oteshio日記

oteshio店主の日常

大人の着物 コーディネートブック

2015年10月20日 | キモノ
いよいよ、発売されました。
「大人の着物 コーディネイトブック」
p34~p39まで、oteshioが載っています。



表紙の鶴田真由さんもとっても奇麗ですが、
ナムリンをはじめ、oteshioのお客様も全然負けていません(笑)

これから着物をはじめる方も、ずーっと、着物を来ている方も
新たな発見がある内容になっています。

主婦と生活社より、1350円+税で絶賛発売中です。
ちなみに、oteshioには、もう少しで入荷しますので、
お急ぎでない方は、oteshioにてお求め下さい。

そして、今日から「nunoteshio vol.13」開催中です。
素敵な布ばかり・・・
着物好きは布が好きなのか?
布が好きだから、着物が好きなのか?
布と着物は、切っても切りはなせない関係なのです。
25日まで、皆様のお越しをお待ち申し上げます。








ウズベキスタン シルク ベルベットの帯

2015年10月17日 | oteshioの着物
今日は、第1回 oteshio OMT(美味しい物しか食べたくない)会です。

要は、お着物を着て、小滝さんのお料理を食べましょう🎵という主旨で
毎月、お客様と一緒に美味しい物を会食したいと思います。






着物は、本当に良く着ている泥染め無地の大島紬。
先日、洗い張りをして、袖下が擦りきれたので
少し袖丈を短くしてもらいました。

帯は、ウズベキスタン シルク でアドラスと言われる絣があるのですが、
こちらは同じくシルクで、ベルベットに織られているもの。
ウズベキスタンのアドラスの帯は、過去に名古屋帯にしたことはありましたが、
ベルベット織りになっているものは、はじめて見ました。
それで、やっぱり・・帯にしてみたく・・・でも・・
地が厚く今までの様に名古屋帯にしたら締めずらそう…と、悩んでいたら
さすが隣の和裁士の安田さん❗「作り帯にしたらええやん!」と、いうことで
ちょっと、作り帯には抵抗があったのですが、思いきって作ってみました~
人生はじめての作り帯です(おおげさな~)
いかがでしょうか?

と、言う事で、もう1つお知らせが、
このウズベキスタン シルク ベルベットの生地、
実は、帯一本分まだございます。(作り帯ですけれど)
ご興味のある方は、お声をかけて下さい。








イカットの帯

2015年10月16日 | oteshioの着物
イカット(ikat)とは、絣(かすり)織物のこと。
もともとはマレー語の「縛る」「結ぶ」などを意味する言葉です。
インドネシアやマレーシアの織物のことを言う事が多いですが、
広くは絣織物全般を指します。

絣の技法は色々ありますが、
基本は、先に糸を染めてから、それを織って柄を出します。
と、言うのは簡単ですが、実際の作業をとなると、気が遠くなるくらい大変です。
私には、絶対無理です(笑)

写真の帯は、ラオスシルクの絣で作った帯。
oteshioオリジナルになります。
たれの部分を無地にして仕立ててみました。
シルクと言っても、紬の様な節があり、それが味になっています。
真綿の結城紬や久米島。泥染めの大島紬にも合いそうですね。

 
 


今回の「nunoteshio 展」では、
岡崎さんがoteshoに持って来た布で作った帯(oteshioオリジナル帯)
もご用意致しました。
布を巻いたり、締めたり、羽織ったり・・・
「nunoteshio 展」で楽しみましょう。




岡崎さんの事。

2015年10月14日 | イベント
2007年3月から布の展示会を岡崎さんとはじめました。
今年で、8年になります。
その8年の間に色々な布を岡崎さんから見せていただいたり、
纏ったりしてきました。
8年も年2回展示会をしていると前によく見た布が、
今は、あまり見なくなったりもしました。
でも・・この8年間、間違いなく一つ言えることは、
「一度も、布のクオリィティが下がった事はありません。」
それが、どんなに大変なことか・・・
世界中が同一システムで染まりつつある中、
その事に逆行して行く彼女の仕事。
でも、本物のものつくりへの思いと大切さと信じ伝えようとする彼女の仕事を
私なりに応援したいと思います。









「nunoteshio vol.13」

10月20日(火)からです。

23日(金)・24日(土) 岡崎さん、在店です。




2015年10月12日 | Weblog
ここのところ、お天気が不安定ですね。

今日は、お店もお休み。
久しぶりに何も予定のない休日です。

ふと、外を見たら、虹が出ていました。



「日本のおしゃれ 72候」では、虹は、
晴明・末候と小雪・初候に出てきます。
72候のどの言葉にも、先人の自然に対する観察力と
感性を感じることが出来ました。

虹は、一瞬にして見た人を幸せな気分にしてくれますよね。
でも、この辺の虹は晴れ間からは突然出てこないのです。
必ず、不安定な天気の中から現れます♪
だからでしょうか、嬉しくなるのは、

さぁ~これから、昆布でお出汁を取って
鰰(ハタハタ)のお鍋でもしようと思います。
お鍋が美味しい季節になりましたね。