都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

メッセ-ジ  夢を共有し何かを成し遂げる……楽しくなりませんか?!

2010年11月21日 | Weblog
 支部ニュ-ス「おおたの同友」(2010.10.8)部会&委員会報告 より
 
 
 
     夢を共有し 何か を 成し遂げるために ……
 
 
 高専交流委員会って 何 ? ? ? ? ?
 時々、こんな声が聞かれてきます。
 
 そうですね、高専と言えば製造業 ……
 大田区の製造業の激減に伴い存在意義が薄らいできたのでしょうか??
 
 いえ、一昨年からの不況の中、
 そして、これから予想されるさらに 困難な時代 に向け、
 益々、存在意義は高まっていくように思われます。
 
 そもそも、
 中小企業の存在基盤に基づいて
 多様な講師と内容で活動している 21研 の 研究会 に
 高専の先生がメンバ-として参加されたのが契機となり
 同友会と高専の産学交流が発展してきたと聞いております。
 
 その背景に
 
 産業構造の変化への対応、技術革新、後継者問題など
 課題をかかえる中小企業と
 
 「地域社会、経済の担い手として、優秀な技術者を育成し、派遣する」ことを
 原点とする高専が、
 
 お互いにフリ-に意見交換し、
 相互の技術やサ-ビスを提供し合い
 人材の育成を絡めて ギブ & テイク
 それぞれレベルアップしながら、地域社会の発展に貢献してきたようです。
 
 その産学連携の輪は広がり、現在、次のようなことをやっております。
 
● インタ-ンシップ会社説明会とインタ-ンシップ受け入れ
● 中小企業家経営塾(第9期)
● 学生海外派遣(中小企業家経営塾の成績優秀者)第3回 
● OTAふれあいフェスタ共同出展
● テクノシティ城南コミュニティカレッジの共同開催
  地域の産業と人材育成の担い手たちを中心とする将来ビジョン形成の場
● 夏季講義「大都市産業集積論」の 学生による企業訪問 の受け入れ
● 学校による「若手技術者支援講座」などへの協力
● 合同懇談会    などなど
 
 これらの活動により
 中小企業と同友会(大田支部)の活動への理解を深めるとともに
 お互いに地域の発展に寄与してまいりました。
 
 今後も、
 産業構造や世界情勢の変化に対応した
 ギブ & テイク の活動を進め
 「日本の中小企業ここにあり!」と、アピ-ルしていきたく考えております。
 
 都立工業高専 と 都立航空高専 が統合して成立した 産業技術高等専門学校
 荒川キャンパス(旧航空高専)では
 地域の中小企業と協力し、
 学生のチ-ムによる人工衛星の軌道投入を成し遂げました。
 (現在、2号機を製作中)
 
 同様のことが
 日本のあちこちで行われるようになりました。
 
 わが大田支部でもできそうです。
 夢を共有して、なにかを成し遂げたいではありませんか?!
 
 一つのことを成し遂げるためには
 モノづくりだけではなく
 科学も、社会学も、芸術も …… 総動員です。
 
 楽しくなりませんか?!
 
 
            株式会社 京浜工業所 代表取締役   
            大田支部 都立高専交流委員会 委員長  内 田 由 美 子