写真は、伊勢型紙です。
大きさは、幅40センチ×縦20センチ~30センチ
のA4くらいの大きさです
一枚の着物を作るのに、
この型紙を繰り返し、繰り返しズレない様に繋ぎ合わせて
染めて行くのです。
男性でも、根気と体力のいる仕事です。目も使います。
岩下江美佳さんは、女性で初めての
染の伝統工芸士ですが、同性として、感慨深い物を感じます。
写真は、2008年に岩下さんが、oteshioにて実演を
してくれた時のものです。
最近は、プリンターで染めた江戸小紋も
出回っています。
oteshioで扱う江戸小紋は、写真のように、すべて手作業で仕上げたもの。
プリンターで染めた江戸小紋と差別化する為に
白地の生地には、あえて地紋を入れて、染めづらくしています。
手作業でなければ綺麗に染まらない工夫を生地にしているのです。