どうもやる気が出なくて困ります。
前回の更新から、いったい何度BLOGの編集ページを開いたことでしょう。
そんな1月のある日曜日、前夜の新年会でのアルコール後遺症(二日酔ともいう)から立ち直った午後2時過ぎ、バイクでちょっと出かけてみました。
およそ1ヶ月前、ニイムラさんの助手(とオレは思ってるんだけど)として、リュウキュウアユの産卵のため、嘉徳川と役勝川でちょこっとだけ川床を整備してきたので、それがどうなっているか見に行ってきたのです。
名瀬の自宅を出発し、マングローブパークの先で国道58号線からそれて山間・市線に。
すぐに脇道へ入ってタンカン畑の中の農道をしばらく進むと、役勝川の土手に出ます。
たしかトンネルの付近だったよなー、とバイクを停めて、土手道を歩くこと少し。
なにやら動くものの気配がします。
リュウキュウイノシシです。
デジカメの画像サイズを最大に設定し、ズームも最大にして追跡開始です。
しかし、空には分厚い雲。午後3時というのになんとも薄暗い天候。
逸る心を抑え、足音を忍ばせて追い掛けますが、どうにも手ブレが心配です。
タンカン畑の防風林の下で、なにやら地面をほじくり返しています。
1箇所をちょこちょこっとほじったらトコトコと移動し、またホジホジと繰り返しすこと数分間。
土手道の段差の下に行ってしまったので、それ以上の接近は諦め、デジカメのピント表示と睨めっこしながらシャッターを押します。
どうやら気付かれてしまったようです。
猛スピード、とはいきませんが、トトトトトと逃げていきます。
逃げる姿もなかなか愛嬌があります。
さて、帰宅後、ネット上の某所にて写真を公開してみたところ、獣医学に詳しい方から
「毛が薄い。ダニが原因の皮膚病ではないか」とのご意見をいただきました。
直接、命に関わる病気ではないそうですが、結果として彼(または彼女)の食事を邪魔した引け目もあります。
快癒を願わずにいられません。
さて、こちらが12月の川床整備の写真。
もともと瀬になってる箇所に人工の中州を造って、流れの緩急を強めています。
手前の石の列は、目印と、人工中州への流れの誘導のために並べたものです。
たったこれだけのことでも、近くで見るとこの部分の川の流れる速さは随分ちがっています。
そして約1ヵ月後、川の反対側から眺めます。
人工の中洲が少し長くなっていること、大きな一段の瀬が複雑な長い瀬に変貌しているのが判りますが、それが良い事なのかどうか、オレには判りません。
とりあえず川の様子を見たことで満足して、市集落から林道経由で嘉徳を目指します。
林道をかなり進んだところで道路上にアマミノクロウサギの糞を発見。
写真を撮り終えて走り出した次のカーブの向こうに犬が出現します。
中型、ほぼ黒い体毛で、灰色の筋状の毛が唐草模様みたいになってる。
かなり非友好的な雰囲気でこちらに向かってくるので、大声とエンジン音とホーンで威嚇します。
ぎりぎりで避けてくれたのですが、そこで思い出したのが、この林道は数年前に全国紙でも報道された『アマミノクロウサギ大量死』の現場からそれほど遠くない場所だということ。
慌ててバイクをUターンさせます。
野犬だとすれば、轢き殺す必要があります。
「犬が可哀相」という意見もあるでしょうが、それは犬を遺棄・放棄した飼い主が負うべき問題です。
また、クロウサギの存在がなくても、野生化した犬が山野で人を襲う例は近年増えつづけています。
オレ自身も、怪我こそありませんでしたが、恐ろしい思いをしたことは一度ではありません。
野犬にとって、人間はそのまま餌にはならなくても餌を持っている(弁当など)存在なのです。
犬猫の遺棄・放棄は犯罪です。
責任を持って飼えないなら、飼い主の手で殺してください。
その後は林道上と周囲によく注意をしながら、いつもの嘉徳海岸展望ポイントに到着。
やはりこの季節の潮流のためか、河口が大きく移動しています。
浜まで降りてみます。
河口手前の川岸には、潮の干満が造った筋がくっきりと見えます。
河口への流れは浅いのですが、流速はかなりのものです。
旧暦では10日で、月齢は9。潮位は満潮と干潮のちょうど中間あたり。
少雨傾向が続いているのが気になりますが、この日と較べて潮位が50cmほど上がる今月末にどうなるか。
2週間ほどしたらまた様子を見に来ようと思います。
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前回の更新から、いったい何度BLOGの編集ページを開いたことでしょう。
そんな1月のある日曜日、前夜の新年会でのアルコール後遺症(二日酔ともいう)から立ち直った午後2時過ぎ、バイクでちょっと出かけてみました。
およそ1ヶ月前、ニイムラさんの助手(とオレは思ってるんだけど)として、リュウキュウアユの産卵のため、嘉徳川と役勝川でちょこっとだけ川床を整備してきたので、それがどうなっているか見に行ってきたのです。
名瀬の自宅を出発し、マングローブパークの先で国道58号線からそれて山間・市線に。
すぐに脇道へ入ってタンカン畑の中の農道をしばらく進むと、役勝川の土手に出ます。
たしかトンネルの付近だったよなー、とバイクを停めて、土手道を歩くこと少し。
なにやら動くものの気配がします。
リュウキュウイノシシです。
デジカメの画像サイズを最大に設定し、ズームも最大にして追跡開始です。
しかし、空には分厚い雲。午後3時というのになんとも薄暗い天候。
逸る心を抑え、足音を忍ばせて追い掛けますが、どうにも手ブレが心配です。
タンカン畑の防風林の下で、なにやら地面をほじくり返しています。
1箇所をちょこちょこっとほじったらトコトコと移動し、またホジホジと繰り返しすこと数分間。
土手道の段差の下に行ってしまったので、それ以上の接近は諦め、デジカメのピント表示と睨めっこしながらシャッターを押します。
どうやら気付かれてしまったようです。
猛スピード、とはいきませんが、トトトトトと逃げていきます。
逃げる姿もなかなか愛嬌があります。
さて、帰宅後、ネット上の某所にて写真を公開してみたところ、獣医学に詳しい方から
「毛が薄い。ダニが原因の皮膚病ではないか」とのご意見をいただきました。
直接、命に関わる病気ではないそうですが、結果として彼(または彼女)の食事を邪魔した引け目もあります。
快癒を願わずにいられません。
さて、こちらが12月の川床整備の写真。
もともと瀬になってる箇所に人工の中州を造って、流れの緩急を強めています。
手前の石の列は、目印と、人工中州への流れの誘導のために並べたものです。
たったこれだけのことでも、近くで見るとこの部分の川の流れる速さは随分ちがっています。
そして約1ヵ月後、川の反対側から眺めます。
人工の中洲が少し長くなっていること、大きな一段の瀬が複雑な長い瀬に変貌しているのが判りますが、それが良い事なのかどうか、オレには判りません。
とりあえず川の様子を見たことで満足して、市集落から林道経由で嘉徳を目指します。
林道をかなり進んだところで道路上にアマミノクロウサギの糞を発見。
写真を撮り終えて走り出した次のカーブの向こうに犬が出現します。
中型、ほぼ黒い体毛で、灰色の筋状の毛が唐草模様みたいになってる。
かなり非友好的な雰囲気でこちらに向かってくるので、大声とエンジン音とホーンで威嚇します。
ぎりぎりで避けてくれたのですが、そこで思い出したのが、この林道は数年前に全国紙でも報道された『アマミノクロウサギ大量死』の現場からそれほど遠くない場所だということ。
慌ててバイクをUターンさせます。
野犬だとすれば、轢き殺す必要があります。
「犬が可哀相」という意見もあるでしょうが、それは犬を遺棄・放棄した飼い主が負うべき問題です。
また、クロウサギの存在がなくても、野生化した犬が山野で人を襲う例は近年増えつづけています。
オレ自身も、怪我こそありませんでしたが、恐ろしい思いをしたことは一度ではありません。
野犬にとって、人間はそのまま餌にはならなくても餌を持っている(弁当など)存在なのです。
犬猫の遺棄・放棄は犯罪です。
責任を持って飼えないなら、飼い主の手で殺してください。
その後は林道上と周囲によく注意をしながら、いつもの嘉徳海岸展望ポイントに到着。
やはりこの季節の潮流のためか、河口が大きく移動しています。
浜まで降りてみます。
河口手前の川岸には、潮の干満が造った筋がくっきりと見えます。
河口への流れは浅いのですが、流速はかなりのものです。
旧暦では10日で、月齢は9。潮位は満潮と干潮のちょうど中間あたり。
少雨傾向が続いているのが気になりますが、この日と較べて潮位が50cmほど上がる今月末にどうなるか。
2週間ほどしたらまた様子を見に来ようと思います。
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