大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

ムジカノーヴァ6月号の表紙絵

2009年05月20日 | 本の装画の仕事
*「ムジカノーヴァ」6月号/音楽之友社 表紙の原画

うれしいうれしい、音楽の雑誌の仕事です。
ピアノ雑誌の「ムジカノーヴァ」に、表紙の絵を描かせていただきました。
本日書店発売のようです。
見かけたら、どうぞお手に取ってごらんください。
画材はオイルパステルで、わたしにとっては初の挑戦です。
表紙の言葉 というものも、プロフィールとともに巻末48ページに載せていただきました。
以下、表紙の言葉はこんなかんじです。
-------------------------------
ポン、ピン、ポロン……
森の中から、
かすかなピアノの音が聴こえてきます。
バッハのパルティータのようです。
演奏が終わると、アジサイの花々から
華やかな拍手がわき起こり、
雨粒たちは、ほほえみながら
空に消えていきました。
--------------------------------

さて、記事ですが、
音楽家向け身体講座というのがあり、
これが万人に参考になるような興味深いものでした。
体を意識することって、ふだん、やってないですものね。
腰痛や肩こりにもきくかもしれないですね。

また、バッハのインベンション1番についての記事もありました。
ピアノ弾きの方にとっては、インベンションというのは
簡単そうに聴こえて、奥が深いものなんですね。
わたしも、最初、インベンションを聴いたときは、
この単調な曲をどう楽しんだらいいものか、なんて思いましたが、
毎日聴いていると、嫌みは無いし、音の組合せが豊富だし、
シンプルな色の組合せがたくさんあって、
バリエーションだけで楽しめる、という印象になったのでした。
いまは、どんな気分のときでも、インベンション1番を聴けば、
世界は開け、道が見えてくるのです!
ちょうどこれから雨がしとしと多くなる時期に、
いい雰囲気でぴったりの曲なんじゃないかなあ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

挿絵のおしごと

2008年11月07日 | 本の装画の仕事
※イラストは、『凹んだって、だいじょうぶ』(岸本葉子編著/清流出版)より

この夏、ある本の挿絵を描かせていただきました。
『凹んだって、だいじょうぶ_希望の言葉を贈りあおう 第2集』
(岸本葉子with HOPEプロジェクト編著/清流出版)

発注されたのは約30点(数えてません)のイラスト。
毎日、思いついては木炭鉛筆で描き、
途中から、仕事というよりも、きょうは何を描こうかな~ あれも描いてみようか
という朝のたのしみになりました。
デザインされた絵をあらためてみてみると、
作為的に描かない絵がいい絵になるんだな~ という発見も・・・。

公募で集められたメッセージプラス、著名な方が寄せられたメッセージもあります。
メッセージの数々は、それぞれ、星のように輝いています。
誰かに贈りたくなる1冊です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩の絵・3

2006年03月13日 | 本の装画の仕事
木炭鉛筆で描きました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩の絵・2

2006年03月07日 | 本の装画の仕事
*『中学生の読書』(愛知教育文化振興会発行・光村図書出版制作)より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩の絵・1

2006年03月06日 | 本の装画の仕事

啓蟄ですね。
先週から春のおとずれを感じています。
川沿いの桜の木でコゲラのつがいが虫をつつき
電線にはぼーっとしたつがいのカラス
キジバトも木でぼーっとしています。
夜中には,歩き回る猫の声がきこます。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
お正月に納品した挿し絵の本ができてきました。
中学生向けの読書の本で,詩に絵をかかせてもらいました。
*イラストは『中学生の読書』(愛知教育文化振興会発行・光村図書出版制作)より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする