都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

高専交流委員会 8月活動報告 (8月27日 役員会)

2007年09月03日 | Weblog

          高専交流委員会 8月活動報告 (8月27日 役員会)      
 
 
      7月25日 若海先生との打ち合わせ(内田 田中)
      7月30日 学校との打ち合わせ(内田由美子 井上 久米 笠井 田中 / 高専 若海 遠山) 
      8月  8日 経営塾9月講師 IDS 加茂坂鉄男氏 打ち合わせ
              (内田由美子 内田亨 田中 / 高専 中西 遠山  / IDS 加茂坂 永松)
               終了後、中西先生、遠山先生と懇談
      8月24日 16研 実行委員会 参加(田中)
 
  
1.インタ-ンシップ 学生受け入れについて
 
  「会社説明会」参加企業 17社で、34名の学生を受入れることになりました。(カッコ内が人数)
 
   本科   大橋製作所(3)、京浜工業所(3)、システム・サ-キット・テック(2)、奈良機械製作所(2)、
          日本コンピュ-タ開発(1)、日本デジタル通信(1)、ヒタチスプリング(3)、レガ-ロ(2)、広沢電機工業(2)、
          サヤカ(1)、大洋ツ-ル(1)、タシロイ-エル(2)、東日製作所(2)、フジメタル工業(1)、平和工業(3)  
   専攻科 フジメタル工業(1)、奈良機械製作所(1)、アイ・ディ・エス(1)、広沢電機工業(1)、インタ-バルブテクノロジ-(1)
 
  昨年の実績は12社21名。学校全体でもインタ-ンシップが拡大しており、よい効果が出ています。
 
 
2.「OTAふれあいフェスタ」(11月10~11日)への参加について
 
  大田支部と学校が共同で参加申込みをしました。実施についてのご協力をお願い申し上げます。
 
 
3.中小企業家経営塾の学生海外派遣基金賛助金の募集について
 
  経営塾講師、高専交流関係者31名に案内をお送りし、7名(20万円)のご協力をいただいております。
  8月末日の締め切りまで、それぞれの方にご連絡し集約を行ないます。お礼の書面、領収書作成など
 
  
4.都立高専の独立行政法人化と高専の学内環境の不安定化
 
  来年度より、都立高専が、首都大学東京、産業技術大学院大を設置する
  公立大学法人首都大学東京の傘下に入り独立行政法人化されます。
  この組織改組が、行政(東京都教育委員会)主導で進められています。
  お役所主導の上からの改革は、「机上の改革論議」になりがちで、
  学校の先生方の人事制度の変更もあり、学内環境が不安定化しています。
  地域の教育機関を「地域社会の財産」として位置づけなおし、
  ものづくり人 材育成教育の基本的課題と将来像を描いていく、
  地に足のついた改革こそ問われているように思います。
 
 
5.関係者の「座談会」を実施する計画について
 
  10月17日、中小企業家経営塾終了後、高専交流の関係者、学校の先生方などによる「座談会」を行ない、
  相互交流や高専交流委員会のこれまでの活動の経験を踏まえ、次の課題について議論を深める予定です。
 
 
6.本年度の中小企業家経営塾の実施について
 
  ① 10月17日(水) 16:00~ ㈱IDS 加茂坂鉄男 様 ② 11月14日(水) 16:00~ 小松ばね工業㈱ 小松節子 様
  ③ 12月25日(火) 14:00~ ㈱畠山鐵工所(会社見学) ④ 1月23日(水) 16:00~ ㈱レガ-ロ 高倉博 様
  ⑤ 2月13日(水) 16:00~ ㈱篠崎製作所 井ノ原 様  (③以外は、高専品川キャンパスにて)

  第1講の講師は、ものづくりのソフトウェアで独自の技術を持つ IDS 加茂坂氏(江東支部)。
  中学生の時から父親の経営する町工場で旋盤の仕事を手伝い、まだ高校生だった1970年代初、
  他にはまだ導入されていなかったNC旋盤の操作を任されたといいます。
  “職人から経営へ”--加茂坂さんがお話しされていた経営課題です。
 
 
7.本年度の高専交流委員会の活動方針にいて
 
 
  委員会発足以来の関係者の皆様、
  中小企業家経営塾、インタ-ンシップ会社説明会を通して同友会に入会された皆様、
  高専の藤田校長、中西産学公連携統括他の先生方などと議論を深め、
  交流委員会の組織基盤や相互交流の基本方針を再構築していきたく考えていますので、
  ご協力をお願い申し上げます。