本茶峠散歩 六よりつづく。
国道58号線の旧道である本茶峠を越える道は、最高点を過ぎ、龍郷町に入る。
ここから先は峠道の入口である龍郷町大勝まで、延々と下り坂が続く。
新民謡の歌碑を過ぎると、道の両脇の樹木が疎らになり、谷側の眺望が良くなる。
名瀬側と較べて、こころなしか舗装もスムーズなようだ。
眺望が良くなったものの、走りながら見える景色は名瀬側と較べていささか単調に感じる。
そこで、すこしスピードを緩めて、左の山肌に注意を向けることにした。
10月半ば(6枚目までの写真は'06年10月15日撮影)の奄美大島は、初秋というより晩夏である。
山肌を削って清水が流れ下り、涼しげな音を聞かせてくれる。
旧暦の初春を少し過ぎた頃から、この本茶峠の龍郷側は、花見の名所となる。
一年を通じて数少ない、この寂れた峠道が家族連れで賑わう季節である。
ヒカンザクラの花の蜜を求めてリュウキュウメジロが樹上を散策する。
旧正月の少し前から、奄美大島は本格的な冬に入り、強い北風と断続的な雨が人の気持ちを内向きにさせる。
そんな中に天気に恵まれた休日(ヒカンザクラ写真はすべて2007年2月12日に撮影)に眺める青空と刺激的な花の色は、春がそこまで来ていることを思い出させてくれる。
ところで、このヒカンザクラの葉が、秋には黄色に色付くことをご存知だろうか。
つい先日、この紅葉(黄葉というほうが正しいか?)を知って、この峠道を通過することがいっそう楽しくなった。
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国道58号線の旧道である本茶峠を越える道は、最高点を過ぎ、龍郷町に入る。
ここから先は峠道の入口である龍郷町大勝まで、延々と下り坂が続く。
新民謡の歌碑を過ぎると、道の両脇の樹木が疎らになり、谷側の眺望が良くなる。
名瀬側と較べて、こころなしか舗装もスムーズなようだ。
眺望が良くなったものの、走りながら見える景色は名瀬側と較べていささか単調に感じる。
そこで、すこしスピードを緩めて、左の山肌に注意を向けることにした。
10月半ば(6枚目までの写真は'06年10月15日撮影)の奄美大島は、初秋というより晩夏である。
山肌を削って清水が流れ下り、涼しげな音を聞かせてくれる。
旧暦の初春を少し過ぎた頃から、この本茶峠の龍郷側は、花見の名所となる。
一年を通じて数少ない、この寂れた峠道が家族連れで賑わう季節である。
ヒカンザクラの花の蜜を求めてリュウキュウメジロが樹上を散策する。
旧正月の少し前から、奄美大島は本格的な冬に入り、強い北風と断続的な雨が人の気持ちを内向きにさせる。
そんな中に天気に恵まれた休日(ヒカンザクラ写真はすべて2007年2月12日に撮影)に眺める青空と刺激的な花の色は、春がそこまで来ていることを思い出させてくれる。
ところで、このヒカンザクラの葉が、秋には黄色に色付くことをご存知だろうか。
つい先日、この紅葉(黄葉というほうが正しいか?)を知って、この峠道を通過することがいっそう楽しくなった。
つづく
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