初夏の加計呂麻を行く 拾八よりつづく。
「もうこれ以上、寄り道をするな」、と自分に言い聞かせながら、それでも何度かの一時停止を繰り返して、ようやく加計呂麻(かけろま)島の最南端、安脚場(あんきゃば)に辿り着いた。
初夏の加計呂麻を行く 拾八でも触れたが、ここには太平洋戦争中に日本軍が造った砲台の跡があり、《安脚場戦跡》と呼ばれている。
どうしても生理的に《戦跡》が苦手なオレは、戦跡の入り口にある駐車場兼展望台のトイレで用を済ませて、そのまま降りてきた。
なお、《安脚場戦跡》は、あくまでも日本軍の要塞跡であり、組織的な戦闘・交戦は記録に残っていない。
「戦争」による流血の痕跡は、ここにはない。

《安脚場戦跡》の下には、美しい海岸が広がる。
干潮時にビーチコーミングをしてみたら楽しそうだ。
海岸にはアダンがびっしりと生えている。

浜への入り口では、オオマルハナバチが飛び回っている。
邪魔をしないように一枚。
《奄美のフツーの生き物たち 13》より。


グラジオラスは、この時季(4月の終わりから6月にかけて)、奄美群島のいたるところで咲き誇っている。
鮮烈な原色は、南の島の初夏にぴったりだ。
「もうこれ以上、寄り道をするな」、と自分に言い聞かせながら、それでも何度かの一時停止を繰り返して、ようやく加計呂麻(かけろま)島の最南端、安脚場(あんきゃば)に辿り着いた。
初夏の加計呂麻を行く 拾八でも触れたが、ここには太平洋戦争中に日本軍が造った砲台の跡があり、《安脚場戦跡》と呼ばれている。
どうしても生理的に《戦跡》が苦手なオレは、戦跡の入り口にある駐車場兼展望台のトイレで用を済ませて、そのまま降りてきた。
なお、《安脚場戦跡》は、あくまでも日本軍の要塞跡であり、組織的な戦闘・交戦は記録に残っていない。
「戦争」による流血の痕跡は、ここにはない。

《安脚場戦跡》の下には、美しい海岸が広がる。
干潮時にビーチコーミングをしてみたら楽しそうだ。
海岸にはアダンがびっしりと生えている。

浜への入り口では、オオマルハナバチが飛び回っている。
邪魔をしないように一枚。
《奄美のフツーの生き物たち 13》より。


グラジオラスは、この時季(4月の終わりから6月にかけて)、奄美群島のいたるところで咲き誇っている。
鮮烈な原色は、南の島の初夏にぴったりだ。
つづく