釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

官僚らしい赤字削減

2010-09-08 12:58:36 | 経済
今日は珍しく予想最高気温が23度になっている。秋らしい気温だが台風の影響もあるのだろうか。家人が昨日大阪から実家の御殿場へ行ったのに合わせて息子が今日大阪から釜石へ先に来ると言うのだがはたして飛行機が飛ぶかどうか。正午には台風9号は北陸で上陸すると言う。たいていは上陸すると勢いが衰えて来るのだが飛行への影響は残るのではないかと思う。大阪伊丹空港と花巻空港の間は日本航空が基本的に運行している。日本航空は国策で最初にできた日本の航空会社だが運輸官僚などの天下りもあり、職員も極めて優遇された処遇を受けて来た。一般の民間企業とは比べ物にならない給与や年金で厚遇を受けて来た。そしていよいよ赤字だと言うことで地方便をターゲットに縮小して、赤字を抑える方策に出た。しかし、発想がすでにいかにも官僚的で、まずは恵まれ過ぎる自分たちの給与や年金を削るというのではなく、顧客へのしわ寄せである便数の削減をやって後にやっと重い腰を上げて、待遇の見直しにかかる。本来の民間企業であれば順序は逆ではないか。年金額などをちょっと小耳に挟んだだけで驚いてしまった。現在のように経済不況が持続していると民間よりも役所関係の方がずっと給与その他の待遇がいいのが目立って来る。有給休暇の取得一つとっても民間は厳しいのだ。

夕焼け 昨夕の燃えるような夕焼け空