定位置

 

	そうか　帰るか　若造
	日が落ちると寒いからな 風邪引くなよ
	私は「定位置」に行くよ
	ちょっと爪研ぎをしてから
	ここに座る 定位置さ
	お気に入りの場所は　いくつかあるが
	この木の　ここが　大好きなんだ
	ここで　考えるんだよ 色々とな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の芽時

 

	こういう風に、傷口を弄ってしまうので、傷が中々治らない。
	この傷だけでなく、総じて、体調がいまひとつのようだ。
	珍しく、嘔吐した。（私がおむの嘔吐を目にするのは二度目である。）
	吐いたものは、液体のみ。固形物はない。 ※猫の吐物の写真です。このサムネイルをクリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。
	吐物の量は、さほど多くない。  ※猫の吐物の写真です。このサムネイルをクリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。
	写真左端は、ZIPPO のオイルライター。比較用に私が置いたもの。 ※猫の吐物の写真です。このサムネイルをクリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。
	透明な液体である。白く濁って見えるのは、泡立っているからである。僅かに黄色がかっているようにも見えた。 ※猫の吐物の写真です。このサムネイルをクリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。
	吐いた後は、すっきりしたらしい。
	今は季節の変わり目であり、気候も不安定なので、猫も体調を崩しやすいのだろう。
	が、しかし、なんといっても、新たな命が萌え出る春である。（この写真は、桜の蕾。今にもはじけそうだ。）
	おむの強靱な生命力を、私は信じている。
	食事を終えたおむは、ニンゲンに邪魔されることのない秘密の隠れ家へと、さっさと引き上げた。流石だ。たっぷり食べて、じっくり休めば、きっと大丈夫。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創傷部

 

	おむがやってきた。
	耳の付け根の傷は、どうなったろう。
	あれからまた、少し出血したようだ。
	おむが自分で傷口に触ったり引っ掻いたりしてしまうのだろう。
	見た目が酷いのは、毛が固まって、くっ付いているからである。
	傷口そのものは、深くはないようだ。
	自然に治癒するだろうとは思うが、ボランティアさんには報告しておいた。
表情が険しい。まだ多少とも痛むのだろう。
治るまでには、暫く時間がかかりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨あがりの出会い達

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い恋猫たち

 

*　*　*　03月14日　ホワイトデーのお話　*　*　*
	「おーい。ただいま～」
	「あっ、おかか先生！　おかえりなさい」
	「今日はデートだったんでしょ？　どうでした？」
	「ふっふっふ……」
	「まず、こんなことをした」 「うひゃっ！？」
	「う～ん、オトナだなあ！　で、それから？」
	「こんなこともした」 ぎゅ～っ
	「あちゃ～、あてられちゃうなあ！」
*　*　*　７コマ目、「ぎゅ～っ」の写真、よく見ると、鼻ちょうちんが……　*　*　*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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