくださった父兄の皆様お疲れ様。
そしてありがとうございます。
これからも応援お願いいたします。
拙いコーチで申し訳ないし、
他の学校の追い上げを考えると、
決して安穏とはしていられません。
他の学校は強烈な練習をしているし、
抜かれちゃうかもしれないけれど、
精一杯がんばっていくであろうお子様を
是非見守ってあげてください。