美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

門司港レトロ散歩

2018年05月31日 | 日記
JR九州、鹿児島本線の起点である門司港駅。
その周辺に広がる門司港レトロを少し歩いてみました。


旧大阪商船。オレンジ色のストライプの外壁が印象的です。
建物の中はギャラリーやショップが入っていますが、一部 大阪商船門司支店で使われていた木造の頑丈な金庫や当時の落ち着きのある木製椅子がのこされています。


金庫はダイヤルを回して開けて良いとか。
どなたかが挑戦していました。


.


門司港駅、重要文化財である木造の駅舎は今工事中でした。
駅機能だけを新駅舎に移すそうです。



改札口からホームを見る。
下は旅立ちの鐘


お手洗いの水まわりは昔のまま保存され今でも使えます。
「帰り水」と呼ばれる左手の水道は大正初期に設置されて以来海外からの帰国や、終戦で引き揚げてきた人たちが安堵の思いで、喉を潤したそうです。




旧門司税関と、その後ろにマンション、レトロハイマート。31階に門司港レトロ展望台がありゆっくりできます。


旧門司税関の高い天井。オブジェが飾られていたり展望室もあります。





昼食のフグのステーキ定食を頂いた旧三井倶楽部。

2階には、あのアインシュタインが宿泊したと言うメモリアルホールや、林芙美子記念室があります。



白色の大理石、黒い鉄、ブルーの模様のタイル
アールヌーボー風の壁紙。
美しい暖炉です。








最後に、山九株式会社本社。
門司港レトロに調和した落ち着いた建物でした。

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ドクダミ

2018年05月30日 | 季節の 草 木 花 (庭の植物を中心に)
嫌われがちな植物なのだけど、
ドクダミ茶が作りたくて前に住んでいた家から
ちょっとだけ持ってきて植えた。

今日はちょうど花がきれいだったので収穫してみた。わずか6本。



お茶にするには花の咲いている頃が良いと聞いたので、とりあえず乾燥させてお茶にし頂くつもり。





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病院

2018年05月29日 | 母さんと暮らして
数日前 転んで痛がっているというので再度病院へ連れて行く。
思わぬ2時間休診との事で母と2人の時間ができた。

痛みもあってか、やはり言うことはネガティブな言葉が多い。しかも全体うつろ。
いつもならデイサービスに行っている時間だが、
うとうとと眠る。

かねてから、申し込んでいる特別養護老人ホームの「順番が近づいた」と2回目の連絡を頂いたけどまだ入居可の連絡は無く、
早く 落ち着いたところに入れてあげたいと願う。




ベランダに出ると、遠くに黄色い花が咲いていて
教えると指差して「きれいだ」と言う。
しばし、頭、活性‼︎
オオキンケイギク。特定外来生物。
今日だけは
母を慰めてくれてありがとうと言いたい。



小さいドーナツのおやつを頂いて(食欲も少し落ちているとの事)
もう一度病院へ行きましょう。

…やっぱり骨折しているのかなあ、、、。

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吉野ヶ里遺跡

2018年05月27日 | 日記
佐賀県吉野ケ里町周辺に広がる、700年間続いた弥生時代の環濠集落跡
吉野ヶ里遺跡です。
「魏志倭人伝に書かれている卑弥呼の集落と同じ作り」等の報道で全国的に大変な注目を集め
九州人である私もなにか、とても誇りに思っていました。




集落の入口に設けられた門。門の上に木製の鳥が付けられています。
朝鮮半島でもこうした鳥が門に付けられていたものがあるそうです。





集落を取り囲み巡らされている、濠と、柵。



主催殿。吉野ヶ里で一番大きい建物のようです。
ここで、政治的な会議 決定や、さらに上の階に巫女が神のお告げを授かる間などがあります。


その場所を訪れると、しんと静まりかえり為政者側と、部族の長が張り詰めた様子で対峙しています。(当時を再現した人形でしたが…)


その上の階で、鏡や刀剣、採れたばかりの稲穂を捧げ、巫女(ふじょ=最高司祭者)が神がかりを受けようとしています。




吉野ヶ里集落の中で一番重要で神聖なな場所の
北内郭にある主催殿は威風堂々と遠くからも見える大きさです。



木の鳥が飾られた主催殿の屋根、
物見櫓の屋根内側。


北墳丘墓と言う、高貴な人が埋葬された墳丘にある甕棺の展示。




弥生の人々が身につけていた、衣服、布、糸。
言葉では知っていましたが、「カラムシ」植物の名前でこの茎から繊維を取っていたという事です。カラムシはどこにでも見られる草。
朝鮮半島の手芸ポジャギにも登場してくるワードでした。
蚕からマユを取ることも勿論ありました。




吉野ヶ里の体験プログラムの中に「組ひも」があり、好奇心をおさえられず行ってみました。
無理を言って短時間で挑戦。いっぱい間違えて形だけのストラップ。
思い出して自分でやってみたいです
(一応道具がいるのですが、手だけでも不可能では無いとか…)


曇りのち晴れの蒸し暑いお天気で、目の前クラクラ状態で歩きました。
東京ドーム何十個分か??という広さ。遺跡内を小型のシャトルバスが走っていますが、それでも暑さの中歩くのは大変でした。
北入口ゲートでは、熱中症予防の為日傘などの貸し出しもあるそうです。

吉野ヶ里遺跡は国営公園に加えて、県立公園地域がプラスされ、お子さん大人も楽しめる色々な野外施設があります。
1日では見終わらない、遊びきれない吉野ヶ里遺跡です。



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アートになった猫たち展

2018年05月25日 | 美術館
今や世はネコブーム。
かく言う私も、猫を身近において、柔らかな毛肌に触れながら生活したいなぁと、願う一人ですが。

大分市美術館でも、4年前、「ねこ歩き」岩合光昭写真展 を開催し、人気を博しました。
今回又 猫にまつわる展覧会「アートになった猫たち展」を開催しています。
近代絵画、浮世絵の蒐集家、中右 瑛氏によるコレクションを中心にした巡回展で、およそ200点の浮世絵、絵画、立体物の作品を選び展示しています。



なんだ〜 浮世絵かー⁈(すみません)
私個人的にはそんな感じもありました。ネコの絵画の展覧会を漠然と思っていたから。
確かに、愛くるしいネコの姿は一見 浮世絵にはみられません。
しかし、段々に面白かった。面白くなって行きました。

パンフレットに使われている、美人に抱き寄せられているネコ。タイトルが「風俗三十二相 うるさそう」です。
美人に必要以上にかわいがられ構われすぎて、ネコがうるさそうにしていると言うもの。でもネコはまんざらでも無い顔をしている…
この時代だしゃれも大流行りで、三十二相とうるさそうをかけたりしているそうです。

こんなお話が、実は美術館の職員の方による展示解説で聞くことができるのです。
(展示解説は会期中 水曜日、午後2時から)



パンフレットに登場しているネコたちはどの絵の中か?…探したり。







有名な絵を見つけたり


あの、八代亜紀さんの油絵のネコちゃん(2作品展示されています)はそれは愛らしく可愛かったです。
「ちゃん」をつけたくなる程。


この子も愛らしいね、、、。


『美人に寄り添う猫、子供とたわむれる猫、着物を着る擬人猫、はたまた化け猫も。
現代ア-ト、近代絵画、江戸から明治の浮世絵、そして立体作品、200匹の猫たちによる喜怒哀楽をお楽しみ下さい。(展覧会案内より抜粋)』

(写真は展覧会パンフレットに掲載しているものです)

     ・

    「アートになった猫たち展」
     大分市美術館
     7月1日まで


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