oteshio日記

oteshio店主の日常

12月のコハゼ店長

2014年12月05日 | コハゼ
12月になりました。
師走です。気持ちが落ち着きませんね。

「美しいテーブル展」も無事に終わりました。
ありがとうございました。

引き続き、「大坊珈琲店」の本等は、お店にありますので
期間中にお越しいただけなかったお客様、ぜひいらして下さいませ。

今年も、残りわずかですが、
oteshioでは、もうひとつイベントの計画があるそうです。
私は、よくわからないのですが、近々お知らせすると思いますので、
よろしくお願い致します。



oteshio店長 コハゼでした。

一日に一回だけの影

2014年12月04日 | Weblog
冬になりました。
oteshioは、南側一面が窓になっています。
この窓のお陰で、毎日太陽を浴びて、季節の移り変わりを感じる事が出来ます。

冬至の前の二週間だけ、oteshioに入る日の光です。
この時期の一番の楽しみです。





今年の冬至は、朔旦冬至(さくたんとうじ)と言って19年に一度冬至と新月が重なり、
太陽と月が復活する、大変おめでたい日だそうです。
いつもは、なんとなく過ぎていく冬至ですが、今年は心して楽しみたいと思います。







小雪 末候 Mandarin oranges begin ripen

2014年12月03日 | oteshio72候
ここのところ雪が降り積もりそうで、積もらない日々が続いています。
どうせ積もるのだから、いっそのこと早く‼と思いますが、いかがなものでしょう



着物は、白大島です。寒くなると暖かい色と思うのですが、
そこであえて白大島に、八掛けもブルーで透明感のある印象に合わせて
帯は、珍しい小鴨色のカンタ(インドの刺し子)の名古屋帯。
この帯は、oteshioのオリジナル。
帯締めは、きねやさんの群青色で同色の組み合わせ。
帯揚げは、反対色の橙色で、でも良く見ると帯の中に橙色がちゃんと入っています。

寒さの中に凛とした人が立っている!
そんなイメージで、コーディネイトしてみました。









大坊珈琲店

2014年12月02日 | oteshio文庫


猿山修さんが装丁をした「大坊珈琲店」がoteshioに届きました。


「大坊珈琲店」とは、東京の南青山の交差点にあつた珈琲店で、
昨年の12月にビル取り壊しの為、皆さんに惜しまれつつ閉店したお店です。


私が初めて大坊珈琲店に行ったのは、30代の半ば、
アパレル会社に勤めていたときです。
青山のオフィスで会議があり、毎月札幌から出張に行っていました。
毎回、大坊主珈琲で珈琲を飲む事を楽しみにして、
あまり楽しくない会議に参加していたのを思い出します(笑)
開店してすぐの時間だったので、お客様も少く、カウンターで大坊さんが入れる
珈琲の手元をずーっと見ていました。
今にして考えると、すごく贅沢な時間だったように思います。

本の中にある色々な方たちからの寄稿文を読んでいると、
あの珈琲の匂いを思い出し、鼻の奥がツンとしました。
また、再開してくださるのを、北の地から楽しみに待っていたいと思います。

素敵な本です。oteshioにて販売しています。