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(承前 ―― 前日の記事の続き)
おかか先生はダッコ不可能、高齢、かつ非常にナイーブなので、強制捕獲して受診させるのは、重篤でない今の場合、問題外である。
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私は写真を動物病院に持参し、事情を説明して、獣医師に相談した。 |
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「写真だけでははっきりしたことは言えないが」、という前提のもとでの、獣医師の所見・診断・処方は、以下の通り。 |
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「患部に腫れがなければ、化膿については、さしあたり心配はないだろう」
「恐らく、耳の(外側ではなく)内側に痒みがあるので、掻いてしまうのだろう。(耳の内側が真っ黒でないか、耳ダレがないか、よく観察せよ)」 | |
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「痒みの原因として、蚊のアレルギー・外部寄生虫・耳ダニ・疥癬・外耳炎、等々の可能性が考えられる」 | |
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「さしあたり、耳ダニ等による痒みが原因として疑われるので、レボリューションを処方する。毛がはげている患部に直接、投与せよ」 | |
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「投与後、1週間から10日ほどで改善が見られれば、同薬を更に1・2回、継続投与する」
「逆に、改善が見られなければ、痒み止めとしてステロイド(内用薬)の投与を検討する」 | |
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私が何を感じ何を考えたかは、どうでもよいことなので、ここには書かない。 |
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薬がダブってはまずいので、私は再びボランティアさん達と相談した。
おかか先生に最近数週間レボリューション等が投与されていないことを確認し、私は投与の許可を得、依頼を受けた。 |
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最初は指示通り、患部に直接投与しようとしたが、おかか先生がひどくイヤがるので断念し、残量は、一般的な投与法に従って、「肩甲骨前方の背面部」の皮膚に投与した。 |
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なお、これは単なる偶然の一致であるが、この日この時、現地でお目にかかったボランティアさんの手によって、おむさんにはフロントラインが投与された。 |
本当は直接薬を塗ることが出来ればいいのですが、なかなか触らせてもらえないので、とても酷い状態のときは化膿しないように抗生物質の入った餌をあげたりしています。
おかか先生、優しい人達に守られて早く治ってね。
献身的なボランティアさん達が見守ってくれているからな。
カメラの若造は、ただボケーッとしてて、時々写真を撮るだけで、何もしない、役立たずだがな。
健康が一番ですね。
おっしゃるとおり、健康が第一だな。
「健康のためなら死んでもいい」ってのは
誰のセリフだったかな? けだし至言だなあ。