『イジュ』というのはツバキ科の樹木で、学名を Schima liukiuensis Nakai というので、ナカイさんて人が名付け親であること、琉球地方以外にはそんなに多く生えていないんだな、ということが名前だけでも判ります。
事実、奄美地方と沖縄以外には自生していない固有種だそうで、そういえば島に来るまで見たことなかったような気がする。
このイジュ、花が開くのは早くても5月になってからで、「おぉ咲いてるな」と思うのはたいてい「梅雨じゃー、鬱陶しィ」と思う頃。
いくぶん大き目の花にたっぷりの蜜と花粉で、生き物にも大人気らしい。
そんなイジュを探して、北大島をうろうろした。
しかし、なかなか「イジュだ!」と納得できる木に出会えずに日を改めて、夕闇と雨雲が迫る大和村の林道へ。
人間にはほぼ同じ木に見えるのだが、生き物たちは露骨に一本のイジュに集まる。
この一本のイジュに、キオビエダシャクが100匹くらい群れている。
数メートル離れた隣の木には、見事なほどに何もいないのに。
人間だったら、呑み屋だってこう露骨に差はつかないぞ。
薄暗い林道でイジュよりも目立つのがコンロンカ。
白いのは葉っぱで、黄色が花なのだが、ちょっと日当たりの悪い位置にあると却って目立つのだな。
黄色い花は5弁なのだが、まれに6弁の花がある。
四つ葉のクローバーみたいなもんだと思って探すのも一興かもしれない。
他にもこんな感じで、梅雨の晴れ間の山の中は、なかなかイイ感じですよ。
ただし、こんなのも居ますから、くれぐれもご用心いただけますよう。
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事実、奄美地方と沖縄以外には自生していない固有種だそうで、そういえば島に来るまで見たことなかったような気がする。
このイジュ、花が開くのは早くても5月になってからで、「おぉ咲いてるな」と思うのはたいてい「梅雨じゃー、鬱陶しィ」と思う頃。
いくぶん大き目の花にたっぷりの蜜と花粉で、生き物にも大人気らしい。
アサギマダラと キオビエダシャク | ハナムグリ | イシガケチョウ | ニシキリギリス? |
そんなイジュを探して、北大島をうろうろした。
unknown flower | unknown flower | クスノハガシワ |
しかし、なかなか「イジュだ!」と納得できる木に出会えずに日を改めて、夕闇と雨雲が迫る大和村の林道へ。
人間にはほぼ同じ木に見えるのだが、生き物たちは露骨に一本のイジュに集まる。
この一本のイジュに、キオビエダシャクが100匹くらい群れている。
数メートル離れた隣の木には、見事なほどに何もいないのに。
人間だったら、呑み屋だってこう露骨に差はつかないぞ。
薄暗い林道でイジュよりも目立つのがコンロンカ。
白いのは葉っぱで、黄色が花なのだが、ちょっと日当たりの悪い位置にあると却って目立つのだな。
黄色い花は5弁なのだが、まれに6弁の花がある。
四つ葉のクローバーみたいなもんだと思って探すのも一興かもしれない。
他にもこんな感じで、梅雨の晴れ間の山の中は、なかなかイイ感じですよ。
ただし、こんなのも居ますから、くれぐれもご用心いただけますよう。
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