土佐っぽ

四国は土佐国のもんが、日々の中で思いゆう事や、得手勝手な考えを書きよります。どうぞよろしく。

教職員組合と宣伝カー

2007年02月12日 23時20分49秒 | Weblog
日教組であれ、全教であれ、、
何らかの大会を開こうとすると、
近隣のあちこちから宣伝カーがやってきては、、、
それはそれは騒音を撒き散らした。

それを、多くの善良な主権者が、、
あいつらのせいで、、と、
組合の教員を攻撃したものだ。
だから、
あの宣伝カーの方たちは、理解者を得たとして、
さらにエスカレートした。

学校の教員は、、
あらゆる場所であらゆる人の注目をあびる。
それは、当然の事。

教え子は何とか覚えていても、保護者や地域の人は記憶できない。近隣のスーパーやその他でも、
あ、、「***の先生」と、わかる。
ある意味、
24時間365日、、見られている仕事だとも言える。

もちろん、それは、当然納得の上で、その仕事をしているはず。
土日に完全な休日もないのが普通。

ただ、、思うのは、

もちろん、自分自身を含めて、、、
注意や要望、疑問を、多くの人から持たれる教員は存在するし、
もちろん、自分自身を含めて、
「あいつが、、よくもまあ、学校で先生と、、、」と、
資質を疑われる教員もいる。

「聖職者のくせに、、、」など、、、

でも、思うのは、、、

攻撃しても、、、
教育は変わらないと、、言うこと。

国、都道府県、市町村、
評価をして給料に多額の差をつける管理職、、
などに、徹底的に管理されている、、
その教員を、攻撃しても、、、
教育は、多分、、ほとんど変わらないだろうと。

なぜって、、
今、教育の現場には、、
自己裁量や、自己選択など、、
創意工夫などはできにくい環境にあるから、、。

授業力や、生徒観、教師観などは、、求められず、
ひたすらに、忠誠を求められる。

まあ、、それが、この国の主権者の選んだ方向ならば、、
当然、、そうだろうが、、。

教員は、
憲法に忠誠を誓い、その理念を目指す教育活動をすべきだが、、どうも、、そういうのは、
攻撃される格好の的らしい。

しかし、、
それも、、
戦後60年の教育の成果でもある、、。
それは、、間違いない。

部活と受験で、
「勝つ」ことのみを、、徹底的に教育してきたのだから、、。

今、、、、

あの宣伝カーの代りに、
多くの主権者が、宣伝カーになってしまっている、、
そんな恐怖が、、、ある。
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部活という名の暴力

2007年02月12日 01時34分28秒 | Weblog
既にご存じの方も多いだろうが、
今日のドキュメント07は、
見ていて苦しく、悲しく、
何よりも、腹が立った。

私も中学校の教員であり、現場でいろいろな事故や事件がおこる。
それを見てもきた。
しかし、これほどの事は24年間の経験でもない。

詳しくは、
http://www.ntv.co.jp/document/index.html参照。
-*-* おおよその内容 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

2003年10月福島県にある中学校で、女子生徒が柔道部の練習中に頭部を強打、意識不明となった。病院での診断は「急性硬膜下血腫」。8時間に及ぶ手術で一命は取り留めたが、3年経った今も意識は回復せず母親が24時間つきっきりの介護にあたっている。しかし学校側は未だに両親へ一切の説明も謝罪も行っていない。事故後、学校側は教育委員会へ「事故報告書」を提出したが、その内容は両親や関係者の証言と大きく食い違うものだった。隠ぺい工作とも思える疑惑だらけの報告書。その裏には事故では済まされない“リンチ事件”の実態があった。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

学校を評価する時の最大の評価項目は、受験と部活であろう。
何人がどこに行ったか。
何部が、どんな大会でどんな成績をおさめたか。

決して、授業や、すてきな学級、研究の成果などではない。

だから、、受験と部活に盲信的に取り組む教師が増える。
いや、部活をしたいから、監督と呼ばれたいから、教員を志望する学生も多い。

教育って何だ?????????

今日のドキュメントは、本当にそれをたたきつけられた。
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