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南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

春霞 前編

2009年04月23日 01時21分48秒 | 南方単車日乗
えー、だいぶ暖かくなってまいりました南の島です。
とか言うと、「元から暖かいだろ!」とかお叱りを受けそうですが。
いや、そうでもないんですよ。
ま、確かに日本の多くの土地と較べて、気温は高いです。
気温の低い日がなん日か続いても「凍える」つーレベルじゃありません。
せいぜい「さぶいね、今日は。ふぇくしゅんっ(クシャミ)」て程度で。
ただ北風が強くて天気が悪くて、体感温度が低いんですわ。
例えば今年の1月から3月の日照時間は224時間で、東京の468.8時間のおよそ半分、静岡県浜松市の558.4時間の4割、といえばいくらか冬独特の暗い気分も伝わるでしょうか?

そんな暗い日々も、3月くらいから徐々に薄れはじめ、数少ない水田では田植えも行われます。
そして4月になれば反対に
梅雨まであと一ヶ月!
という危機感に襲われる人も、オレ以外にも何人かは居るような気がするんですがどうでしょう?

そんな4月の日曜日、久しぶりに遠出をしたくて瀬戸内町・宇検村方面へと単車を走らせました。

まずは国道58号線を瀬戸内方面へ。
網野子峠の手前で宇検村方面へと曲がり、そのまま宇検へ行くと見せかけて瀬戸内町篠川へ向かいます。篠川を見下ろす峠のてっぺんで、ナゼか一叢の木々が伐採されて眺望が良くなっています。
単車を停めてカメラを取り出しますが、



春霞、と呼ぶしかないですよね、こりゃ。
冬は黄砂も降る奄美大島ですが、独特の黄色っぽさもないし、だいいち、オレはダスト・アレルギーなので、この濃厚さで黄砂に降られたら泣きが入ります。
春なんだ、これが春なのだ、と自分に言い聞かせ、海岸沿いの道を西古見へと向かいます。

久慈で昼休み。
用意の菓子パンを食べるべく、自販機で飲み物を買おうと集落内を歩くと、



ああ、あと少しで連休か、と。
名瀬市内でも同じように川の上に鯉のぼりをロープで渡すのですが、川のサイズに余裕があるせいか、3mほどの『標準サイズ』です。
こういうのも可愛くていいですね。

とりあえずカロリー補充を済ませて、ちょいちょい寄り道しながら1時間ほどかけて西古見に到着。
そのまま旧陸軍の弾着観測所跡へ。
ここは過去、2回取り上げてるんで、ご存知の方もいらっしゃる・・・
かどうかは判らないのでリンクしときましょうか。
県道名瀬・瀬戸内線 西古見線大島海峡東岸紀行 伍拾壱です。



おっ、中に入れる。
コワいけど、好奇心には勝てません。
ちょっと入ってみましょう。



外から見るよりはずいぶん広い。
見えてる部分で全体の半分くらいです。
中に入ると中2階みたいな構造で、高い位置に天井の低い小部屋があります。



窓(?)から覗くと、ちょうど良く貨物船が航行しています。
「角度XX度、距離XXXXm、速度XXノットで西北西へ航行中」とかなんとか、離れたところに設置された大砲へと連絡していたのでしょう。
で、その大砲ですが、オレの考えではここにあったんじゃないかと。



当物件は、国家資格を持つ技術者が建造した頑丈な鉄筋コンクリート造りではありますが、さすがに築60年で、なおかつ山の重さにも耐えなくてはならないため、いささかの補強もしてございます。

てか。


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3月のフツーの海 iv

2009年04月20日 01時18分51秒 | 奄美のフツーの海
2009年の『3月のフツーの海』は、これが最終回です。
もう今年は『3月のフツーの海』は終りです。
ここまでです。次からは『4月のフツーの海』です。
あ。
疑ってるな・・・。


2006年3月20日 大和村大棚(おおだな)にて

さて、今回は忘れた頃に手を出す時事ネタ。
今回は『裁判官が被告に「バカ」発言』
え?
前回ごじゃごじゃ言ってた『無鉄砲にデカいテーマ』はどうしたって?
イヤ、ちょっとデカ過ぎましてね。いささかじっくり構えないとドモならんと。


2006年3月20日 大和村戸円(とえん)にて

記事の配信元は毎日新聞のようで、毎日jp上の本文では発言の前後の状況がそれなりに詳しく記載されてるんですが、省略好きのニュースサイトでは『裁判官がバカって言ったぁ』と、小学生が先生に言いつけるレベルで紹介されてます。
たとえばこちらなんかはその代表格で、あまりの内容の貧弱さに賛否の意見が記事公開から9時間で1300件を超えています。
全部どころか100分の1も見たわけじゃないけど、オレの印象では
7割が『この裁判官のどこが悪いの?』
2割が『気持ちは判るが、公判で「バカ」はマズイだろう』
残余がジョーシキ人ヅラしたいのか『裁判官たるモノがうんぬん』や
反対に『そもそも記事にする時点で間違ってる』その他。


2006年3月20日 大和村戸円(とえん)にて

オレの意見としては、この最後のヤツに賛同いたすものですが、こういう形で世の中に知らしめられると、必ずオロカな連中が騒ぎ立てるのが気がかりでね。
幸い、『岐阜地裁は取材に対し、「個別の事案なので、コメントは差し控える」としている。』(毎日jpの記事より)ということで軽くスルーしようという姿勢を見せているようですが、今後、ドウナルコトヤラ。
本来、裁判官という特殊な職業は、個別の案件に対して『誰が判決を下しても大きな違いがない』ことが求められる一方、
日本国憲法第76条において『すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。』(第3項)ことが定められています。


2006年3月20日 大和村今里(いまざと)にて

ですから毎日新聞が本気で『裁判官は公判で被告に「バカ」というべきでない』と判断するなら、裁判官弾劾法に基づいて訴追すりゃいいんです。
そうすりゃ訴追された裁判官は『その良心に従ひ』て「バカ」と言ったことを明言すれば、あとはその裁判を担当する裁判官の判断なんです。
こんな明らかな埋め草記事で、こんな明らかな『コトバ狩り』をして、ナニが楽しいんでしょうね?


2006年3月20日 大和村今里(いまざと)にて

裁判官が『その良心に従ひ独立してその職権を行ふ』ことで、司法は社会の変化によって法律の運用を変化させることができます。
「バカ」のひとことにたいしてずいぶん大袈裟なことを並べ立てていると思われるでしょうが、オレは『コトバ狩り』だけは許せないんです。
殊にメディアによる『コトバ狩り』は、勘弁して欲しい。
近年は、ホントにこの手の『埋め草記事でコトバ狩り』が多くて、オレのようなショージキ者は閉口させられます。
ん?
まぁ、たしかにジョーシキには欠けてるけどね。


2006年3月20日 大和村戸円(とえん)にて

このハナシを続けるとどんどん長くなるので、とりあえず今日の分はここまで。
次回は『4月のフツーの海』です。
あ。
疑ってるな・・・。

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大潮

2009年04月15日 01時19分44秒 | 南方単車日乗
まず最初にお断わりしておきますが、今回は《奄美のフツーの海》ではありません。
それは次回です。
また無鉄砲にデカいテーマに取り組むことになるかもしれませんから、いつのことになるやらっつー感じですが。



こないだの日曜日は大潮でした。
イヤ、お相撲さんじゃなくて。
もう引退して親方になってるそうです。年寄名跡は式守秀五郎だそうで。
若干2名くらいここでウケるハズなんだけどね。



12日の干潮時(14時6分)の潮位は5cm(奄美市名瀬小湊)でした。
同地点の4月の平均干潮時潮位(そんな用語があるかどうか知らんけど)は約25cmなので、けっこう大きく潮が引いていたことになります。
最高気温も25.1度で風も弱めと、夏の予行演習みたいな日和で海辺には大勢が繰り出していました。



ほらね↑
いやちがう、コッチ↓だ。



毎年、旧暦の3月はじめから5月のはじめにかけて(新暦ではだいたい3月末から5月末に当る)、大潮の日は、昼前後に干潮が起こります。
まわりじゅう海に囲まれた小さな土地に暮らしていると、そういう季節の変化が周期的に起きることが実感として理解できて、
「暦というのはこうして出来てきたんだなぁ」と、オレのような薄ぼんやりしたアタマでも判ってくるわけです。



もっともこの時季は季節の変わり目というヤツで、いつなんどき、どれほど天候が急変するか予想もつかないのが困りモノで。
実を言うと、前回の<3月のフツーの海iii>が大和村の海で、次回の<3月のフツーの海iv>も同じく大和村の海で、あいだに挟まった今回も大和村じゃあカッコ悪いだろうと、宇検村まで行くつもりだったんですが、住用辺りの上空にどんよりした雲がかかっていたので、今里までで引き返しちゃいました。



その分、こんなにして岩をひっくり返して眺める時間があったんですけど。



再来週は、さらに潮が引きます。
26日(日)は笠利町喜瀬の海で、友達を誘って潮干狩りを予定してるんですが、なかなか集まりが悪そうで、ひとり寂しく浅瀬を彷徨ってるかもしれません。
慣れた人は岩場でサザエなんかも見つけちゃうみたいですが、シロートはつつましく、浅瀬を掘り返して貝でも探してますわ。
ちなみに喜瀬だと小さな子供でも安心して遊ばせられるんで、あまり慣れてない人にもお薦めです。
まぁ、オレの場合、近くに友人がいるんで、そこでビールを飲みながら休憩するってーオプション付きなんですが。

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本茶峠散歩 最終回

2009年04月12日 00時57分31秒 | 南方単車旅案内
本茶峠散歩 八よりつづく。

本茶峠をゆっくりと通過する短い旅も、今回が最終回となる。
既に峠道は下り終え、龍郷町側の大勝集落に辿り着いている。
集落の中を通り抜け、大勝小学校の前を通過すると、国道58号線に出るのだが、途中の路傍にある物が通過者の目を惹いた。



額には端正な文字で《厳島神社》とある。
鳥居の脇に単車を停め、小さく一礼してから参道へと歩を進めてみた。



途中、道が二股に分かれる。
荒れた道の方を選んでみよう。



地面を掘り刻んだようにして造られた段は、むしろそのままの斜面よりも歩き辛く思えるのだが、神の住まう宮への道ならば、むしろそれは当然のことかもしれない。
木々の切れた所からは大勝集落が至近距離で見通せる。
飼い犬の鳴き声や集落内を通過する車の音もよく聞こえる。



すぐに参道は大きく曲がり、最後の登りに掛かる。
かなり急な登りで、夕方近い時刻ながら、かなりの汗をかくことになった。



色褪せて飾りもない二の鳥居だが、なんとなく孤独な老人の持つ一種独特な威厳を感じさせる。
鳥居の手前で軽く一礼し、拝殿の前で小さく拍手(かしわで)を打ってさらに一礼。
しかし、まだ先があるようだ。



美しい木陰の道を辿って奥へと歩む。



行き止まりの奥に見えてきたのは、簡易水道の上水施設。
集落の命を支える泉と、その水源である山が、この厳島神社の本当のご神体であったわけだ。



二の鳥居の外に出て、大勝集落を見下ろす。
中央奥にビックⅡと、その奥に名瀬自動車学校が見える。



こちらは、大勝集落を挟んで厳島神社の反対側にある山の中腹からの風景。
奄美大島では数少ない内陸の集落である大勝集落には、海神(わだつみ)を祀る厳島神社が勧請され、そこは山の恵みである湧き水を祭る神社であった。

この項 おわり


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3月のフツーの海 iii

2009年04月08日 00時32分07秒 | 奄美のフツーの海
・我が家のカレンダーは、未だ3月のままで放置してますが、それがナニか?

・旧暦では未だ3月も半ばにも至っていませんが、それがナニか?

以上のどちらのイイワケではじめようか悩んだ末に、両論併記することにいたしました。
悪しからずご諒承ください。


2006年3月19日 大和村名音(なおん)にて

ハナシをぶり返すようナンですが、3月の奄美大島は寒い日が続きましたね。
例年と較べればとくにどうこういうような気候ではなかったのですが、2月が暖かすぎたのと寒暖の差が激しかったのが寒さの印象を強めた感があります。


2006年3月19日 大和村名音(なおん)にて

とくに寒暖の差の激しさは、いささか辟易する程度のものがありました。
例えば数日寒い日が続いた3月16日の最低気温は9.6度で最高気温が20.9度。
しばらく暖かい日が続いて22日の最高気温は26.1度の夏日です。
ああ春なのね、と油断したらまた冷え込んで26日と27日の最低気温はそれぞれ11.0度と10.5度。


2006年3月20日 大和村国直(くになお)にて

暖かい日が続くと「灯油を早く使い切らなきゃ」と無理して暖房を使い、「やれやれ使い切ったぜ」と思った所に冷え込んで、近所のGSで「灯油3リットルちょうだい」なんて買ってくる。
そんなことを馬鹿みたいに3度も繰り返して、最後に買った灯油がまだ余ってます。


2006年3月20日 大和村湯湾釜(ゆわんがま)にて

まぁ、そんなのは笑い話で済むんですけど、4月になってもまだそんな傾向は収まらず、職場やなんかで咳き込んだり洟をすすったりという音が聞こえてきます。
イチバン盛大にやってるのがオレなんですけど。


2006年3月20日 大和村湯湾釜(ゆわんがま)にて

えーと、次回も3月のフツーの海です。ヨロシク。


2006年3月20日 大和村湯湾釜(ゆわんがま)にて

あとなんだっけ?
まぁいいや

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本茶峠散歩 八

2009年04月06日 00時44分15秒 | 南方単車旅案内
本茶峠散歩 七よりつづく。

本茶峠の龍郷町側を下っている。





10月半ば(7枚目までの写真は'06年10月15日撮影)の路傍には秋の花が咲く。



緑の勢いはまだ旺盛だが、路面には落ち葉が積み重なる。



山肌の緑の中にも、水彩絵の具を落としたような暗紅色がコントラストを見せる。



リュウキュウマツの大木にシラタマカズラが絡み付く。
白い珠状のものは実。秋から冬にこの白い実が実る。



イイギリの実が赤く色付いている。
この赤い実は、真冬頃まで見ることができる。





山肌を流れ落ちる小さな滝とすこし大きめの滝。
夏場は、この流れを見て涼を取るのが、この峠道での楽しみのひとつ。



今は朽ちた旧道は、この滝の近くを通っていたことだろう。
奄美にて幾つもの傑作を残した田中一村も、この滝で涼を取ったのかもしれない。



この40mほど続くヒカンザクラの並木道、奄美の花見の最人気のポイントである。
しかし、花の季節を過ぎれば、もはや人影はない。





坂を下りきれば、大勝(おおがち)集落。
人気のある黒糖焼酎『長雲』は、この大勝集落で製造されている。
最後に余談だが、実際の長雲峠は、ここからすこし離れた所にあるのだが、長雲という固有名詞自体が島唄のひと節であることなど、龍郷町を象徴するキーワードである。
黒糖焼酎『長雲』という命名は、『龍郷を代表する酒』というプライドからのものであろう。

つづく


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3月のフツーの海 ii

2009年04月01日 01時09分52秒 | 奄美のフツーの海
はいはい、判ってますよ。
もう暦は4月だって言いたいんでしょ。
よく判ってますよ。
でもね、キーボードを叩いてる今は、まだ3月31日なんです。
そこはひとつご理解いただきたいと、ちょいと目をつぶっていただきたいと、どうせ大勢に影響ないでしょ、とお願いしてるんですよ。


2006年3月19日 奄美市住用町市(いち)にて

さて、以前の予告通り、今回も数字とグラフのワケ判んない話です。
どうせホトンドの方は写真だけ眺めて終りでしょうが、いいんです、好きでやってんですから。放っといてチョーダイ。


2006年3月19日 瀬戸内町嘉徳(かとく)にて

そんじゃ、グラフを見たい人だけコチラをクリックしてください。
1900年から2008年までの、毎年の降雨量気温日照時間を1枚のグラフに纏めたものです。
いつもの通り、横軸は年を表していますが、それぞれ1900を足してください。
ただし、以下の2点に注意して見てください。
一、グラフを見易くするために、降雨量は半分、気温は100倍として反映されてます。
二、名瀬測候所の機器の故障によるものか、1944年、1945年の日照時間のデータの一部に空白があるため、全てのデータから1944年、1945年の部分を抜いています。


2006年3月19日 瀬戸内町節子(せっこ)にて

気温は、1960年代後半から、凹凸を繰り返しながらも、長期的にはゆっくりと上昇しています。
降雨量は激しい上下を繰り返していたのが、1998年を境に最近は変動が小さくなっています。
日照時間は、1971年と1977年の小さなピークの後は、こちらも変動幅を減らしつつ下降線を描き、1999年と2000年で底を打ったのか、小さく上昇しているように見えます。
とはいえそれが1986年以前の水準に達していないことは、以前指摘した通りです。


2006年3月19日 瀬戸内町節子(せっこ)にて

続きましては、コチラをクリックしてください。
10年ごとの平均値を表した、ヒジョーに単純なグラフですね。
線は降雨量気温日照時間です。
平均化によってグラフの上下の幅が小さくなったので、降雨量は1.9で割り、気温は、ちょっとややこしいのですが、三乗してから6で割り算して反映されてます。そうしないと平べったくなっちゃいますから。
ナニ? なんで気温気温になったか?
気分です。たんに、そういう気分だったから。


2006年3月19日 瀬戸内町節子(せっこ)にて

こうしてあらためて10年単位のグラフを見ると、不思議な思いがします。
1960年代を境に気温は一方的に上昇を続け、日照時間はひたむきに下降線を辿っています。
降雨量は10年ごとに上下動を繰り返していますが、それ以前と較べて明らかに低い数値なのです。


2006年3月19日 瀬戸内町網野子(あみのこ)にて

『最後のまとめ』なんて以前に記しましたが、とてもオレなんかにまとめられるものではありませんな。
なんだかよく判らないハナシになってしまいましたが、数字とグラフの話は、とりあえずココマデ。

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