美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

大神ファーム バラ園

2023年05月17日 | 美しい大分




大分県日出町 大神ファーム
バラに浸りたくて今日も出かけました。







広い園内、まず迎えてくれたケシの種類の鮮やかな色。











「バレリーナ」 一重咲きの可愛い花です。

以前来た時に見つけていた、この花に似ているけれど、もう少し白っぽい一重咲き「モーツァルト」と言う花は見つけられず残念でした。
赤い一重の「マザーズデイ」もわからなかった。










無数の様に育てられているバラの中で
黄色や、オレンジ色のバラが特に美しく感じられたのは…丁度見頃だった為かしら?











バラの他にも又無数の花木植物たちが育てられてています。



なんていう花なんだろう?
美しい色と形❣️








新芽がチョコレート色のグラデーション
ミモザ。




青い空に鮮やかな黄色の花…なんだけど
キングサリ



シャクナゲ




ネグンドカエデ ピンクの新芽はすっかり若葉色に。



みんなテッセン(クレマチス)。






カフェテラスのそばに
柱に沿って立ち上がる素晴らしい姿。
紫っぽい花芯はだんだん白へ。
気品高く美しい。






大神ファームを訪れて、
意外だったけど楽しい話題!



高い木や、空を見上げるのは私の癖?で、

靄っているけど雲のない空
割と頭上近くに2羽のトンビが舞っていました…そう思ったのですが。
でも、お腹や羽が何だか白っぽい!
えー?突然変異?しかも2羽とも‼︎

トビじゃないんじゃない? 
友人と、カラスやサギや、、、と鳥の名前を挙げては問答をしていました。
そこへファームの親切なお兄さんが通りかかり笑いながら、「あれはミサゴですよ」
へー!
そうなんだ‼︎感激‼︎
初めて見ました。
海岸の岩場などに営巣する猛禽類です。見間違えたトンビなどと言わば仲間。
さらにお兄さん、
「(有名な)航空機オスプレイは、飛ぶ姿が似ているので、ミサゴの英名オスプレイが元になったんですよ」と教えてくれました。


そうしているうちにだんだん遠ざかってやっと1羽写真に写ってくれました。
遠い! 飛行機雲がオマケ😅。


この話題は、
とても面白く楽しかったです。






大変な暑さの一日でした。
大神ファームはミサゴが見られるほど海岸のすぐそばで、木立の間を通り冷たく心地よい風が流れてくる場所もあります。

もっと居たい心持ちを残して
大神ファームを後にしました。



帰り
遅いお昼の後に
マンゴーの黄色に誘われたデザートで
お腹いっぱいになった事もちょっと記録しときます^ ^。


















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バラを訪ねて

2023年05月16日 | 四季の草木花





今年も心が踊るバラの季節を迎えました。


毎年、美しい庭を見せて頂くSさん宅にお邪魔です。


















花芯が濃いピンク、外に向けてクリーム色のたくさんの花びら。私にとってはバラへの憧れの最高峰♡。





庭は、バラだけでなくテッセン、アジサイ
多肉植物…選び抜かれた無数の草花が、愛情を注がれ大切に育てられています。
満開のオキザリス。見上げるとほとんど花が終わった柑橘類も。




右手真ん中は、Sさんの庭のアイスバーグ
見上げる高さに成長しています。







暖かい季節になり、
多肉植物もモリモリ元気で美しいです。












さらに、
帰り際Sさんのお知り合いの方の
バラの庭に案内して下さいました。

表紙画像も、そちらのお宅に茂るバラです。



バラは午前中により強い芳香を放つとか。
…もう、夕暮れ時なのに
良い香りに包まれます。
「クリムゾン・グローリー」ダマスク香




何故か、白っぽい花をたくさん撮っていました。アイスバーグは蔓性と木立性?二種類育てているそうです。





門柱を覆う様にバラ。
こちらは特に多花の種類で、雨に濡れたりすると多数の花が雨水を吸って少々の支柱では耐えられない程重くなってしまいます💦。

ご主人の苦労が伺えます。








限られた庭を薔薇の園の様に造り、

バラのトンネルの向こうに立つ人が見えます😊。




ながい一日バラに触れて過ごすことができました。Sさんから頂いたプレゼントの様で感謝です。

最後に


柔らかく煮えたじゃがいも!肉じゃがが絶品でしたご馳走様です。










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ミヤマキリシマ ( 日出町 経塚山 )

2023年05月09日 | 美しい大分



「経塚山(きょうづかやま)」
日出町にある標高610mの低山ですが、
ミヤマキリシマの開花の便りを聞き
出かけました(5月9日)。












美しくよく咲いていました。


誰でもが気軽にはその地を踏めない高山にしか咲かないミヤマキリシマ。
そんな感覚を持っていて、この花を目にする事は難しいと長らく思っていたのです。



ところが、ここは標高610m。
車で登って来て、ほんの数分歩けば自生地です。









振り向けば、
遠く霞んで左手に高崎山、右手遥かに由布岳も見えます。







このところの雨で
空気は湿っているのか海から空は靄がたちこめています。

それでも、つつじの花と周りの自然で
心も体もリラックスして心地よいです。






経塚山の案内立札には、
ここの花の、色の多さが記されています。
濃い赤紫からオレンジ色っぽいものも含めて紅、うすピンク、白色と14種にも分類されるそうです


表紙画像は、3色の色の連なりが丁度はっきり写っていました。

そして、
写真の花たちを集めてみました。




けれど、
案内にある白い花は見かけることが出来ませんでした。













形よく仕立てた盆栽の様な木がありました。すてきです♡。





所々に、枯れた木もあります。
それらをよく見ると、
小さい小枝がレースの様に細かく細かく広がっているのがわかります。
ここまで分岐してその先に無数の花を咲かせるのか!と感激します。





美しい写真ではないけど、
地面を見ると花がたくさん形のまま落ちています。おそらく小さな鳥たちでしょうか?
密を吸うためについばんだのでしょう。




経塚山山頂のミヤマキリシマ自生地は
大きいゴロっとした岩🪨が沢山あり、
岩の間にわずかな土がたまっているような場所です。

一緒に行った友人と、
なぜこの経塚山にミヤマキリシマが自生しているのかを話し合いました。
霧島連山、久住連山、鶴見岳などに群生しているけれど、なぜ610mの、山頂以外のまわりは緑あふれる経塚山に?


帰宅して
ミヤマキリシマの自生地などを調べていて
「火山活動で生態系が攪乱された山肌で優先種として存在できる」と言う旨の説明がありました。
すごく納得しました。
ここは、火山だったんだ‼︎。






出会った野の花と、おやつ。





ところでミヤマキリシマ
言うまでもなく
宮崎県から鹿児島県にまたがる霧島連山で多くみられる花、ツツジです。
坂本龍馬が霧島を旅した折、姉宛の手紙に「霧島つつじ」がたくさん咲いている旨のくだりがあったそうです。
時は流れ、牧野富太郎がこれ又霧島を旅した折、「深い山に咲く霧島つつじ」から私たちの知る「深山霧島ーミヤマキリシマ」と名付けました。



余談ですが、
その「霧島つつじ」
亡くなった、鹿児島県出身の西郷輝彦に「涙をありがとう」と言う歌があります。
歌詞に、
亡くなった兄の墓標に、♪「一人捧げる霧島つつじ」♪
龍馬が手紙に「霧島つつじ」と書いた事を知った瞬間私は「涙をありがとう」を思い出しました。…歳が知れますね😅。




経塚山を後にして、
山田湧水でお水を汲ませてもらい




美しい棚田や、
ザビエルの通った道を見て帰途につきました。


















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ラベンダー 『キャリコ』

2023年05月01日 | 季節の 草 木 花 (庭の植物を中心に)



ラベンダーの季節です。

数年前から育てている白っぽいラベンダー
残念な事にあまりきれいと思えなくて名前にも無頓着で今日までいました。





うさぎの耳に似た花びらの様なヒラヒラが付いて咲くので、

ラビットイヤーラベンダーとかで検索してみる事に。





緑のつぼみ、花か葉かわかりません。区別がつきません。





その前に、購入時のラベルを取ってあるはずと
探すと出て来ました。






ラベンダー キャリコ







今年は大変な数の花が咲きました。鉢から溢れ出ていました。
ホントは香りもあまり良くありません
(自分の好みに合わないだけかも…)

それで特大の鉢に無造作に植え込んで放りっぱなし。


疎まれながらもけなげに花をたくさんつけたので、刈り取りました。
ラベンダーと言うよりローズマリーの様な強い香りなのです。



このうさぎの耳の様な花つけるラベンダー
フレンチラベンダーです。

うさぎの耳の様な…、
これは葉なのだそうです。
元々茎についている葉とは形状が違うのですが、よく見るとなるほど、葉脈のような筋があります。


うちの庭にもう一種類





つぼみがほのかにピンクめいた、
ラビットイヤーラベンダー …いつ買って来たか、なんでここにあるのかも覚えていない…それで愛しさが増してます^ ^。

固有の名前はわかりません。






これです。
つぼみの頃はピンクがほのかにとても可愛いく、咲く程にローズ色が深くなりました。
いわゆるラベンダーの良い香りもします。
同じフレンチラベンダーなのに不思議です。

その向こうがキャリコ。こちらは
特大鉢を剪定した穂先を差して簡単に根付き大きくなりました💦。



他のラベンダーたちも咲いて来ます。



キャリコは、かまってやらない分、
鉢底から根を伸ばし、も早特大鉢を動かす事はできません。


そんな株ですが、
2、3日中に丸く形よく剪定して
来年の花を待ちましょう^ ^。











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