11月2日、奄美大島を、またも記録的な豪雨が襲いました。
5人もの人命を奪いった2010年10月20日の豪雨、復旧中の各地に打撃を与えた他、またしても尊い犠牲を出し、ついでにオレまでプチ難民にした2011年9月26日の豪雨、そして三度目がこの11月2日でした。
島の南部の瀬戸内町では、気象庁の『歴代全国ランキング』の時間当たりの降水量で9位にランクインする(2011年11月現在)1時間143.5mmの壮絶な雨に、各所で生活インフラが崩壊してしまいました。
床上浸水などの状況については、地元新聞の報道をご参照ください。
とりあえず幹線道路が復旧した11月6日、「どうせ野次馬」と謗られることも覚悟の上で、瀬戸内町社会福祉協議会(以下、社協)が募った災害ボランティアに参加してきました。
朝8時半に瀬戸内町役場隣の社協の建物に、お弁当を持って集合、ということでなんとか送れず到着したものの、ボランティア登録を済ませて、「しばらくお待ちください」で1時間ほど経過。
社協の人たちがばたばたしてるな、と思ったら、2台用意したボランティア搬送バスのうち、一台がパンクして動けなくなったんだと。
また日曜日というのが災いして、小さな町の自動車修理工場はどこに電話しても連絡が取れず、替わりのバスも手配できない、という八方塞がり状態。
オレも若い頃から変なことばかりしてきたから「これ以上悪くならないだろうという以上に悪化することを想定しないとダメ」なんてヘーキで説教してたけど、これは確かにアタマを抱えるわなぁ。
ようやく回送されて来たバスに乗って蘇刈集落へ。

バスの中でいろいろ説明してくれたタモツさん

て、昨日の商店街祭りで歌ってた人

によく似てますね。
ご兄弟でしょうか。
蘇刈集落に至る県道が、崩れた土砂で埋もれています。
本来の舗装道路は、この仮の道路のおよそ5m下に埋もれています。

作業中に地元のお婆さんから聞いた話では、遥か山の上から崩れた土砂が小さな川を堰き止めて、集落を泥水で覆ったのだそうです。

朝からぐずついた天気でしたが、作業に掛かる頃から晴れてきました。
古仁屋の最高気温は28.3度という強烈な暑さ。
作業しながら、何リットルの水を飲んだだろう。
お昼は海岸で、各自で用意したお弁当を食べました。

ピクニックみたいって言ったら「不謹慎!」て怒られそうだけど。
ボランティアの作業は午後3時半で終了。
いちおう各家庭からゴミを出し、泥をかき出し、粗大ゴミを分別して・・・の途中まではできたので、まぁいくらか力にはなれたんじゃない?と自己満足。
まだまだ作業はたくさんありそうで、ちょっとだけ後ろ髪引かれる思いで社協の車に乗って古仁屋へ戻ります。

手足を消毒して、豚汁をいただいて帰りました。
かなり汗をかいていたので、しょっぱい味が嬉しかった。

追記:
瀬戸内町では11月2日に発生した豪雨災害の義援金を募っております。
振込口座についてはこちらをご参照ください。
5人もの人命を奪いった2010年10月20日の豪雨、復旧中の各地に打撃を与えた他、またしても尊い犠牲を出し、ついでにオレまでプチ難民にした2011年9月26日の豪雨、そして三度目がこの11月2日でした。
島の南部の瀬戸内町では、気象庁の『歴代全国ランキング』の時間当たりの降水量で9位にランクインする(2011年11月現在)1時間143.5mmの壮絶な雨に、各所で生活インフラが崩壊してしまいました。
床上浸水などの状況については、地元新聞の報道をご参照ください。
とりあえず幹線道路が復旧した11月6日、「どうせ野次馬」と謗られることも覚悟の上で、瀬戸内町社会福祉協議会(以下、社協)が募った災害ボランティアに参加してきました。
朝8時半に瀬戸内町役場隣の社協の建物に、お弁当を持って集合、ということでなんとか送れず到着したものの、ボランティア登録を済ませて、「しばらくお待ちください」で1時間ほど経過。
社協の人たちがばたばたしてるな、と思ったら、2台用意したボランティア搬送バスのうち、一台がパンクして動けなくなったんだと。
また日曜日というのが災いして、小さな町の自動車修理工場はどこに電話しても連絡が取れず、替わりのバスも手配できない、という八方塞がり状態。
オレも若い頃から変なことばかりしてきたから「これ以上悪くならないだろうという以上に悪化することを想定しないとダメ」なんてヘーキで説教してたけど、これは確かにアタマを抱えるわなぁ。
ようやく回送されて来たバスに乗って蘇刈集落へ。

バスの中でいろいろ説明してくれたタモツさん

て、昨日の商店街祭りで歌ってた人

によく似てますね。
ご兄弟でしょうか。
蘇刈集落に至る県道が、崩れた土砂で埋もれています。
本来の舗装道路は、この仮の道路のおよそ5m下に埋もれています。

作業中に地元のお婆さんから聞いた話では、遥か山の上から崩れた土砂が小さな川を堰き止めて、集落を泥水で覆ったのだそうです。

朝からぐずついた天気でしたが、作業に掛かる頃から晴れてきました。
古仁屋の最高気温は28.3度という強烈な暑さ。
作業しながら、何リットルの水を飲んだだろう。
お昼は海岸で、各自で用意したお弁当を食べました。

ピクニックみたいって言ったら「不謹慎!」て怒られそうだけど。
ボランティアの作業は午後3時半で終了。
いちおう各家庭からゴミを出し、泥をかき出し、粗大ゴミを分別して・・・の途中まではできたので、まぁいくらか力にはなれたんじゃない?と自己満足。
まだまだ作業はたくさんありそうで、ちょっとだけ後ろ髪引かれる思いで社協の車に乗って古仁屋へ戻ります。

手足を消毒して、豚汁をいただいて帰りました。
かなり汗をかいていたので、しょっぱい味が嬉しかった。

追記:
瀬戸内町では11月2日に発生した豪雨災害の義援金を募っております。
振込口座についてはこちらをご参照ください。