猫になりたいあなたに捧ぐ

2009年04月07日 14時53分00秒 | G地点 ミーコ

 

向かって左がミーコさん、右がナナちゃん。この二匹のツーショットは珍しい。
一見、仲が良さそうに見える……が、両者の関係は、かなりの緊張をはらんでいるようだ。
ナナちゃんがミーコさんをじろっと睨んだ。
ミーコさんを挑発するように、ナナちゃんが通る。ミーコさんも、逃げたりはしない。
その瞬間……ミーコさんは、何らかの攻撃を仕掛けたらしい。(ミーコさんの右前肢に注目。)
ひるむことなく通り過ぎたナナちゃんを、ミーコさんが睨む。
悠然と歩き続けたナナちゃんも、
立ち止まり、くるりと振り向いて、ミーコさんを睨む。
ナナちゃんが餌を食べに来た。(ベンチの下の箱の中に餌が入っているのである。)
と、そこへ、ミーコさんも来て、鉢合わせになった……!
結局、入ったのは、ナナちゃんである。
「負けた」形になったミーコさんは、
ぷいと横を向き、

地面に目を落し、

桜の花の香りを嗅いだりしている……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


むしろ中身を鍛えよう

2009年04月07日 14時24分00秒 | G地点 ミーコ

 

くの一、ミーコ。
抜け忍オムイ追討の刺客を命じられた。

「オムイの飯綱落としを破るには……? やはり、頭を鍛えるしかないわね!」


※「飯綱落とし」についてはこちらを参照。

「木の根にぶつけて、鍛えましょう!」

ズコーン!
ドコーン!
バコーン!
「うふふ。これだけ鍛えれば、もう大丈夫」
「……あ、あれ? なんだか頭痛がする。やりすぎたかしら?」
「あ~、いたたた! 頭が痛~い!」
「ぐはーーーッ!」
ガクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おだいじに

2009年04月07日 13時51分00秒 | G地点 その他

 

「あのね」
「バンソーコ、剥がして貰ったよ」
「ほら!」
「ちょっと、かぶれちゃったけど……」
「でも、傷口は、ちゃんとくっついたから、大丈夫」
「この糸は、自然に溶ける糸なんだよ。あと一本だけね」
「あんまり痛くもないし、かゆくもないよ」
「だから、もう、大丈夫!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


凄い日記

2009年04月07日 13時21分00秒 | G地点 チッチ

 

 

こちらでは、文字通り満開である。
猫が居ないので、桜を撮る。
いやはや。
うーん……。
凄い。
うまく表現できなくて恐縮であるが、とにかく凄い。
「美しい」や「綺麗」よりも、やはり「凄い」である。
あらためて辞書を調べてみると、「凄い」という語には、「ぞっとするほど美しい」という意味がある。(もしくは、あった。)
その意味での、「凄い」なのである。
チッチが現れた。
去勢手術の跡も、だいぶ毛が生え揃ってきた。
チッチと一緒に、お花見をしよう。
うん、うん。「凄い」ねえ。
……何かのニオイが気になるらしい。
何だろう? 花びらかな?
とにかく、「凄い」ニオイらしい。
あっ、舐めちゃったの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


単なる日記

2009年04月07日 12時29分00秒 | B地点 おかか

 

 

ここのソメイヨシノ(たぶん)はだいぶ散ってしまった。
にもかかわらず、まだまだ見頃である。
次に咲くのは、ピンク色の枝垂れ桜である。
ほらね。
山桜の仲間(たぶん)も咲き始めた。(葉と花が同時に出る。)
私の気配を感じて、おかか先生がやってきた。おや、お花見をしている先客もいる。
よく見ると、おむさんはちゃっかりお花見に同席している。
間もなく、おむさんもやってきた。
のんびり、毛繕い。
う~んとノビる。
見守る、おかか先生。
ぽかぽか陽気で、先生もご機嫌である。
腰のあたりをぽんぽんと叩いてやると、
先生は「快感に身悶え」し、
「んにゃっ!」と喜ぶ。(これが例の、グハーの表情である。)