くの一、ミーコ。 抜け忍オムイ追討の刺客を命じられた。 | |
「オムイの飯綱落としを破るには……? やはり、頭を鍛えるしかないわね!」
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「木の根にぶつけて、鍛えましょう!」 ズコーン! | |
ドコーン! | |
バコーン! | |
「うふふ。これだけ鍛えれば、もう大丈夫」 | |
「……あ、あれ? なんだか頭痛がする。やりすぎたかしら?」 | |
「あ~、いたたた! 頭が痛~い!」 | |
「ぐはーーーッ!」 | |
ガクッ |
こちらでは、文字通り満開である。 | |
猫が居ないので、桜を撮る。 | |
いやはや。 | |
うーん……。 | |
凄い。 | |
うまく表現できなくて恐縮であるが、とにかく凄い。 | |
「美しい」や「綺麗」よりも、やはり「凄い」である。 | |
あらためて辞書を調べてみると、「凄い」という語には、「ぞっとするほど美しい」という意味がある。(もしくは、あった。) | |
その意味での、「凄い」なのである。 | |
チッチが現れた。 | |
去勢手術の跡も、だいぶ毛が生え揃ってきた。 | |
チッチと一緒に、お花見をしよう。 | |
うん、うん。「凄い」ねえ。 | |
……何かのニオイが気になるらしい。 | |
何だろう? 花びらかな? | |
とにかく、「凄い」ニオイらしい。 | |
あっ、舐めちゃったの? |