秋のせいなのか前線のせいなのか、ここのところほんとうに天候が不安定だ。晴れたかと思うと曇ったり、雨になったり。ついついバイクに乗ることができなくなってしまう。過日大阪から来ている息子がカラオケに行こうと言い出した。我が家は以前から家族でカラオケに行く習慣があった。上手いか下手かの違いはあっても基本的には皆歌が好きである。釜石には昨年までカラオケの店がもう一軒あったが潰れてしまった。昼食後に行くことになり、昼食を外で摂ろうと、ある料亭がやっている店に出かけた。現在の釜石には不似合いなりっぱな料亭が2軒もある。その一つは料亭に付随して日中もやっているレストランがある。職場の同僚の方からそのレストランのランチが良いと薦められていた。1500円と1000円のランチがあるが、生憎、出かけるのが遅かったせいで1000円のランチしか残っていなかった。食べてみるとお薦めどおり、味とボリュームを考えると安いランチだと思えた。家人だけは幕の内弁当を頼んだが、これも満足だったようだ。レストランの中にいると釜石にいるとは思えないくらい、釜石らしくない雰囲気ではあった。結局その後のカラオケも時間を延長して3人で3時間半歌ったが、息子はそれでも歌い足りない様子だった。いつもなら途中で必ず眠ってしまうのだがこの日は不思議と眠気が来なかった。息子の評では私と娘の歌い方がそっくりだと言う。キー通り丁寧に歌うのだと言う。家人と息子はキーを無視して自分の歌で歌うのだと言う。そう言われても音痴だと思いこんでいる自分ではよく分からない。美術や音楽は自分で実践する才能がないため、それらの享受や、逃げ場としてカメラに向かっているようなところがある。
近所の家の庭にあった1本のりんごの木 最初は桃かと思った。さすが東北だ。
近所の家の庭にあった1本のりんごの木 最初は桃かと思った。さすが東北だ。