「山の辺の道」 ハイキング その1
山の辺の道は、大和国原(くにはら)を見はるかすように、
青垣の山麓につづく古(いにしえ)の道です。
桜井と奈良を結ぶ道ですが、桜井~天理間を歩く人が多く
人気のコースとなっています。
しかし、約16km歩かないと・・・・・・
「記紀」や「万葉集」にたびたび登場する地名や旧跡がでてきて
歴史が興味ある人には、たまらないコースです。
訪れる人を神話の世界に・・・・・・ロマン漂うハイキングです。
近鉄大阪線の桜井駅からスタートです。
7世紀初めに官道としてつくられた道です。
桜井市は、山之辺の道を観光の目玉に・・・・
よく整備されています。ルートの案内板です。
山の辺の道の標識です。
まっすぐ進んで行きます。
カラー舗装された歩道には、山の辺の道のタイルはめ込まれています。
桜井市内には、これをたどると山の辺の道へ・・・・
ここを右折します。歯科医院が目印です。
JR桜井線が見えてきましたる
踏切からも三輪山が・・・・
この先のコンビにが見える交差点を左に・・・・・
大和川に向かってまっすぐ歩きます。
大和川が・・・・・・
右前方に三輪山の美しい姿が見えてきました。
大和川の河川敷です。そして三輪山が・・・・・
堤防の道を歩いて大向寺橋が見えてきました。
この橋を渡ります。
堤防に 歌碑が・・・・・ 読めません !
隣に読みの説明の石碑が・・・・
「こもりくのはつせの山
青はたの忍阪の山は
走出のよろしき山の
出立のくはしき山ぞ
あたらしき山の
荒れまく惜しも 」 意味は・・・・・・
大向寺橋を渡ると三輪山が近くになってきました。
すぐ右の堤防沿いの道をあるきます。
万葉の歌碑が・・・・
仏教伝来之地碑が・・・・ ここからが山之辺の道の起点です。
仏教伝来の地の案内図があります。
538年,(日本書紀によると552年。元興寺縁起などでは538年),百済の
聖明王の使いで訪れた使者が欽明天皇に金銅の釈迦如来像や経典,仏具
などを献上したことが仏教伝来の始まりです。その後,推古天皇の時代に
「仏教興隆(こうりゅう)の詔(みことのり)」が出され,各地で寺院建設も始ま
り、命ある者がこの世で受ける恩の中でも最も大切な親の恩に対して,
感謝をし冥福を祈るために仏像を身近に置きたいと考えました。ここに仏教
信仰が始動しました。
3月の終わりに利用して、天理駅~桜井駅までの
山の辺の道を歩いたら時間もかかりますが、
他のハイキングコースも歩いてみようと
思います。
コメントありがとうございます。
山の辺の道、結構距離があり
大変だったでしょう。
いにしえの道、古道は、たくさんありますので
ぜひチャレンジしてください。