石井誠二社長の教え

人を紹介すること、紹介してもらうこと、人に何かをお願いすること
「その恐さを常に忘れるな」というのが、石井誠二社長の教え。

大手居酒屋チェーンの創始者で、飲食業界では誰もが知っている経営のプロ。

フードビジネスカップでも、事あるごとに教えていただいており
経営について、勝負事について、学ぶことばかりの大先輩。

特に勝負事に対しては非常に厳しく、いつも泣かされていますが・・・。(笑)

その石井社長、基本、人を上手く使ってあわよくば、とは考えない。

というのも、他人のふんどしを利用したいと考えることは
「儲けよう」という気持ちが強く出ている考え方で
そんなことをしても結局は儲からないから。

ビジネスを考えるなら、そこは買ってもらう相手のことを考え
常に相手本位に買ってもらえるようになるために考え、動いていく。
その結果、買った相手が満足し、その代償としてさらなる買い手が現れ
それが売上につながり、結果、儲けられるようになるのだ、という。

そして、それでこそ、相手との信頼関係が生まれ、商売が広がっていく。

安易な人への依頼は、良いご縁の創造にはつながりにくい。
その関係を壊しやすいので、その恐さを忘れるな、というのだ。

僕はこれを守っていきたい。

特に、人材業界ではそれが重要で、できていない輩が多いので・・・。

企業と転職者、その他の関係者、満足してもらう相手が他面にわたるので
偽善の仮面は外れやすく、本来の利己的な儲け主義が顔を出しやすいからだろう。

僕は、石井誠二社長の教えを自分のものにして
オモンズを、藤田慎一という個を確固とした存在に成長させていく。

そのために、相手に対しては、常に誠心誠意、一期一会を努めていかなければ。