大分に住んでいると
坂の街別府の背後に、
なだらかに続く扇山は、行けるものなら行ってみたい憧れの場所です。
扇山に桜が咲いていると言うことで
この時期誘ってもらい行って来ました。
大分から向かうと
別府の街に入る前にもう見えて来ます。
扇を逆さまに開いた様な三角形。
野焼き前の扇山は茅が枯れた薄い黄土色。
今日はずいぶん早い満開を迎えた桜を訪ねて
扇山を始めあちこちを巡りました。
まず、
別府、南立石公園。
桜満開、ミツバツツジが鮮やかです。
水辺にの白い小花。
お目当ての枝垂れ桜は少し木が傷んだのか花が無くて残念。
・
さあ扇山に。
桜満開。
扇山からの別府湾の見晴らしはさぞかし♡
と、期待しましたが滅多に無い深い黄砂です。
とは言え、
扇山はステキ❣️
桜は、野焼きの防火帯の下の方に植えられています。
茅丈は短く揃い本当にきれいです。
桜。植栽されたソメイヨシノ
元々あった山桜も所々に。
これはなんの花?
下はアケビかも…?
・
そのあと
城島高原のコブシを期待しましたが
花は終わっていました。
城島高原近くの高台で、同行の仲間とお昼を済ませ、
折角なので安楽寺の枝垂れ桜を観に。
やはり花は終わっています。
それでもこの勇姿には感動します。
長い年月を生きてきた木です。
・
帰途につきます。
かって、
九州横断道路、やまなみハイウェイ
と呼ばれていた山間の坂道を、別府ロープウェイ駅まで下り、
駅の下の庭園をめぐるのが私達が出かける時のいつものコース。
何分かおきに運行するロープウェイの車体を頭上に見つけるとやはりみんなはしゃぎます。
庭園には
初めて見た時みんなで驚いたハナスオウ❗️
花がたくさんついているのはわかりますが、
ここの木は幹にモリモリと鮮やかな花‼️
丸く手毬状に咲いています。
サンシュユと、日向ミズキの花。
サンシュユは、秋、グミのような真っ赤な実をつけます。
枝垂れ桜の花は小花でかわいい。
ロープウェイの下の山桜。
*
国道沿いの
ウミネコザクラにも寄って帰りました。
一般の桜より少し遅いこのウミネコザクラ。(豆桜と大島桜の交配、 600本植樹、 海風にも強いとのこと)
もう満開過ぎの様な。
真っ白い花も、やや赤みがかってきています。
今年も、大好き、清楚なウミネコザクラをみることもできて良かったー♡。
黄砂の降る中
お疲れ様でした^ ^。
誘ってくれてありがとう。
♪♪♪
〈余談〉
以前ロープウェイ駅に秋に来た時、
赤い実がサンシュユと言う木だと知った。
当然思ったのは 宮崎県の民謡。
ひえつき節
♪庭のサンシュの木 なる鈴掛けて
鈴の鳴る時は出ておじゃれ
出ておじゃれよ♪ …あってるかな?
サンシュの木とはこの木の事だったのかと!
でも、違うらしい。
そもそも暖かい宮崎県にはサンシュユが育たない。
又、当地では山椒の木に鈴をつるして福を祈るような慣わしがあったとかも。
そんな訳でサンショウがなまって
サンシューとなったと言う考え方のよう。
〜なるほど…〜!
(2018.11.11の別府ロープウェイにもちょっと書いてた)
・・