暇な月日をだらだらと・・・・・爺々放談   Since 2009.01.01

  日々の生活の一部、散歩などをコラム風に
       ~ my winding road ~

降着・・・・

2010年11月28日 19時07分44秒 | 競馬
 ジャパンカップ 回顧だ!     反省点?は・・・抑えててよかった・・・

逃げ馬不在のこのレース、多くの人は16番フィフティープルーが逃げると言っていたが
私の予想通り、包まれるのが嫌な4番シンゲンの逃げで始まった

レースは平均ペース 戦前から予想されていた直線勝負の様相 3・4番手に皐月賞・ダービー馬が 位置を取る

6番ローズキングダムと16番ブエナビスタは 先団後方および中段後方の位置  


レース途中は淡々と流れ 直線に入る

直線あと25秒の攻防
さすが東京後者シンゲン、まだまだ粘っているが 新鋭3歳馬が伸びてくる。ブエナビスタも早めに大外から仕掛ける


ローズキングダムに馬体を合わせ、一緒に坂を駆け上がるブエナビスタ   前にはダービー馬エイシンフラッシュが


10番エイシンフラッシュも前のヴィクトワールピサを避けるため外に出し始める。

この直後ローズキングダムが不利を受けるのだが、残念ながらこのVTRでは写っていなかった。

完全にはさまれたローズキングダム(赤帽)


姿勢を立直し、再スピードアップするも、もうブエナビスタを逆転できる状況ではなくなっていた。


しかし、ヴィクトワールピサを交わした瞬発力はさすが連綿と続く【バラ一族の血】の成せる業だ。


スタート直後から点灯した【審議の青ランプ】

長い審議の末、2着に降着になったブエナビスタ、しかし強い内容の競馬だった。
レース中、他馬に寄せて馬にヤル気を起こさせるのも騎手の仕事。
馬場を斜めに走っても良いのだが他馬に迷惑をかけると審議の対象になったり
今回のように先着しても迷惑をかけた馬の着順の下の位置に降着となる。

今回の場合、ローズキングダムに並びかる事に関しては何ら問題は無かったのだが
ローズキングダムがブエナビスタと馬体が合って共に伸びかかっていたとき
左側から外側に出ようとしていたダービー馬と接触、直後に右からオークス馬にも接触され
さらに前には皐月賞馬ヴィクトワールピサがいて行き場所がなくなり、スピードダウンさせられてしまった。
その原因を作ってしまったのがローズキングダムに馬体を寄せたスミヨン騎手だ。

騎手が一旦ローズキングダムのブレーキをかけ、立て直し、再度スピードアップし、
ゴール直前にヴィクトワールピサを捕らえた時には既にブエナビスタはゴール板を過ぎていた。

優勝騎手は武豊、約20年ほど前に秋の天皇賞で1→18着に降着になった経験の持ち主。
圧倒的な一番人気 メジロマックィーンに騎乗
スタート地点は1・2コーナー途中、そのスタートで【斜行した】との判定だった。
ゴールした時、2着馬とは6馬身の差、圧倒的な強さだった。
その時の彼の迷言、
『スタート直後のカーブは団子になるのは当たり前、 コーナーを曲りきるまでセパレートコースにしろ!』と
(世間はこの馬は長距離馬と決めているが、私はこの馬はクラシックディスタンス最強馬と今も思っている)
その後、2コーナーへは少しでも緩やかに向かえるようにスタート地点が改善・変更された。

武豊騎手、今年初めてのGⅠ獲得、嬉しさ半分・モヤモヤ半分ってところか

 


今度こそ、スキッ!と勝って・・・と思っているかもしれないが
スピードが乗っている馬に、やむなくでも一旦ブレーキをかけ、再度スピードアップする
こんなレースをした時には次のレースに影響しやすい。 次走の有馬記念は要注意だ。
一杯一杯の競馬でなかったならば次走も買いなのだが・・・


コメント
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