暇な月日をだらだらと・・・・・爺々放談   Since 2009.01.01

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思うこと・・・

2013年06月15日 17時48分04秒 | つれづれ日記
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麦の刈入れ

岡崎市近郊では 「麦の刈入れ」が始まっている

オルセー美術館所蔵の 「落穂拾い」                              山梨県立美術館所蔵の 「落穂拾い 夏」


中学生の頃、美術(図工)の先生が私らに『この絵の季節はいつか?』と 聞いてきたことがある
私は答えた記憶は無いが 先生は「季節は夏だ」と話してくれた

私は、てっきりだと思っていた。
全体が暗く、落葉を思わせる色使い 哀愁を漂わせる内容・・・とても夏には思えなかった

先生は、『ヨーロッパでは稲作は殆ど行われず、主食は だから夏なのだ
   日本でも「麦秋」と言う言葉があり 「夏」を意味している』 
と 教えてくれた
(そこで 社会科の 二毛作の麦は秋に種をまき夏の前に刈り入れる などと知識がつながったのを覚えている その頃から結構バカだった)

また、キリスト教の
落ちた穂は貧しい者やよその国から来た者のために残しておきなさい と言う教えがありその人達が拾っているのだ、と教えてくれた

高校の美術の先生の記憶は乏しいが・・・
中学の美術の先生の 背が高く、細身で、眼鏡の奥の細くて優しい目 私の彫刻の彫りをほめてくれた 
そんな事が この時期の 刈り取りを見ると思い出される

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