暇な月日をだらだらと・・・・・爺々放談   Since 2009.01.01

  日々の生活の一部、散歩などをコラム風に
       ~ my winding road ~

梅雨の季節は、まだまだ続く

2012年07月12日 19時15分19秒 | つれづれ日記
 キタダケソウ (北岳草)


昨日から降り始めた雨、富士山にも傘雲がかかっていて関東地方にもじきに「雨が降りますよ~」と教えてくれていた


昨日の朝は真夏のような空と雲が現れていたのだが・・・


じわり、じわりと梅雨前線の「はじっこ」が攻め込んできた (南下中の前線の最先端だと思う)


数ミリ程度だが、雨も音を立てて降り始めた


そして今日、
今日は、仕事が少ないからと・・・有給休暇を取った・・・本当は取らされたのだ ・・
こんな時に限って・・・雨で外に出れない。
テレビは国会中継など・・・見たくもない(何故なら、ダラダラとした時間が多すぎるから)
しょうがないから、梅雨前線の動きを 今日一日「のほほ~ん」と眺めた。(梅雨明け時期も気になりだしたので 

ジェット気流 : さほど速い流れは見当たらず。
偏西風  : 北海道南部を通過中
高気圧 : シベリア高気圧/樺太付近に、小笠原高気圧/太平洋沖を中心に張り出し中
低気圧 : 北京→朝鮮半島→北海道のルートをゆっくりと進んでいる。
梅雨前線 : 日本の上空を南下中

いつもなら、シベリア高気圧はもう少し西側に、太平洋高気圧はもう少し南側に中心を持ち、その間を低気圧が通り過ぎていくのだが、
この状態では、一気に「梅雨明け宣言」など出来る筈がない、あと一週間は軽くかかりそうな気圧配置だ。

大好きな、「ごちゃごちゃ」と色々な要素が書き込まれた天気図    偏西風の流れと シベリア高気圧(青)、太平洋高気圧(赤)
 

今年は北太平洋でせめぎあっているために、低気圧がすんなりと東へ抜けられず、日本付近で停滞気味になっている
低気圧は南方の暖かい湿った空気(湿舌)が流れ込んで山脈にぶっつかり上昇気流に乗り雨雲を作り、同じ場所で大雨を降らせている

被害が出ている熊本県白川流域、緑川と同じく阿蘇山南東部の雨を集めて流れている
この白川、阿蘇にカルデラ湖があった頃 湖の東端が崩壊、熊本側に流れ出し肥沃な土地を作り出した・・・その後を流れている。
また、阿蘇山東部の雨は竹田市近辺で大野川に流れ込み、大分市内を流れていく。竹田市も被害が大きい。
瀧廉太郎が曲を構想したとされる岡城址で有名な町だ。

6時間で500mm以上の集中豪雨にみまわれた阿蘇山カルデラ内の乙姫地区、白川の支流「黒川」が流れている。
内牧(うちのまき)温泉があり四十数年前、お世話になった場所だ。

この豪雨に
注意喚起として 初めて【これまでに経験したことのない雨】という言葉が使われた。

これは昨年、大きな災害が予測され避難勧告が発令されたのにも拘らず、大きな被害が起きてしまった教訓を踏まえて
みんなにより判り易く発表すると言う事で今回初めて使用された表現なのだ。
ここら辺では、たぶん名古屋気象台が【東海豪雨なみ】と云う言葉を使うと思われる。

被害の出ている阿蘇地方


 あと2週間で木曽の御嶽山】に行く予定なのだが・・・
梅雨は開けるのだろうか 

海水温は、平年と同じ(エルニーニョもラニーニャも現れていない)  今年の秋口には、エルニーニョ現象が始まる・・・らしい
梅雨の平年時の期間は45日・・・違ったかな???
東海地方が入梅したのは6/8 それから45日を足すと・・・7/23・・・平年ならではの話  

 

私等が山から降りて来たときに梅雨が開けた確率・・・これも結構高い 
出発日は決まっているだけに、これから期待と不安?が交錯し始める








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