釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

変異株が続く

2022-09-09 19:13:33 | 社会
しばらく曇天や雨が続いていたが、昼過ぎから久しぶりに青空が広がった。日射しはまだ強いが涼しい風が吹く。最高気温は26度だった。岩手県は1日の新規感染者は第6波までは500人未満であった。しかし、第7波では2000人を超えた。昨年夏の第5波など100人未満であった。ワクチンが有効ならば感染者も死者も減るはずだが、実際はむしろその逆で、ワクチンを接種すればするほど新規感染者も死者も増えて行った。千葉大学附属病院は、今年3月17日に「ワクチンの3回目接種で抗体量が2回目の10倍超に増加 当院職員1,372名を調査し、年齢の差なく増加」と発表した。「― 2回目から8カ月間で3分の1に減少していたことも確認」とも。しかし、3回目接種が医療機関以外にも拡大された結果は、第7波の巨大な波となった。昨年10月22日、医薬品の承認機関である医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、コロナワクチンに対して、「有効性評価は、発症予防効果ではなく中和抗体のデータでも申請を認める。」とした。ワクチンを接種すれば確かに抗体は増えるのだろうが、問題はどのような抗体かである。IgG4は抗体ではあるが、免疫寛容を促す抗体であり、ウイルスを受け入れる抗体なのだ。全ての抗体を「中和抗体」と見ることが誤りだ。mRNAワクチンは、有効性よりも有害性の方が勝る。以前も触れた高知大学皮膚科の論文「Persistent varicella zoster virus infection following mRNA COVID-19 vaccination was associated with the presence of encoded spike protein in the lesion(mRNA COVID-19ワクチン接種後の水痘帯状疱疹ウイルス感染の持続は、病変部におけるコード化スパイクタンパク質の存在と関連することが明らかになった)」は、ワクチン接種後3ヶ月経っても帯状疱疹の皮疹からスパイク蛋白質が見出されたことを明らかにした(高知大学のこの論文についての「今後臓器で発現するスパイクにおいても同様に証明することができれ ば、mRNA ワクチンによる臓器別副作用の証拠となりうる」と書かれたプレスリリースが削除されてしまったーおそらく何らかの圧力があった可能性がある)。ワクチン接種をすると7割は血流に入り、全身に分布する。帯状疱疹は明らかにワクチン接種と関連していた。全国有志医師の会は、8月11日に、日本病理学会など複数の学会で報告された194例のワクチン接種後の有害事象をリストアップしている。8月24日開催された第96回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料2-3 新規陽性者数の推移(HER-SYSデータ)を見ると、10歳未満のワクチン接種率の最も高い東北の秋田県、山形県、福島県では、10歳未満の新規感染者数が最も多くなっている。秋田県では10歳未満の接種率は60%近い。職場でも若い職員の小さな子供たちはほとんどが接種している。地方ほど素直で疑わない。昨日の毎日新聞、「コロナ飲み薬、16日から一般流通 米メルク製、軽・中等症対象」は、「米製薬大手メルクの日本法人MSDは8日、新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ラゲブリオ」(一般名・モルヌピラビル)について、16日から一般流通を始めると発表した。」、「これまでに43万人以上に投与された。」、「1カプセル(200ミリグラム)当たりの薬価は約2357円。18歳以上で4カプセルを1日2回、5日間服用するため、1日の薬価は約1万8862円となる。」と報じた。モルヌピラビルは、すでに服用後10人ほどが死亡している。昨年8月1日、英国オックスフォード大学が監修する学術誌The Journal of Infectious Diseases のVolume 224 Issue 3 に掲載された米国ノースカロライナ大学の研究者らによる論文、「β-d-N4-hydroxycytidine Inhibits SARS-CoV-2 Through Lethal Mutagenesis But Is Also Mutagenic To Mammalian Cells(β-d-N4-hydroxycytidineはSARS-CoV-2の致死的変異誘発を抑制するが、哺乳類細胞にも変異原性がある)」は、モルヌピラビルがDNAに突然変異を起こし、胎児では先天性欠損症を引き起こし、成人では癌を引き起こす可能性を明らかにしている。政府が現在、承認しているワクチンや治療薬は問題の多いものばかりである。モノクローナル抗体製剤などは、武漢株用の抗体製剤であるため有効性がなく、米国ではすでに承認が取り消されたが、日本ではいまだに使われ続けている。一昨日のNHKは、「日本医師会 釜萢氏“発症から10日間はウイルス排出の可能性”」を伝えている。政府は新型コロナ感染者の自宅などでの療養期間を10日間から7日間に短縮したが、日本医師会の釜萢常任理事は、「日本医師会としてやむをえず賛同するが、新たなエビデンスが加わって変更されたわけではないと認識している。ウイルス排出量が減る7日から10日までの間にも、1割から2割の人はほかの人に感染させる可能性があり、注意が必要だ」と述べている。職場の職員の感染した家族も、早速、保健所から待機期間は7日でいいと連絡されている。政府は「With Corona」政策に転換して緩和した。科学的根拠に基づいたものではない。ウイルスをまだ排出している人が待機を解除されている可能性は十分ある。昨夜の日テレNEWSは、「空港検疫3人からBA.2系統の新たな変異株見つかる 国立感染症研究所」を伝えている。空港検疫でベトナムへの渡航歴のある3人から「オミクロン株のBA.2系統から派生した「BA.2.3.2」系統の1つ」が見つかった。「「BA.2.3.2」は、世界で2318件見つかっており、このうちベトナムで618件、日本でも、今月5日時点で555件確認されていますが、今回見つかった3例は、スパイクタンパク質などに更に変異があり、ワクチンの効果から逃れることや再感染しやすい可能性があるということです。」と報じている。感染者のウイルスの遺伝子解析は全員行なっている訳ではないので、変異したウイルスは他にもすでに日本に入っている可能性がある。2週間に1度と言う頻回の変異のあるウイルスにワクチンで挑むこと自体が間違いだ。それが可能なら風邪コロナのワクチンがすでに出来ているだろう。頻回に変異するウイルスはむしろワクチン自体が変異を促進するのだ。しかも、これまでのワクチン接種は型落ちワクチンの接種ばかりである。モルヌピラビルを生産するメルク社はイベルメクチンの生産者でもあるが、早々にイベルメクチンの有効性を否定し、モルヌピラビルを売り出した。しかし、実際にはイベルメクチンの方が遥かに安く、安全で、しかも有効だ。ビタミンD、亜鉛で免疫を上げ、感染すれば、即座にイベルメクチンを毎日12mg錠を2錠、5日間飲めば、ほとんどが内服2〜3日で症状は消える。免疫力が低下していると症状が5日以上続くことがある。この場合は症状の持続に合わせてイベルメクチンもさらに追加する。ワクチン後遺症ではイベルメクチンを1ヶ月は使う場合もある。イベルメクチンは様々な癌に対しても抗癌作用がある。日本からもそうした論文がいくつか出されている。ワクチン接種が続く限りは感染は決して終息しない。韓国は日本よりワクチン接種率が高く、今では、人口当たりの感染者数も日本を上回ってしまった。韓国もBCGが義務付けられているおり、日本同様にワクチン接種が開始されていなかった2020年には感染者数は極めて少なかった。2020年4月5日のYAHOO!JAPANニュース、「新型コロナとBCGの相関関係について免疫学の宮坂先生にお伺いしました」では、今ではすっかりワクチン推進者となった大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之教授が、BCG接種国ではコロナ感染による死者が少ないことを説明している。特に同じBCGでも日本株のBCGは旧ソ連株とともに「著しく生菌数が高い」のだそうだ。これが日本のBCGのコロナ効果を特に高めていた理由のようだ。
日本(紫)と韓国(緑)の新規感染者数推移(人口100万人当たり)