接吻で相討ち

2011年06月23日 17時02分51秒 | B地点 おかか

 

 

オムイ外伝 第六部(驚天動地篇) 第4話

 
抜け忍オムイは、この日、恐ろしい術を用意していた。
唇に、毒を塗ったのである……。
そして、何気なく敵に近付き、油断させ、接吻する。

すると一瞬にして、敵の体に毒が回る!

というわけなのだ……。
ところが偶然にも、追忍も全く同じ術を用意していたのである……!
すたすた
すたすた
「……」

「……」
ちゅっ
「ぐはッ!?」
「ぐはあ~ッ!?」
ガクッ
ガクッ
し~ん

 

 

 

 

 

 

 

 

 


清拭

2011年06月23日 16時53分33秒 | B地点 おかか

 

 

前日に引き続き、おかか先生の目の具合はあまり良くない。


(※参照、「良くなかった」

だが、このところ、比較的容易に(首筋を掴まなくても)投薬ができるようになった。
投薬の前に、指や布を使って、なるべく綺麗にしてやる。

以前は、先生がイヤがるので、不可能だったことである。
拭ってもらう気持良さを、覚えてくれたのかもしれない。

07月06日現在、だいぶ良くなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


相変わらず、だが……

2011年06月22日 18時36分07秒 | B地点 その他

 

 

つーちゃんである。ひさしぶり。

(個体同定にいまひとつ自信がなかったので、ボラさんに写真の確認をお願いしたところ、やはりつーちゃんであるとのお返事を頂戴した。)
相変わらず、愛嬌のある丸顔だが……
ヨダレを垂らしている。

どうも体調がすぐれないようだ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いいものあげる

2011年06月22日 18時33分07秒 | B地点 おむ

 

 

「おむさん、目の具合はどう?」
「もう大丈夫だよ」
「ほら、綺麗でしょ」

「まだちょっと、涙がにじんだりするけど……」


(※参照、「涙の記録」

「う~ん、あと一息だね!」
「じゃあ、おむさんのために、四つ葉のクローバーを探してあげる」
「見付けた! 目が完治しますように!」
「えっ、これ、僕にくれるの?」
「ありがとう。ゆうちゃんは優しい子だね~」
「……」

← うらやましい

「お、おい、ゆうちゃん! 私だって目がアレなんだぞ」


(※参照、「良くなかった」

「え?」
「私にも四つ葉のクローバーを探してくれよ!」
「先生には、もっといいものあげる」
「えっ!? もっといいもの?」
「はいこれ! 眼軟膏!」
がくっ
「早く良くなるといいね~」
「薬は苦手なんだけどなぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


奴はとんでもないものを盗んでいきました(再)

2011年06月22日 17時07分11秒 | B地点 おむ

 

 

名探偵ホおむズ 事件簿026

 
ホおむズの宿敵、怪盗ルパン。

ルパンは、形のないものを盗む天才である。
ルパンはこの日、なんと、ホおむズの「心」を盗んだのだった。

「ふっふっふ……」
「ああ……苦しい……」
「おい、どうした!?」
「ルパンに心を奪われてしまった……」
「心を奪われた!? つ、つまり、恋をしてしまったと?」
「そういうことだ……」
「寝ても覚めても……ルパンのことばかり考えてしまう……」
「なんてこった……」
「ふっふっふ。名探偵も形無しだな!」
「まるで腑抜けじゃないか! ふふふふふ!」
「あっ、あなたは愛しのルパン様!」
「ルパン様! あなたを抱き締めたいっ!」

「えっ、あっ? ちょ、ちょっと待て!」
「好きだああ!」

がばっ

「うわあああ!」
「ルパン様! 愛しています!」

「や、やめんか、おい」
「あっ、いかないでルパン様~」

「わわ~っ」
「ほほう? なんとなく、ルパンに勝ったようだな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


良くなかった

2011年06月22日 16時43分03秒 | B地点 おかか

 

 

この頃、おかか先生の目の調子は、良くなかった。

目の周囲の分泌物をあらかじめよく拭ってやってから眼軟膏を投与すると、或る程度、効果があるようだ。
(おかか先生はこれまで、清拭をいやがっていたが、最近、目のまわりを拭かせてくれるようになったのである。)

(07月05日現在、投薬を継続中だが、状態はかなり良くなっている。)