芳香の方向の彷徨

2009年05月21日 18時48分00秒 | B地点 おかか

 

ガサガサ
ガサガサ
「おい、どうした?」
「いい匂いがするんですよ!」
「先生も嗅いでごらんなさい!」

「ほほう?」
「どれどれ」
くんくん
「うむ! 何とも言えない匂いだな!」

「……それは僕のお尻です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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撮影テクニック事典

2009年05月21日 18時29分00秒 | B地点 おかか

 

【流し撮り】 ―― 被写体の動きに合わせてカメラを動かしながらシャッターを切る。背景が流れて、疾走感・スピード感が表現されるが、高度な技術が必要である。
【あえて被写体ブレ】 ―― シャッター速度を意図的に遅くし、わざとブレさせて、躍動感を表現する。安易だが、効果的である。
【露光間ズーム】 ―― ズームリングを回しながらシャッターを切る。マンガで言う「集中線」のような、強い効果が得られる。緊張感・緊迫感を表現する。
【単なるブレボケ】 ―― 撮影者のヘタクソさを表現するために、最も効果的である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


耳が、皮膚が、

2009年05月21日 18時15分00秒 | B地点 おかか

 

 

おかか先生の、左の耳である。

これ以下3枚は、05月03日に撮影されたものである。
ケンカでもしたのか、部分的に毛が抜けてしまっている。
この状態に気付いた私は、こうして写真を撮り、その後、注意して観察を続けていた。
以下6枚は、この日、つまり05月21日の写真である。

耳の付け根の、おでこに近い側にも、大きなはげができてしまった。
僅かだが、出血の跡も見られる。
また、こちら側にも。
やはり、僅かながら出血したようだ。
耳介(じかい)外部のはげも、いっこうに良くならない。

私は、死んでしまったこの猫の姿を思い出して、慄然とした。
私は、ボランティアさん達と相談した上で、動物病院に赴いて処置を講ずることにした。

(それは翌日のことなので、あらためて翌日の記事として纏めておく。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いわゆるシャーフー

2009年05月20日 18時25分00秒 | B地点 おむ

 

 

おむさんの、いわゆる「シャーフー」の姿である。
かなり珍しい。
この場所は、しばしば犬(を散歩させている人)が通る。
普段、おむさんは、まず犬を恐れることはない。
しかし、まれに、このように警戒態勢を取ることがある。
写真を撮っている私の後ろを、画面の左から右へと、犬を散歩させている人が通ったわけである。
おむさんは、その犬に、何か特別なものを感じたのだろうか。
かつてケンカしたことのある犬だったのかもしれない。
おむさんは、その犬を、いつまでも見送っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


面白いダジャレ

2009年05月20日 18時22分00秒 | B地点 おむ

 

 

おかか先生は、おむさんの尻尾に、興味があるらしい。
「……先生、僕の尻尾がどうかしましたか?」
「いや別に」

「そ、そうですか」
「……」

「……」
やはり、興味があるらしい。
「先生! いったい何なんですか?」
「いや、なに……。お前の尻尾は、黒くて、可愛いが、」
「白かったら面白いだろうな、と思って」
「白かったら? 面白いですか?」
「尾も白い。オモシロイ。なんちゃって」
「……」

 

 

 

 

 

 

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新顔

2009年05月20日 18時02分00秒 | B地点 その他

 

 

ひどいピンボケで恐縮であるが、初めて紹介する。新顔である。


※このコマは、前日(19日)夜の撮影

やや小ぶりのキジトラである。背中の真ん中に白い毛が。ケガの跡であろうか?

この猫が、おむさんやおかか先生の仲間になるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


めざせタレント

2009年05月19日 18時26分00秒 | B地点 おかか

 

 

オムイ外伝シリーズ 第五部(人情濃厚篇) 第14話


「ぐはあーーーーーーーッ」
ガクッ
追忍は、今日もオムイに敗れてしまったのだった。
「く、くそーッ」
「あ~あ、いつも負けちゃうなあ……」

ヒュウ~
「俺って、忍者に向いてないのかな」
「転職したほうがいいかなあ」
「忍者なんて、将来が知れてるし。もっと華やかで楽しい仕事がいいよな」
「……ん! いいこと考えた!」
「TV タレントになろう!」
「変身の術を使えば、簡単じゃないか!」
「よ~し! 一世一代の変身の術だ」
「変身ッ!」
キラキラリーン

追忍は、素晴らしい美少年の TV タレントになった。

……なったけれども、なにしろ江戸時代なので、「TV タレント」という概念は誰にも理解されなかった。

「えッ!? そ、そんなぁ……」
「く、くそーッ」

追忍の瞳は、今日も涙でかすむのだった……。